ちょっと飛びまして、本日は転院先の医大病院を初めて受診する日です。
元の市民病院からいただいた画像診断データと紹介状を持っていざ病院へ…
元々方向音痴な私ですが、文明の利器
スマートフォン~(CV.のぶよ)
の普及により、いつでもどこでもナビを起動すれば行き先バッチリ☆
前日に経路を検索し、
「ああ、国道◯号線使うのね、ハイハイ」
と非常にぼんやりとした経路を頭の中にインプット。
わかんなくなったらそのときにまたナビ起動すればいいや~パケット節約~
そして当日。
ある程度の所でナビを起動してみた所
全然見当違いな方向へ爆走していたことに気付くタマ氏\(^o^)/
目的地への最短距離は青方向なのに、赤方向へ向かっていることに気付き、方向転換。
いつも国道◯号線に行くときに使う、坂や階段がなく道幅の広い、自転車で走りやすい道が赤方向だったので、「◯号線=あの道」しか頭になかったのです。
阿呆なのかな?
馬鹿なのかな?
心の中で罵倒の限りを尽くしながら全速力でチャリを漕ぎ、突如現れた高架の坂道に悲鳴をあげながら総重量およそ50kgを押しながら登り。
余裕を持って家を出たはずなのに、予約時間を10分遅刻で到着…(´・ω・`)
しかし、泌尿器科の診察状況案内板には
約75分遅れ
の文字。
よ、よかった…いやよくないけど、誰にも迷惑かかってないっぽくて助かった…
問診票を記入したり採尿したりを済ませた所で、急にホッとしたせいか激しい運動のせいかゲロ吐きそうになり、喉もカラカラだったのでコンビニに飲み物を買いに行きました。
そしてふざけ暴れるキョウをたしなめたり、看護師さんにいただいた病気の資料を読みつつ待つこと1時間。
ついに診察に呼ばれました。
挨拶をして着席するなり、主治医であるK准教授から
「今回の入院期間、2週間ですかね?本人さんはもちろんですがご家族さんのご負担とご心労もいかばかりかと思います」
と丁寧に心中お察しされ、お医者さんからこんなことを言われたのは初めてだったので、面食らったというかちょっと胸がきゅんとしました。
この先生、なんかいい人かもしれない。
持参したデータを見てもらい、さらにエコーで現在の状況を診察した結果、
「うーん…お母さん、前の病院で左側に尿管が2つあるかも~みたいな話聞いてらっしゃいますよね?これ、もしかしたら右側にも2つあるかもしれないです」
∑(゚Д゚)?!
「えっ?!じゃあ合計4本尿管があるってことですか?!」
「そうですね。おそらくそうだと思います」
「では、やっぱり手術ですか?」
「いや、そこは親御さんが決めていいんですよ。年齢が上がって臓器が成熟すれば治る可能性のある病気なので、手術せずに熱を出す度に点滴治療、を選択することもできます。今の医療技術では、この病気で命に関わることはほぼないので」
「ただ、尿管逆流症のお子さんは、だいたいが1歳になる前までに腎臓に炎症を起こして、キョウ君の年くらいにはだんだん落ち着き始める方が多いです。キョウ君は3歳で初めて炎症を起こしているので、様子を見て自然に治るのを待つっていうのはかなりの期間が必要かなとは思います…」
「手術になるとしたら、単刀直入に申し上げると『お腹を開けてみないとわからない』状態です。実際に状況を見て判断というか、行える処置が変わってきます。なので時間のかかる手術になることが予想されます」
「どちらの治療法にもリスクがあります。ご主人ともよく相談されて、決められるのが一番かと思います」
記憶を元に読みやすいよう意訳してますが、だいたいこのような説明を受けました。
私たちの心を気遣いながら、言葉を選びながら、わかりやすく話してくださる先生に胸を打たれました。
この先生、すごくいい人だ!
手術の腕前とかはまだわからないけど、患者に寄り添ってくれるので、安心してキョウをお任せできそう!
私としては、リスクはあっても手術してスパッと治してしまう方がいいと考えています。
何度も入院するのは本人も嫌だろうし、私も熱の度にビクビクしなきゃいけないのは疲れるし、また熱性けいれん起こしたら怖いし、抗生剤入院に付き添っている間ダイのことも心配だし、家族にも迷惑をかけるし、何より経過観察の道に進むと毎年1回例のカテーテルの検査を実施って資料に書いてあったので、あれを毎年とかキョウがかわいそうすぎる!
手術をするにしてももっと詳細な検査が必要ということで、まずは今回の炎症でどのくらい腎臓がダメージを受けているかを調べるため、腎シンチという検査を受けることになりました。
簡単に説明すると、RI(ラジオアイソトープ)という放射性同位元素を血管から体に入れて、何時間か後に腎臓を通過しているところをシンチカメラという機械で撮影することで、腎機能や腎臓についた傷跡などを見ることができる検査なのだそうです。
放射性…と聞くとなにやら不穏な感じがいたしますが、被曝量はごくごく微量なんだそうです。
撮影時は動かないようにしないといけないのですが、K先生はキョウくらい話のわかる年齢の子には鎮静はあまり使いたくないと考えておられるそうで、
「撮影時、15分くらいじっとしていることはできますか?好きなDVDとか持ってきてもらってもいいですよ」
と言われました。
鎮静については先日私がネットで調べた通りリスクと副作用があるものなので、子供の体を第一に考えてくれているんだな…とまたしても胸きゅん。
なにをもって「名医」とするか。
医師としての技術か?患者への姿勢か?
判断基準は人によるのでしょうが、接していてとても心地の良いこのK先生は、私の中では名医の1人としてランクインです。
初めて会った人なのに、ここまで思わせるっていうのがそもそもすごい。
私がチョロイっていうのもあるかもしれないけどさ!
無事診察を終え、ほっこりした気持ちで帰路につきました。
今度こそ道を間違えない!
と意気込んで最初からナビを起動していたのですが、日も暮れた逢う魔が時に加え、ナビ通りに走るとどんどん住宅街の暗い道や、用水路沿いの車は通れなさそうな狭い道へ…
だ…大丈夫なのかこれ…経路「徒歩」にしてるからな…人一人歩けるかどうか、みたいなほっそい私道とか案内されたら絶対通れないぞ…
とドキドキしつつもナビを信じて進んでいたら、突如として見慣れた知ってる道が目の前に!
そのときの安堵感たるや…
たるや…!
ああ、すべての道はお家へと繋がっているのだ…と謎に壮大な感動につつまれながら、ナビ終了。
パケット節約節約。
腎シンチの日は12月9日。
スムーズに検査できるといいなぁ。
当日までにできるだけ言い聞かせておきたいなと思います。
