体外受精の妊娠判定に行ってきました。
生理5日目:診察と採血
生理9日目:採卵タイミングチェック
生理10日目:採卵タイミングチェック
生理12日目:採卵
生理14日目:胚移植+黄体ホルモン注射
生理19日目:黄体ホルモン注射
生理26日目:妊娠判定 ←今ここ
完全自然周期といって、排卵日に合わせて1つだけ採卵しました。
ふりかけしてできた受精卵の質は、5段階中下から二番目のグレード4。
妊娠はあまり期待できないとわかっていましたが、
今ある選択肢の中で、
自分たちなりにこの方法が最適だろうと見込んで、
グレードの低い初期胚を移植しました。
果たして結果は……。
胚移植をしてからの約2週間は、
もちろん禁酒、
できるだけストレスを溜めないように、
体を冷やさないように、
カフェインさ控えめに、
軽い運動も心がけて、
過ごしてきました。
何気なく過ごしていてもやっぱりソワソワして落ち着かない心持ちでした。
前回の生理から26日たっていて、
いつもの周期なら生理が来てもおかしくないのに、
来ないし、もしかして、という淡い気持ちも。
ちょっぴりドキドキしてクリニックに着いて、
採血して、待合室で待つこと約40分。
係の人に呼ばれて診察室へ。
先生「お体お変わりありませんか?」
私「はい、特に何もないです」
先生「そうですか。実は今回ですが、ちょっと難しいかな……という感じです」
そう言って渡された紙には、「8」という数字が書かれていました。
先生「前回妊娠したときはこのホルモン(hcg)の値が400くらい出ていましたよね。今回はこれが8しか出ていないので……」
私「このhcgっていうのは、妊娠していなくてもこれくらい出るものなんですか?」
先生「いえ、実は妊娠しないと出ないものなんですよ」
私「はぁ……つまり、すごい謎な状態ってことですかね」
先生「ええ……正直なところ、もしかしたら子宮外妊娠をしていたりするかもしれませんし、この後自然に流産ということもあり得ます。なので、しばらく様子を見て、生理が来なかったら来週また来ていただけますか?」
私「はい……わかりました。もし生理が来たらの話なのですが、次回も自然周期での体外受精を考えていまして、その時はどうしたら良いですか?」
先生「その場合は前回と同じくらいのタイミングでまた来ていただけたら良いですよ」
というわけで、
hcgがちょこっと出ているという、
結果を聞いて帰ってきました。
子宮外妊娠や流産の可能性かぁ……。
それがどういうものなのかはよくわかりませんが、
不思議と不安とかよりも、
拍子抜けというか。
妊娠していませんでしたって言われて「仕方ない」ってなるパターンと、
妊娠していましたって言われて喜ぶパターンしか想定していなかったので。。
家に帰ってから夫とも話しました。
子供ができるっていうことは天からの授かりもので、
計画通りに行かないし、
思い通りにならないし、
もう今更何が起きても驚かないよね、
みたいなことを話しました。
思い返せば、
体外受精のために不妊治療クリニックに通い出したのはオリンピック開会式の頃でした。
胚のグレードが高くないことがわかってから、
オリンピックの閉幕とともに今周期を終えるつもりだったけど、
そうはならなかった。
大人しく次の天命を待つことにします。