こんばんわ、
好評のあとがきシリーズ第肆回目です。
こんなにかっこよくカラオケを唄うオトコを俺はしばらく見てません( ̄O ̄;)
自分の奢りでカラオケに入ったのに、一曲も歌わないから、みんなに歌ってくださいよ!って、言われて、しょうがねぇなぁ…一曲だけな…。と、いって歌う社長のようなオーラです(笑)
あえて食べまくってくれてます。
では、
参りましょう。
あとがき肆、哲のターン。
元地主の家柄の不動産屋を営む長船剛(以下ツヨシ)は、しょっちゅう取り巻きをつれて、キャバクラなどに通いつめ、地元に何かと精通している。そして、本町太志(タイシ)を使って、越野康広(以下ヤス)となにやら怪しげなビジネスを交わさせる。一見、羽振りのいい取り立て屋、ジャイアンな風貌の彼の真意とは…?見た目に隠された彼の想いは…?
と、こんな感じです。
哲ちゃん本人とも、劇場入ってから、話をしたけど、俺は裏主人公だったのでは…?と、思ってます。
オープニングは、ヤスとタイシのシーンですが、これは後々、ツヨシの策略だったと判明します。
ずっと、黒のイメージ(テレビ版ジャイアン)で通していたのに、中盤のクライマックスですべて白のイメージ(映画版ジャイアン)にひっくり返る裏切り。
かなりおいしい役回りだったのでは…
元番長の源田龍一(以下ゲン)、それより強い矢倉夏樹(以下ナツキ)も、一目を置くツヨシ。ある種のジョーカーのような立ち位置だったと思ってます。
そして、本人が
哲「俺は、この姿を母親に見られるのか…」
と、言っていたシカのコスプレ。
あれ、鉄板でしたね。
滑り知らず。
無敵の安心感でした。
あれには、ノリとしても、大感謝でした。
写真がないのが、本当に悔やまれます…。
ワイシャツを斜めがけするのは、
即席でノリが用意した感も、舞台のリアルな時間の流れ上でも、完璧な演出でしたね。
いつも、本番前には、
哲「帰りたい…京都、帰りたい…」
と、言ってるんですが、本番始まったら、なんのその。
皆様、見ての通りです。
今回の前説アナウンスは、
哲ちゃんの録音でした。
何故か、気づけは、抑える役回りだったノリは、ツヨシを抑える際に、左腕を負傷し、右足を肉離れしそうになりました(笑)
もちろん、哲ちゃんは、暴れてみえるようにだいぶ魅せる動きをしているんですが、俺が下手すると、負傷します(笑)
だけど、哲ちゃんはいつも無傷です(笑)
本番中に、突然何気ないけど、どでかいアドリブの一撃を入れてくるのが、哲ちゃんです。悪意もなければ、時として、アドリブを入れた記憶さえもないのです…。
これが、また恐ろしい。
一個悔やまれるのが、ツヨシが
剛「なんだって、あんな『ド』ブスなんだ!」
と、いうセリフがあって、それを台本通りに
ノリ「ブスだね…」
と、返してしまったことが、悔やまれます…。
あの数秒の間に、どれだけ頭の中で、
『あれ?ブス?ドブス?あれ?俺がそう言ったら、この後どうなる?ん?ん??どうしよう…!!』
と、脳内会議が、繰り広げられました(笑)
俺も、まだまだだな…と、痛感しました。
哲ちゃんも、来年五月の公演に出演決まってます。なんだかんだチカラとともに、
ドM(マリーシア)野郎の宴、旗揚げ公演から、三三三三作品に出ずっぱりですね。
タマネギ人間、シカジャイアンときた哲ちゃん…次は、何人間ですかね(笑)
お楽しみにしていてください(・ω・)ノ
(無責任ww)
2015年5月14日(木)~17日(日)
劇団マリーシア兄弟
第7回公演
「マリーシア兄弟」
脚本・演出:三三三三
@下北沢Geki地下Liberty