こんにちは。渡辺真里子です。

今年初めから着付けを習いに行っていることは何度か書いてきましたが、

先日、その私が通っている教室「鞠小路スタイル」様に中医学の専門家としてインタビューしていただきました。

その内容がホームページにアップされましたのでご紹介しますね。

【専門家インタビューvol.11】渡辺真里子さん | 京都・東京のきもの着付教室【鞠小路スタイル】

詳しくは↑のページをご覧いただくとして、ここではその裏話を。


今回お声がけいただいたのは、ブログのこの記事がきっかけでした。

「着物を着始めた理由」

この記事を先生方が読んで興味を持ってくださったことで、今回のインタビューとなったわけです。

で、インタビューの内容は、中医学の中でも特に経絡やツボに関連づけたお話をさせていたいています。

ご存知のように、私自身は中医学の中でも食(薬膳)が専門なのである意味今回のお話はチャレンジ!!だったのですが、

改めて勉強もしてみていろんなことが繋がっていくことがとてもおもしろかったです。



何より、きものを着たときの自分の体感が経絡やツボから理屈付けられたというのは正直「シメシメ」という感じ(笑)

ふふふ、きものはね、やっぱり着た方がいいよ〜(≧∀≦)

…というのはさておき。


インタビューと、きっかけとなったブログ記事の方で、帯がお腹を守っていることのメリットをお話ししていますが、

このことってある意味日本人にとってはとても大事なことのようにも思います。

お腹、つまり、五臓で言うところの「脾」って、日本人は弱い人多いんですよね。

それは例えば処方される漢方薬を見ても、「六君子湯」とか「補中益気湯」「加味帰脾湯」といった「脾」の働きを高めるものが多く処方されていることでもわかります。

(脾が弱っていることで食べ物をうまく消化できず栄養不足になった結果、体調に問題があるケースって本当に多いんですよ)

まあ、日本人で脾が弱い人が多いことの理由は諸説いろいろあるのですけれど。

で、お腹が帯で守られる、と言うのは「脾」を冷やさない、と言うことにも通じます。

内臓の働きが低下しているときは冷やさないのが大原則ですから、これまたお腹の弱い日本人にはうってつけなのですよね。

(男性の場合は帯の位置が低いので、また話は変わってきますが)

特に女性の場合は、以前にも書いたように「血の不足」が問題になることが多いので、「脾」の働きを高めてしっかり血を作ることができるようにした方がいいですね。

特に特に、婦人科系のトラブルを抱えている人はなおさら、かな。

ふふふ、きもの着たくなってきたでしょー?(^_−)−☆




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