たまのゆる日記
素敵な食器を見るのが好きで、
ネットで見てはどれをお迎えするかを
考えるのが至福の時。
実際には使いづらそうな形や
用途が限られるものもあり
悩ましいけど魅了される。
ただひとつ、問題が。
母から嫁入り道具にと
たくさんの食器類を渡されたので
うちには数々の器たちが
いつ使われるのかと待ち侘びている。
普段は決まったものを使いがちで
なかなか全部は使いきれない。
祖母から伝わる大切な食器たちは
私を見守るように食器棚に鎮座している。
愛おしい存在でもあるけれど、
私の好みでは無かったりもする。
限られたスペースをどのように使おうか。
断捨離できない食器と気持ち。
思えば器に焦がれる気持ちは
祖母から母へ、母から私へ
受け継がれたものだったのだろう。
夫が片付けた食器や衣類、日用品
探すのに時間がかかってしまう
なんでそこにいれた?と思いながらイライラ
同僚との共有フォルダ
使いたい書類が見つからず
時間が過ぎて焦ってくる
ルール化、ラベリングなど
対策はたくさんあることは知っている
知っているけど、やる気にはならない
そう思いながら
自分で片付けたはずのものを探している
エレベーターってすごく特異な空間。
ボタン押し係のポジションになったら
なんとなく責任がある気持ちになる。
乗ってくる人がいないか?
降りる人はいるか?
でも急いでいる人もいるだろうから
素早く判断してボタン押さないと…
鈍臭い私には荷が重い。
エレベーターから降りるとき
「開」ボタンを押してくれている人が
自分より先に乗った人なら
なんとなく先に降りるのが憚られる
だから逃げるようにして
「ありがとうございます」
と言い捨てて降りてしまう。
自分が開ボタン押す人になった今日。
どちらが先におりる?という探り合いが
やっぱり苦手に感じてしまい
「どうぞ」と乗客に言ってみた。
「ありがとうね」
にこやかにお礼を言ってくださった。
小さなコミュニケーションが生まれた気がして
少し嬉しい気持ちになった。
これで良いのか、と気持ちが楽になった


