ご存じの通り、
特に、
ヘアメイクやファッションは、
時代の流行が顕著に
現れやすいものです。
しかし、
料理はどうでしょう?
盛り付けに多少の変化は
あるにしても、
流行の味、
とは聞いたことがありません。
美味しいものは、
普遍的であるからでしょう。
花はどうでしょう?
時代によって、
薔薇が美しかったり
美しくなかったり
するでしょうか。
しませんよね。
ファッションやヘアメイクの変遷を
見返してみると、
ここ数年の
ファッションやヘアメイクは、
数十年毎に繰り返される、
と言われている説を
覆しているように見えます。
特に流行というものは消え、
個々の好きな
ファッションやヘアメイクを、
貫ける時代になったことを
感じます。
誰もが同じ、
どこを見渡してもみんな同じ、
という癖から、
脱したのだと思います。
美しいものは
美しい。
その短期間だけの
時代のエネルギーに
翻弄されず、
花のように
普遍的な美しさを
表現できる時代に
なったのではないかと思います。
時代に個々人が
合わせる時代から、
個々人がそれぞれに
自分らしく、
自分のままで、
時代を楽しめる、
そんな時代に、
なってきているのだと
思います。
つまり、
誰に対してなのかも
わからないような、
周りに媚びを売るような
自分らしさを
見失っている
ファッションやヘアメイクは
美しくない、
という基準に、
なってきていると
いうことではないでしょうか。
どこまで、
自分らしさを出せるか。
貫けるか。
周りとは違う、
自分という個性を
発揮できるか。
そこが、
重要であるように
思います。