無事、採卵が終了しまして、
30分ほど休憩したあと、診察になりました。
初期胚を凍結するか、
それとも胚盤胞まで育てて凍結するか。
お医者さんに、夫婦で話し合ったことをうまく伝えられるか……
伝えた内容について反対されたり、
面倒くさい患者だと思われたりしないだろうか……
などなど、
不安な気持ちもありつつ、
少し緊張しながら診察室へ向かいました。
▼前回のお話
先生「本日もお疲れさまでした。まずは旦那さんの精液検査の結果ですね。特に問題はないので、おそらく今回もふりかけ受精になると思います」
夫の精液はいつも問題なし。
とても元気な精子をお持ちです
先生「移植のタイミングについてですが、今周期はとても早く採卵してしまったので、おやすみした方がよいと思います。採れた卵をいったん冷凍保存して、次の周期で戻してあげましょう」
私「はい、わかりました」
ここまでは前回にも説明を受けていたので、想定通りです。
先生「そして、凍結のタイミングですが、受精してからら2〜3日目の初期胚で凍結するか、あるいは5日目まで育てて胚盤胞にしてから凍結するか、2つの方法があります」
ふむふむ。
先生「卵がたくさん採れた場合ですと、胚盤胞まで育てて、残った卵を凍結する、という考え方ができるのですが、今回は自然周期での採卵なので、卵は1つということになります。なので、初期胚での凍結が良いのではないか、と私は思うのですが、いかがでしょうか?」
この日の医師の提案は初期胚での凍結でした。
ふむふむなるほどと思いつつも、
私からは、
・ホルモン補充周期の提案を受けたこと
・受精卵のグレードが低い場合は胚盤胞まで育てるのがいいのではないかと思っていること
を伝えてみました。
すると、
先生「いいと思いますよ。そういう考え方もありますね。では、グレードが低い場合は胚盤胞まで育てるということでやってみましょう」
と言っていただきました。
医師の提案とは異なる要望を伝えるとき、
素人のくせに注文の多い患者だと思われるんじゃないかと、
余計なことが頭をよぎります
私「受精卵のグレードによって凍結のタイミングを変えるのって、あんまりないことだったりするんでしょうか……?」
と聞いてみると、
先生「いえ、そんなことはないですよ」
とのこと。
よかった。。
もちろん、
ほかの人がどういう選択をしていても、
自分たちの判断はそれはそれで良いのだと、
心ではわかっていても、
前例があるならより安心だなと思います。
この日のお医者さんはとても話しやすい方だったので、
移植周期の考え方について、
本当にホルモン補充が必要なのかどうかも含め、
もう少し詳しく聞いてみることにしました。