失敗を嫌がる発達障害グレーゾーンの子は、

 

人とのコミュニケーションが苦手だったり、

 

特有のこだわりがある

 

落ち着きがない

 

集中力がない

 

すぐかカッとなってしまったりと、

 

様々な特性や困り事がありますよね。

 

 

そのような困り事を抱えている子は、

 

小学校に上がる頃には、

 

自分は他の子の違うのかな? と思い始めます。

 

 

 

さらに、

 

注意が足りない

 

がまんが足りない

 

など、

 

周りから、自分の特性をわざとしているものだと捉えられて、

 

 

いつも注意されてばかり、

 

ということがあるかもしれません。

 

 

でも本当は、

 

「皆と同じにちゃんとできないこと」を

 

一番困っているのは、本人なんです。

 

 

 

それを理解されないことで、

 

どうぜ自分なんて...

 

と、自信を無くしてしまっているかもしれません。

 

「どうせぼく(わたし)は、ダメなんだ」

 

そんな、お子さんのネガティブ発言が気になることはありませんか?

 

 

発達障害グレーゾーンの子は、

 

コミュニケーションが苦手

 

特有のこだわりがある

 

落ち着きがない

 

集中力がない

 

すぐかカッとなってしまったりと、

 

様々な特性や困り事があります。

 

 

さらに、出来ないことに対して周りから注意されたり、

 

 

周りから、「大丈夫?」と心配され続けることで、

 

いつも心配されている自分を 

 

 「ぼく・わたしってダメなのかな?」と、不安に思ってしまいます。

 

不安が大きく自己肯定感が低いと、

 

脳が勝手に自分を守ることに精一杯になります。

 

そうなると、本来は行動してほしいのですが、行動できなくなります。

 

 

 行動しない選択が習慣になることで、

 

さらに、お子さんがこの先「やらない自分はダメだ」と

 

自己を否定する事にもつながってしまいます。

発達障害グレーゾーンの子が、ネガティブな記憶を手放すことで、

行動出来るようになる

 

では、どのようにすれば、

 

そのようなネガティブ記憶がジャマをしている発達障害グレーゾーンの子が、

 

行動を起こすことが出来るのでしょうか?

 

行動出来るかどうかは、

 

記憶が大きく影響をしているのです。

 

 

ここで⾔う記憶とは学習で使う記憶で はありません。

 

楽しい記憶や嬉しい記憶は脳が喜び脳が育ち、

 

⾃⼰肯定感が⾼くなりますし、

 

 

嫌な記憶・傷ついた記憶は脳の発達を邪魔し、

 

⾃⼰肯定感が低くなるということです。

 

 

お母さんの役割は、

 

子どもに自己肯定感を上げる感情の記憶を作ってあげればいい

 

ということになります。

 

 

特に発達障害グレーゾーンの、注意欠陥多動性障害(ADHD)や自閉症スペクトラム(ASD)傾向の子は、

 

ネガティブな記憶が残りやすいという脳の特性を持っているのです。

 

 

ですので尚更、ネガティブな記憶よりポジティブな記憶が残るように

 

してあげる必要があるのです!

 

 

行動を起こす原動力になる、記憶の種類は3種類あります。

 

➀体験記憶(体験に伴って起こった記憶)

 

やってみて面白かった、⼀⼈で準備ができた、お⼿伝いをしてママに褒められた!

 

というようなポジティブな記憶。

 

宿題をやらずに怒られた、学校でお友達とケンカした、

 

ママに「早くしなさい」と怒られたというのがネガティブな記憶。

 

 

➁感情記憶(物事に対して感じる気持ち)

 

 

⼩さな頃⽝に噛まれて怖いという感情が起こった。

 

だから、⽝=恐怖という感情で記憶している。

 

誕⽣⽇にみんなでお祝いしてもらって、幸せな感情が湧いた。

 

だから、誕⽣⽇= 楽しい・幸せという感情で記憶している。

 

 

➂言葉の記憶

 

私たちも記憶の中にも、

 

⾔われてうれしかった⾔葉・傷ついた⾔葉があると思います。

 

これが⾔葉の記憶です。

 

 

うれしい⾔葉をかけられたら、やる気になったり

 

またやってみよう!とポジティブな感情が湧いてきますね。

 

傷つく⾔葉をかけられたら、やる気をなくし、元気がなくなり、

 

その⼈のいうことに⽿を貸さなくなったりと、

 

ネガティブな感情になります。

 

 

記憶に残すなら、うれしい⾔葉・やる気になるような⾔葉の⽅を選びたいですよね︕

 

 

お母さんの言葉がけが、ネガティブ思考をポジティブな記憶に書き換え、行動を促します!

 

 

このように子どもの自己肯定感を上げ、行動を起こさせるためには、

 

子どもの記憶に嬉しい言葉・やる気になるような言葉

 

積み重ねていけばいいのです。

 

 

自己肯定感を上げるお母さんの声がけ

 

では、子どもの自己肯定感を上げ、行動を起こさせる声がけをご紹介します。

 

「どんな気持ち?」

 

「じゃあ、〇〇一緒にやってみる?」

 

「困ったね、一緒に考えてみようか」

 

など、子どもの気持ちに寄り添う言葉や、

 

 

「ありがとう︕助かるな!」

 

「かっこいいじゃん︕」

 

「すごいね〜!」

 

「楽しかったよ︕」

 

 ⾔われてうれしい⾔葉、子どもを褒めたり感謝する言葉

 

さらに、

 

「⼤丈夫!!あなたならできる!」

 

「いつもがんばってるね!」

 

「そんなこともできるの!」 

 

など、子どもを励ます言葉行動させてあげるような声かけ

 

をしてあげてくださいね!

  

 

ネガティブで否定されるような⾔葉であれば、

 

この経験が悪い記憶となりチャレンジ精神を失わせ、

 

「ダメだ…」という感情記憶だけを残してしまう可能性があります。

 

だからこそ、お⼦さんにかける⾔葉を⼤切にしましょう。

 

 

 

私には、発達障害グレーゾーンの小学5年生の息子がいます。

 

以前は、落ち着きのなさや切り替え下手で、周りの大人やよく習い事の先生から、

 

よく注意をされていました。

 

私も、そんな息子の苦手をなんとか克服させてあげようと、

 

「何でそんなことも出来ないの?いい加減にやれるようになろうね」

 

などと、マイナスな言葉をかけていたことがありました。

 

 

その結果、息子は

 

新しいことにも、お友達付き合いも、

 

やってみる前から、「出来ないかも」と

 

あきらめてしまうマイナス思考に。

 

しかし、発達科学コミュニケーションに出会い、

 

私の毎日の声がけを変えるだけで、

 

「やってみたら出来た、楽しかった!」の自信をつけ、

 

野球や勉強、新しいことにもどんどん挑戦出来るようになりました。

 

 

マイナス思考、発言が続いているお子さんは、お母さんの声がけによって、

 

行動出来るようにすることができるのです!

 

 

いかがでしたか?

お母さんの声がけによって、

 

ネガティブ記憶がジャマをしている発達障害グレーゾーンの子が、

 

自己肯定感を高め、

 

ネガティブ記憶を手放し、自信をもって行動出来るようになりますよ。

 

 

 

これから、夏休みにかけて、

 

親子のコミュニケーションを高める、チャンスです!

 

この時期のコミュニーションを改善することが、

 

秋以降の子供たちの心身の成長にはとても大切です。

 

ぜひ、お母さんの毎日の声がけを変えてみることを、始めてくださいね!