マルカフェの中の人、

中川マルカの小説「あまねく白く」が

『徳島文學　第六号　2023　Volume6』に掲載されました。

マルカフェ店内では、創刊号より全巻ご覧いただけますので、

ぜひお手に取ってみてください。

徳島から発信、自由で新しい文芸誌のカタチ。イラスト／吉村萬壱。巻頭俳句「あたたかき短調」野口る理、批評エッセイ「孔子の叡知」若松英輔、小説「あまねく白く」中川マルカ、「金色のスープ」髙田友季子、「夏が暮れる」久保訓子、散文「あいつらには文学と呼ばせておけ」大滝瓶太。第五回徳島新聞阿波しらさぎ文学賞徳島新聞賞「眺め」鎌田航、「湿り」うっかり。短歌「なにが悪い」田丸まひる、「笛の音または声」紀野恵、俳句「炎天の道」涼野海音、「柿サラダ」うっかり。小説「夢の国へようこそ」田中さるまる、「白鳥ミュージアム」なかむらあゆみ。第一回四国大学瀬戸内寂聴青春エッセイコンクール「境目」。エッセイ「雲井」鉄線、「いつか記憶の泥にしずむ。」阿瀬みち。第三回四国大学富士正晴全国高校生文学賞「筑前煮の魔法」他。

昨冬にお声掛けいただきまして、寄稿する運びとなりました。

徳島文學　第六号　2023　Volume6

Amazon（アマゾン）

1,650円

主宰の徳島文学協会は「阿波しらさぎ文学賞」で大滝瓶太氏をはじめ、佐川恭一氏など無二の作家を世に送り出してきた、気概のある芸術団体です。「徳島における文学シーンに全く新しい風を吹き込む芸術団体となることを目指して」とある通り、「徳島文學」誌面も、実に魅力的。小説、エッセイ、短歌、俳句、イラストに大充実の内容です。

中川マルカ「あまねく白く」

「くらう」（『幻想と怪奇８』）に続く暗黒グルメシリーズ？！　ふかい雪に閉ざされた世界で、生き延びるためにひとびとのえらんできたことを、筆を尽くして書きました。

こい瀬伊音(ガリトラ🐅こいせ・いと)💙💛@koise_ito
中川マルカさんの「あまねく白く」 (#徳島文學　第６号より) 外はあんなに明るいのに、冷気が足元から這い上がってきて、このごろではもう朝晩の寒いときにしか使わないもこもこを着込む。背中や腕が温かくなり、だけど用心深く、冷めたコーヒーに牛乳を注いでレンジにかける。→
2023年05月16日 13:22

masa39@ishimasa0902
落雷に朽ちたこと。いま私はまぶたを閉じ、真っ黒の世界の中で、『あまねく白く』を反芻している。
2023年05月14日 01:21

小川ヒロミ@matsuhi30172386
#徳島文學「あまねく白く」中川マルカさん怯えつつ行を追う目が止まらない。もしや美味なのか？という問いたくない問いが脳内に浮かび慌てる。「連れ」はとうとう！なぜか唾を飲み込んでいる自分に慄く。感覚に直で響く全然ほのぼのしないフ… https://t.co/EvRuC4ZoPF
2023年05月28日 11:27

日比野心労@sinlowasno1
中川マルカさんの「あまねく白く」、読んだ。食べる描写、食べものの描写が凄すぎてバスの座席で悶えている。色も匂いもない世界が、だんだんとこちらの五感に近づいてくるにつれ、ルイベが溶けていくときのように露わになる瞬間がたまらんです。 https://t.co/oWhjZE4IdL
2023年05月27日 11:15

Twitterやメッセージでもたくさんのご感想をいただきました。

ありがとうございます。

ご感想はなんぼあってもいいですからね…

お気軽にお寄せいただけますと私が元気になります。

「阿波しらさぎ文学賞」には、
マスター、マルカ共々応募した経験もありまして、大変うれしいご依頼でした。
ご縁をいただけましたこと、心より感謝いたします。

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同誌掲載なかむらあゆみ氏率いる

あゆみ書房運営文芸同人誌『巣』も、
また、徳島文學バックナンバーも、ぜひぜひご覧くださいね。

おしらせ｜「徳島文學」第六号