ティーチャーズルームあとがき終『黛』&総括 | 劇団マリーシア兄弟 プレスブログ

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おはようございます!

三月ということは、
ティーチャーズルームが終わって、一ヶ月経ってしまっていましたね(笑)

広報担当のケンタロウです。


劇団マリーシア兄弟も、次回作にむけて、
少しずつ煮詰めております。

夏といえば、あれですよ。

そう、あれです。


もはや、垣根がちょっとわからなくなりつつあるアレですね(笑)


そんなこんなも迫りつつあるので、
しっかりあとがきシリーズを終えたいと思います。


ってか、なんか大変だなって思ってたら、今回過去最高の9人なのね、俳優陣!


そりゃ、あとがきちょっと大変だと思ったわ!

ま、言うても前回とそんなに違わないんですが…( ̄▽ ̄)





さて、そんなあとがき、
ラストを飾るは!






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この何に困っているのかわからないけど、マサに責められているっぽいツッチーです。


今回、ツッチーにかけられていた制限、制約はなかなかなもので、かなりのプレッシャーとストレスとの闘いだったと思われます。


きっと、本番を迎える時のツッチーの心境も、こんな顔だったに違いありません。



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そーいえば、マリーシア七不思議の一つにツッチー絡みのものがありますね。


ツッチーと言えば、稽古場への到着一位率が、メンバー1高いんですが、劇場入りになると、途端に遅くなります。

それも、二番、三番でもなく、ビリなわけでもなく、真ん中よりです(笑)

逆になるのが、普通の心理かと思われるのですが、マリーシア七不思議の一つです( ̄▽ ̄)


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ツッチーって、実際普通にしてしまえば、高身長でスタイルもいいのでスーツとか見栄えしちゃうんですよね。

それで、いろんなアドバイスや意見を取り入れたどり着いたのが、今回の黛の衣装でした。


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古文の先生っぽくないですか??
だいぶ、印象違いますよね。

そんな衣装と設定でガチガチに固められた黛先生。


さて、あとがき
黛にせまってみましょう!!


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育児休暇を取っている女性教諭花村先生の代理で古文を担当している黛は、その存在感の無さ、声の小ささで、後輩教師にまで少し馬鹿にされてしまう。
『ちゃんと考えて、ちゃんと伝える事』が、彼の教育方針らしいが、それもまわりには全然伝わない。
しかし、声にしない、ならないからと言って、彼は何も考えていないわけじゃない。
その彼が放つ言葉は、時として、大声よりも強く全てを黙らせる。



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(ケントとの息の合わないストレッチw)


こんなところでしょうか。


今回は、あの一言の為の前振りみたいなとこありましたね。

保科の独白ですよ。

保科が、ガンガン他の教師たちを静かに圧倒するも、佐倉、結城に言いくるめられそうになった時の黛の一言。

「何も言わないからって、何も思ってないわけじゃない。痛いと言わないから痛くないわけじゃない。」

この声なき声の代弁。
とても、的を得た言葉かと思ってます。

なんかあるなら、言えよ!って、思う時も、時と場所、人によってはあるかもしれません(笑)

ただ、やはり
みな心を持って、何かを感じて、考えているんですよね。

何も言わないなら、言わないなりの責任とかもあるかと思いますが、何も言わないからなんとも思ってないな、と結論づけるのは間違いなのかなぁと思います。


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今回の黛さんは、とかくシカトやムシ、さらには単純に聞こえてない、気づかれないという場面が多かったですね。

そんな黛さんの最初の見せ場。
コーヒー(池の水)を飲んだ時の、
「マズイ!!」

の一言。

「なんだ、でかい声でんじゃん!」

という結城の声というか、お客様たちの声(笑)

しかし、初日。

これが、受けすぎちゃったんですよ(笑)


本当のやりとりは、

黛「まずい!」

結城「なんだ、でかい声でんじゃん!」

黛「これは、まずいインスタントですね。」

結城「あれ?黛さん。違いのわかる男なの?」

黛「コーヒーには、うるさいですね。間違いなくインスタントです。」

結城「へー。」



が、正しいやりとりなんですが、
初日に「マズイ!!」受けすぎて、
頭が真っ白になったらしく。



黛「まずい!」

結城「なんだ、でかい声でんじゃん!」

黛「これは、まずいインスタントですね。」

結城「あれ?黛さん。違いのわかる男なの?」

黛「コーヒーにはうるさいですね。間違いなく インスタントです。」

結城「…へー。」


と、なってしまいました(笑)



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ここで、思い出されるは、
ドM(マリーシア)野郎の宴、旗揚げ公演のBGS。

メンバーでは、スタンハンセンの悲劇と呼んでいます(笑)

初日に、稽古中では予想していなかった所で、会場大ウケ。これを見て、メンバーは
「あ、あそこウケ所なんだね!」ってなったんですが、初日以降、そこひとっつも笑いが起きなかったんです(笑)


本当なら、滑っていい準備を稽古でしたいるわけなんですが、初日にウケてしまったせいで、当のメンバーは、ずっと初日以降滑った感を感じながらの公演となったわけです(笑)


そのスタンハンセンの悲劇の渦中にいたメンバーの一人が他でもない、このツッチーでした。



また、あの悲劇が繰り返されるのか…。



誰もが、そう思いましたが、
あの「マズイ」は、ほぼ百発百中。
見事に鉄板の役割を全うしました。


よかったよかった(笑)



黛という名前。

珍しいと思いますが、俺的には
あの新型の幻のシックスメンからきているんじゃないかと思ってます。


そうです、あの消える人です、
プレイ中に。


ただ、その真意は定かではないですが。



ミスディレクションしてましたかね(笑)


舞台にいるわりに、真壁と並ぶくらいセリフが少なかったでしょうか。

しかし、気づく人には気づくお芝居は
たくさん隠されてました。

ただ、しかし自分の目には映ってないので、わかりません(笑)

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なんか、いつも困った顔してるな(笑)



そんなこんなで、
黛のあとがきでした!


いやぁ、長かった。


お付き合いいただけた方、
いらっしゃいましたら、ありがとうございます。遅くなってしまい申し訳ありませんでした。


しかしながら、ちょうど卒業のこの時期。


かなりふざけた教師たちもいたなぁと
あの職員室を思い出していただけたら、幸いです。



最後に総括として、
アンケートで、ユッキーナがとてもいいことを言っていたので、
ラストにユッキーナからの一言を載せたいと思います。


あとがきアンケート

1.見てもらった上での一言。

舞台が終わり、改めて教育について考えてみています。

長瀬の台詞にこんな台詞がありました。
「なんで主要五教科ってあれなんでしょ?他にももっと大事なのありませんか?
恋愛、お金、料理、格闘技、コミュニケーション能力です。」

黛が答えます。
「そういう教科があっても良いのかなって思います。」

舞台のシーンとしてはこの後、佐倉と香西の言い合いが始まり、この論議は終わりますが、
新主要五教科の話、面白そうなのでもっとしたいですね。
ゆとり教育と詰め込み教育についての考察もしてみたい。

自分にとって今回の舞台は、
教育についてもともとあった興味がさらに増した舞台でした。

最後に『ずばり、教育とは何か?』について、公演後の今思うことは、
教育とは『なぜ学ぶのかを教える事』だと思います。



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とのことです。


いいこといいますね。

LINEでは、噛みませんね(笑)



教育というのは、人と付き合い、社会で生きていく上で、切っても切れないものだと思います。


それは、上の者として、教師として、指導者として、親として。

その教育の答えは、人それぞれ、
相手それぞれだと思います。

そんな問いかけを見てくれた方々に投げかけることが出来たなら、今回の公演
成功だったな、と言えるのかな、と思います。



以上、あとがきシリーズ。
ご愛読ありがとうございました。


劇団マリーシア兄弟関連の新作は、
8月の下旬を予定しています。
お盆明けの8月最後の木曜~日曜日の予定です。

新作!の予定です。

こちらも、期待して、
お待ちいただければ、と思います!


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ほんとうにありがとうございました!!


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