本の著者紹介の欄に詳しいことが書かれていなかったので、ネットで調べてみたら、72歳と思っていたよりも御高齢でビックリ。

 

朝起きてからの1日の過ごし方、心の持ちようが書かれていて、見た目よりも内面を磨きましょうという感じでしょうか。

 

内面を磨く、心にゆとりを持たせよう、家の中をすっきりきれいにして休日は家でゆっくり休めるようにしよう…など、共感できるところはあるけれども、実際にはなかなか難しい。

1人暮らしなら自分の好きなように家の中をアレンジできるし、きれいに保つこともできるけれども、家族がいるとそうはいきません。

イライラしたくはないけれど、旦那は汚すだけ汚して、きれいにするのは主婦の仕事と言って、旦那の汚した後を掃除して回る毎日。

「ここをちょっとこうしてくれると、あとの掃除が楽だから、こうしてほしいんだけど」と言っても、「なんで俺がそんなことをしなくちゃいけない!」とまったくやってくれません。

 

とてもじゃないけれど、著者の方のような優雅な生活、優雅に休日を過ごすなんて無理。

誰にでもチャンスはある、訪れたときにそれに気づいてチャンスをつかめるかどうか…とありますが、旦那に阻まれて手を伸ばすことすらできません。

私の人生は、今の旦那をパートナーに選んだ時点で、すべてのチャンスを棒に振った感じです。

 

それでも、今はやっと子供たちが独立して部屋が空いたので、息子の部屋を自分の部屋にして、少しずつ自分好みに変えています。

限られた予算の中で、できるところから少しずつ変えて、この部屋にいる時だけはゆっくり、リラックスできるようにしたいと思っています。
少なくとも、イライラしっぱなしなんて私も嫌ですし、一息つける場所と時間が欲しい。
 
著者の方のように、いつかイギリスやパリのカフェで優雅に過ごせる日が来るのを励みに、素敵な大人の女性を目指したいですね。