何だか、長く引っ張ってすみません。

結局、アフリカの近隣諸国にも日本にも帰らず、
この国でベストと言われるお医者様を信じて、

網膜に穴が開いている周りをレーザーで固める
手術を受けることにしました。

手術を受けます。と告げると、はい、じゃこちらでお金払ってね。

やはり、手術費も前払いです。

そう、こういう国はお金がなければ、病気を診てもらうこともましてや治療してもらうことはできないのです。
プライベートの病院ということもあるのでしょう。
前に聞きましたが、国が経営している病院は、病院とは言えず衛生面も劣悪という。

お金の支払いが終わると程なくして、アフリカ人のスタッフが、こちらへどうぞ、と
外来の診察を受ける場所ではない通路を歩いて
一旦外に出て、別の建物へと誘導。
この時は、主人に手を引かれている私。

車椅子でも登れるスロープが二階まで続いていて、そこを登り切ると鍵がかかったドアを開け電気をつけている。

えぇ?このお部屋最近使ったの?大丈夫??

何だかとても心臓がドキドキ。
緊張してきました。

娘も主人についてきて、その後の用事に行くかどうかソワソワ。

今から、今度は痛目止めの目薬を数回に渡ってさしていきます。

ここで、娘はタイムリミット。
ドライバーに頼んで連れて行ってもらった。

ママ、まだ私12歳なんだからね。
変にならないでね。まだ、先は長いよ。
だって。
はい、ママはきっと大丈夫!と送り出した。

数回目薬さしたのだけど、アフリカ人スタッフの人、私の目に上手に入れられない。

あの、肩まで流れてますが。
目に入ってない。
まぶたです。そこ。

3回目の点眼の時は、ほぼ感覚がなくなっていたので、本当に入っているのか本当に不安だった。
天井に顔向けて思いっきり目を開けてみたけど、
大丈夫、入っているよ。だって。。。

程なく、先ほどまで外来で診察していた先生が手術着を着て登場。
 
一気に緊張がマックス。

でも、健康管理員の方も主人も一緒に入ってくれて見守ってくれることに。
左目ははっきり見えていて、その先には健康管理員の方がこちらをずっと見ているから、なんだかはずかしい。

だって、斜め上を見て!
目は動かさないで!と言われ、一生懸命斜め上に目線を上げる。すると、なんだか口が変に開いてしまう。

きっと、すごくコミカルな表情だったに違いない。
顕微鏡の先みたいなのを目にはめられ、レーザーらしき光が的を決めようとしている。

緑色に変わったら、無痛で網膜に照射されているのがわかった。

あれ、それほど痛くない。
光を当てるときだけ摘んだときのような痛みが走る。でも、緊張でか反射的にか顔は後ろに避けようとする。

スタッフの人に頭をギュッと前に押されて、
早く、終わって〜〜〜。と
ひたすら耐える。動かないこと、斜め上を見つめるのがこんなにしんどいなんて。
 
やっと終わり、目が開いているのかどうなのかわからない感覚に。
また主人に手を引かれて、外来の診察室に戻り、再度、光を当てて目の中を覗き込む先生。

あれ、まだだな。
もう一回やろう!

えぇ、勘弁して〜〜〜。また〜〜〜〜〜???

でも、いい加減に終わって終了よりはいいかと、
また同じように通路を渡り、別棟の手術室へ。

2度目は比較的直ぐに終了。
でも、今回はさっきのアフリカ人のスタッフではなく、インド人に交代させられていた。

その後、今度は、また暗いお部屋に通され、
そこでお薬をもらうことに。

ここでも、まずお金。
はい、払いますとも。大丈夫。

次はきちんと付いたか見るために4週間後に来て!とのこと。
おお、4週間後と言えば、家族で飛行機に乗って旅行をする予定があるではないか。
絶対、絶対、それまでになんの問題もなく、
旅行にも行け、すっきりした気分で年がこせますように。

家に帰ってから、目を使っちゃいけないのに、
ネットで色々調べてしまった。網膜裂孔、網膜剥離。剥離になったときの手術は、麻酔が凄く痛いらしい。そして、手術自体なんだか凄く怖い。
もう、怖いとしか言いようがない。

あぁ、良かった。早期発見。しかもまだ穴が開いたところで、レーザー治療ができたのは不幸中の幸いだったんだ。

そして、何より、この国にこんな設備が導入されててなんと幸運なことか。

アフリカの僻地に住んでいる日本人の方で同じようになった方は6時間かけて車で南アフリカに行き手術をしたらしい。
6時間の間に剥離が進まなかったんだな。良かった。
と、いきなり言われていきなり聞かされた自分の目の病気。

あれよあれよという間に塞いでもらったけど。
でも、破れた組織は目の中を漂っていて、
まだ、普通にゆらゆらと動いて見えます。

今後、吸収されるか、というところらしい。
不便とは付き合っていくしかないのか〜〜。

と。


そして、なぜなったのか?

もちろん、加齢もある。老化現象??

でも、もしかして、我が家の暴れん坊のジャーマンシェパードの散歩の時にひどく暴走してしまい、身体が宙に舞い、頭と肩と腰骨を強打したのが数ヶ月前、未だに右肩は動かそうとすると激痛ですっかり五十肩らしき物になってしまっている。

もしかしたら、それもあったかなぁ、同じ右側だし。

でも、済んでしまったことは悔やんでも仕方が無い。今は、ただ、穴が無事塞がって、剥離しないことを祈るのみ。

そんなこんなの、先週土曜日の出来事でした。
お付き合いありがとうございました。