京都新聞の電子版からです
お母さんが車椅子でそのお子さんの保育園への送迎や遠足同行など出来ずに人権救済の申し立てを京都の弁護士会に行った...とのこと
記事の抜粋では...
申立書によると、園側は当初、母親が送迎する際には職員が手助けするとしていたが、入園後は支援を拒否されたという。そのため、送迎は母親が利用する介護ヘルパーに依頼せざるを得なかったとしている。親子遠足や運動会では「特別扱いできない」として、母親の参加や見学ができなかったという。
(特別扱いなのかな?障害を持つ人へのヘルプって特別扱いなのかな?)と思った私...
そして、こう続きます...
両親は今春、園の第三者委員会に苦情を申し立て、親子遠足や運動会に参加できるようになった。だが保育士からは、他の保護者から不満が出ているなどと非難されたという。
(その不満を伝えてしまうの?なんで?うーん、悲しい)
私がハワイに来て最初に感じたことは車椅子などの足の不自由な方がとっても多いこと
何故かは分かりませんが、アメリカは軍隊がありますし今現在も戦争してますし、ガタイの良い人が車椅子乗ってたり、足を切断しているのが分かったりすると
「戦争が原因なのかな?」
と考えたりします
中には肥満からと思われる方もいますが、とにかくたくさんの車椅子利用者がいます
ということは当然そういう方たちがいろんなところにいらっしゃる訳で、その方たちが困ってたら手を貸すのも当たり前だし普通です
私が日本にいた頃、バスを利用していて車椅子の方が乗ってくるというのは滅多にありませんでした。
が、ハワイでは頻繁にあります普通です
その割には道がデコボコだったりしますが建物は車椅子用の出入口が設けられている所が多いです
このニュース、ハワイだったらどうなのかなと考えてみると、私自身こっちで保育園の利用をしたことないから正確には分からないけどみんな手伝ってくれるんじゃないかなというイメージです
こっちの人はちょっと困った時にはすぐ手を貸してくれます
保育園ではないけど私も車椅子を利用している知合いがいて、その方が出来ないことはもちろんこちらで手伝います。電動車椅子だからあんまり手伝うことはないけど動きづらい所もありますからね
だからきっと車椅子のお母さんがちょっと困ってたりしたらみんなで手を貸すのが当たり前って思ってくれるんではないだろうか...と
保育園で手伝ってくれるようになったら他の保護者から文句言われるって...寂しくないですか
保育園は常に人手不足だしその保育園の立地条件が分からないからどれくらいのヘルプになるのか分からないけど
でもやっぱり寂しいです
子どもたちには優しい子に育って欲しいと親なら思うはずで、それは親が示さないと...
そういえば日本に住んでた時にうちの横の道を同じ時間に通る車椅子の方がいて、坂になってるから車椅子を自分で漕ぐの大変な方がいて何回か押すのを手伝ったことがあるんですが、その時近所のおばちゃんに
「あなたお人好しねー、何回も手伝って」
て言われてムカっとしたことがあります
人が困ってたら手を貸す
ってそんなにハードル高いかな?
車椅子押すのってそんなに難しいのかな?
もちろん急いでる時もあるし、働くお父さん、お母さんは時間がないのも分かるけど、いつ自分が車椅子のお世話になるかも分からないし、保育園が介助してるのを文句言うことはないんじゃないだろうか
と、相当悲しくなってしまいました
日本はハワイに比べたら車椅子利用者に出会うのが圧倒的に少ないからマイノリティには冷たいのでしょうか
最近は日本のカチカチしたキッチリ感が懐かしくてしょうがなかった私ですが、あー、ハワイの方がいいのかも...と思ってしまいました
車椅子利用者の方が助けてもらってすみませんて思うことのないよう、助けてくれてありがとねって軽く言えるくらい気持ちよくさらっと介助できる世の中がいいなぁと思います
甘いかな