生理8日目。

子宮の中に着床を阻害するものがないかどうかを確かめるため、

午前休をとって子宮鏡検査に行きました。


問題なければ移植できますので、

何も見つからないことを祈りました。


直前の飲食NGだったので、

朝ごはん食べずにお水も飲まずにクリニックへ直行です。



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この日はいつもとは違う待合室でした。


近くに採精室があって、男性の方がいらっしゃいました。

待ち時間、すごく肩身狭そうにしていて、

番号を呼ばれて席を立つ時にはすごくバタバタしていたので、

居心地悪かったんだろうなと思いました。



同情しつつも、

不妊治療って比喩ではなく自分の恥部を晒すものだし、

男性の通院回数や恥ずかしい出来事なんてたかだか知れているわけだし、

いずれ慣れますよと、

心の中でエールを送りました。



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さてしばらくすると自分の番号も呼ばれて、

検査の説明を受けた後、

カーテンのない内診台に案内されました。


検査着に着替えるとかはなく、

スカートや靴下を履いたままパンツを脱いで内診台に座りました。


いつものようにウイーンと椅子が上がって両足パカーン。(擬音多めで失礼します)


エコーで子宮内膜の厚みと、

卵胞の大きさを測ってから検査スタート。


卵胞はまだ9.2ミリと小さくて、

排卵済みではないと言われました。

ホッとしました。


先生ニコニコ「カメラ入りますねー」


先生曰くボールペンの芯くらいの太さのカメラを膣から差し込まれましたが、

痛みとかは特にありませんでした。


モニターにカメラの様子が映し出されました。


アニメやゲームで、

巨人に食べられて喉の奥に入ってしまうシーンあると思うんですけど、

そんな感じで、

生々しいピンク色のヌメヌメした子宮内部の様子がモニターに大写しになりました。


採精室の前で順番を待つのとはまた違った恥ずかしさですよこれは。


私の子宮の内部は、

ところどころデコボコしていたり、

血管が見えたり、

クレーターのようなものがあったりしますが、

それが正常なのか異常なのか素人目にはわかりませんでした。


子宮の中に水?を入れながら検査しているせいか、

時々、水が卵管に入り込むような痛みというか、

異物感がありました。


医師はときどき、看護師さんに指示だしをするものの、

ずっと無言だったので、

悪いものが見つかっているのかどうかわからないまま、

2〜3分あちこち映して検査は終了しました。



検査が終わってパンツを履いていたときに、

ふと足元を見たら、

靴下が表裏逆でした。


子宮の中を全開にしたあとで、

今さら何を恥ずかしがる必要があるのかと思うかもしれませんが、

これはこれで別の恥ずかしさがありましたよ…。



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〜診察室にて〜


先生ニコニコ「お疲れ様でした、ご気分は悪くありませんか?」



キョロキョロ「あ、はい…(靴下裏返しだったけど)」



先生ニコニコ「検査なのですが、ポリープなどはなくておおむねキレイだったんですけどね……」



ニコ「……」



先生ショボーン「うーん……」



ニコ「……?」



先生ショボーン「…う〜〜〜ん……」



と、ここで先生まさかのフリーズ。


パソコンの画像を見て止まってしまい、

しばらく悩んだあとに一枚のプリントを渡されました。



▼続きます