本日はMRI検査の日!
夕方頃にやる予定と聞いていて、朝交代したときから私はソワソワと落ち着かなかったのですが、キョウはそんなものどこ吹く風やらで

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「かっこいいくるま!ドクターイエローもショベルカーもいるわ!」

と大興奮でした。
ちなみにこれ、ポータブルトイレの下に敷いてあった競馬新聞のはしっこにあった広告です。なにゆえに競馬新聞。
しかしよく見つけるなぁこんなの…


いつものお昼寝の時間に眠くてぐずるキョウと無理矢理遊んだりして過ごし、やっと検査の時間がやってきました。
T先生に点滴の分岐点から注射器でお薬を入れられ、途端に眠そうな表情になるキョウ。
すごい効き目に怖くなりつつ、添い寝で寝かしつけ…

が。

ふわふわしてきたのが面白かったのか逆にテンションが上がってしまって、さっきまで眠そうにしていたはずなのに寝るどころかふざけて遊びだすキョウ。
「もういいよ、寝ていいんだよ」と言っても、フラフラしながら立ち上がろうとしてはベッドの上で転んでケラケラ笑い、「くちゅ(靴)とー、バナナがー、あったねー。くちゅバナナ!くちゅバナナ!くちゅバナ(略」と訳のわからないことを言い(意味わからなすぎて忘れられないわこのフレーズ)
キョウがへべれけ状態なことの恐ろしさ、寝なくて検査時間がおしてることへの苛立ち、「このまま延期になって点滴とれなかったらどうしよう」という焦り、積み重なった疲れ。
いろんなもので私もグチャグチャになってしまい。

ちょっとキレちゃいました。
いろんな意味で…


結局、3回薬を追加したものの寝る気配ナシなため、先生から

「これ以上の追加は危険なのでできません。本人も寝る気配ないですし、後日改めましょう」

と言われ、思わず

「もう…もう点滴が本当に辛いんです。元気な子を動かないようにさせるのは無理です。線を踏んだり引きちぎったりしないように制御したり叱ったり、疲れました。私もこの子も点滴によるストレスがすごいんです。MRI、外来では無理でしょうか。状態が落ち着いているなら点滴は外してほしいんです。できたら退院もしたいんです」

と懇願してしまいました。

おかげで明日の朝に点滴を外してもらえることになりましたが、なんか自分のことしか考えてないような発言してしまったな…と今更自己嫌悪に陥ってます。

この時は本当にもう参ってしまっていて…
昼はキョウにかかりきり、夜中はダイに吸われっぱなしであまり休めず、毎日毎日「点滴踏まない!」「暴れないで!」と叱ってばかりで、「これして遊ぼう」とパズルやシールで気をそらしても、「この管から正義のヒーローがキョウの体にいっぱい入ってきて、キョウの体をしんどくしてるバイキンマンをやっつけてくれるからね。大事だからね。動いて絡まったり勝手に外したりしたら、ヒーロー入ってこれなくなってバイキンマンが増えてまたしんどくなっちゃうから、大事にしてね」と諭しても、全く効果ナシで…

そこへ来て大切な検査が思うように進まなかった苛立ちで、完全に心がポキっと折れちゃいました。

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「入院がんばってるからご褒美に買ってあげるね。お家に帰ったら遊ぼう!」
と約束してた、ずーっと欲しがってたアンパンマンレジスター、あまりに暴れ回るのでこれならじっと遊べるだろうと前倒しで持って行ったにも関わらず、結局キョウの大暴れは止められなかったという…

私のしつけが悪いんだろうか。
キョウが落ち着きなさすぎるんだろうか。
この年齢の男児はみんなこんなもんなんだろうか。
毎日毎日何度同じことを言わなきゃいけないんだろうか。

今まで指摘されたこともないし病的というほどではないんだろうけれど、元気すぎる子供を御する(というと若干語弊がありますが)って心身共にエネルギーがいるし、怒りたくないのに怒ることで余計にエネルギー消費してしまう…
へたってるときは正直しんどいです。

「疲れた」
で頭いっぱい。


そんなこんなで心のキャパが限界を超えてしまったというか冷静になれなかったので、少し離れた方がよいと判断し、いつもは21時くらいに交代なのですが、無理を言って17時くらいに代わってもらいました。

家に帰ってダイと一緒にゆっくり入浴して寝かしつけして、検査時に寝ない子供の対処法をスマホで検索していたら
「検査時における鎮静の副作用」
というページを発見。

そこに羅列されていた
「チアノーゼ、呼吸停止、心停止」
の文字を見て我に返りました。

今日使ったお薬は、ダイの脳波でお馴染みのトリクロやエスクレよりも強力な「ドルミカム」という鎮静剤でした。
確かダイも、髄液検査や脳のMRIのときに点滴の鎮静剤を使ったときは、覚醒までずっとspO2モニターをつけられ、お母さんは様子を見ていてあげてくださいと言われました。
つまり、それだけリスクの高いお薬だったということになります。
ダイの度重なる検査のせいで、自分の中で鎮静剤への抵抗が薄くなっていたんだと初めて自覚しました。

先生の判断は正しかったし、子供が親の都合で寝てほしいときに寝てくれないのはよくあること。…まぁ、あんな強力なお薬使っても寝ない子は、あんまりいないみたいですが。
それにしても、蘇生が必要な状態になるくらいなら、寝てくれなくて検査できない方がマシだ。

改めて「昏睡」の危険性を認識し直して、明日はニッコリ元気にキョウのところへ行こう…と決意して就寝。
未熟者のかあちゃんでごめんね。