『メイン・ストリート・ボーイズ』あとがき | 劇団マリーシア兄弟 プレスブログ

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劇団マリーシア兄弟の情宣部のブログです。
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ブログをお読みの皆様、こんばんわ。

広報担当  兼
魚が捌けない魚屋、
宇野智久(ノリ)役の狩野健太郎です。



このたびは、
劇団マリーシア兄弟、第6.9回公演
『メイン・ストリート・ボーイズ』
を応援いただきありがとうございました。

お越しいただいた方はもちろんのこと、
こうしてブログを読んでくださっている方も、
関わっていただいたみなさまに感謝です。

おかげさまで、無事千秋楽を迎え、
各々、身体を休めたり、
もう別のプロジェクトに動いていたりとしています。

そして、このブログは、ものすごく長くなることをご覚悟くださいね(笑)


自分自身も、今月末、クリスマス前にむけて、絵を描く仕事が入っていますので、
今日休んだら、明日から、がっつり製作です…。下書きしかできてないで、本番を迎えたので\(^o^)/

ちなみに、ノリの提案するゆるキャラのデザインは、俺が演出に聞かないで、適当にイメージで描いたら、そのまま採用になりました。今、思えば、あの場面がお客さんを笑わす場面であったことを考えると、なかなかあぶない挑戦でしたね。


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一枚目だけ、なんのヒントもない中で、描いたんですよ。
二枚目は、頭の上の耳、その横の耳というセリフがあったから、そこメインで発展させたし、三枚目は、シカがモチーフで、豚と間違えられたり、ゆるキャラっぽくというヒントがありましたからね。
なので、一枚目は、スティーブチカラをモチーフに、描きました。VネックのロンTに、右手にiPhone、鬼の角。

ハンパに下手にするというのは、なかなか難しかったですね。

哲ちゃんの鹿の衣装は、即席で考えてやっていったわりには、いい感じに完成しましたね。この公演の後悔があるとすると、
その哲ちゃんの鹿のコスプレ写真を残していなかったことです…。


稽古で初めて、披露した際は、
チカラだけが、いつまでも笑ってました(笑)




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二日目の公演後も、呑み…


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千秋楽を終えても、呑み…


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二次会も、カラオケ…。

そんな感じで、みな各々の場所へ、
また戻っていきました。

さて、長い前フリになってしまいましたが、今回の
『メイン・ストリート・ボーイズ』


まぁ振り返ると
ほんとうにトラブルだらけでした(笑)

本人に許可を得て、
明かしますが…。

木曜日に、劇場入りをし、
準備や、衣装、劇場での動線等の確認、返し稽古をしていたら、通しをすることが、出来ずで、本番当日のゲネプロのみが、そのチャンスだったにも関わらず…


なにがあっても、止めない。
お客さんがいるつもりでのゲネプロ…。

そんな中で、内容も、中盤から後半のクライマックスにむかうあたり…
優飛が、ちょうど怒りをあらわにするシーンで…


チカラが倒れました。
そうなんです、チカラなんです。

なにがあっても、止めない。
そう言ったチカラなんです。

チカラ「俺、本番はけっこう色々試したり、攻めたりしていくんでー。そこは対応してくださーい。」と、
そう言ったチカラなんです。

誰もが、
物凄いこと仕掛けてきたぁー!
なになに、これどう対応する?
と、心の中で考えていましたが…

時間にすれば、ものの数秒だったのでしょう。チカラが、イスにもたれたまま動かない。そろそろ動かないと死に間ではないか?

カズキ(役名)「ナツキ(役名)…??」

と、いう言葉は、ただちに、
一同(素の状態)「チカラ(役者名)っ!?」

に変わりました。
あの事態は、
この千秋楽を無事に終えた今でこそ、
語れるけど、本番中は、
毎回その場面で頭をよぎる、
トラウマレベルの事態でした。

その前後の記憶がないと言っていました。普通にセリフを言っていた場面ですらも、覚えていないとのこと。

しかしながら、おかげさまで容体も回復し、本人も大丈夫だと云うことで、とまった所から、再開することに。

チカラ「ほんとうにごめん。本当に最悪だ…。もう、こんなことにはならないから。次は、ほんとうに何があっても、とまらないでほしい。」

一同「そんなこといいから。本当に大丈夫なんだよね?なら、それでいいじゃん。とにかく、本番まで、時間もないし、やれるなら、やろう。」

そしてゲネプロが再開されました。
物語もそのまま進み、
ついにあの優飛の見せ場がやってきました。

まな板の上の鯛です。







えぇ、まな板の上の鯛です。

下北浜では、そう言うんです。




その時、優飛の激しい鯛動に、机がバランスを崩し、ステージ奥の脚が内側に


がぁぁん!!

と、倒れ机が斜めになりました。



その見た目と音の衝撃に一瞬、
空気が凍りついたその時…



大浦力(素の状態)
「え?あれ?大丈夫?折れた??」








そうなんです、チカラなんです。

なにがあっても、止めない。
そう言ったチカラなんです。


チカラ「俺、本番はけっこう色々試したり、攻めたりしていくんでー。そこは対応してくださーい。」と、
そう言ったチカラなんです。


チカラ「ほんとうにごめん。本当に最悪だ…。もう、こんなことにはならないから。次は、ほんとうに何があっても、とまらないでほしい。」と、
そう言ったチカラなんです。


そう言ったチカラなんです。



みな、凄かったです。
ちゃんと続けました。
倒れたままで、芝居を続けました。

何があっても、お客さんがいるつもりでやろうって言って、
不測の事態でゲネをとめ、
でもそれは、ほんとしょうがないのに、
めちゃくちゃ謝って、もう止めないで!
って、

そう言ったチカラが、素の状態に戻った中、みんな続けました、ちゃんと。



もう、ほんと
これ以上のトラブルはないでしょう、
と、稽古で通しを失敗して、劇場にきても、なおさまざまなトラブルに見舞われました。

もう、スタッフ、演者ともに
だいぶたくましくなりました、本当に(笑)

役にがっつりはまり込む
ドM(マリーシア野郎)メンツと、
不測の事態とかに柔軟に対応する
マリーシア兄弟メンツが、
今回は、そのへん絶妙にマッチング出来たのかなぁって、思います。

千秋楽を終えた今となっては、ね
(・ω・)ノ

さすがに、ガチトラブルの写真は、ありません(笑)






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このシーンですね(笑)


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夢のコラボレーション。
マサ曰く、ツッチーの痙攣は、
キメが細かい、との事です(笑)


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今回、劇団マリーシア兄弟に合流したドMメンバー。

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劇場では、みなテンションが高すぎて、
ブログにあげづらい写真ばかりが溜まっていきました(笑)

劇場入ってからは、メンバー内でしか共有できない写真が増えました(笑)


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楽屋では、マサ様が、サービスショット。



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このポーズけっこう様になってるよね



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お花や差し入れもたくさん、ありがとうございました!


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10月27日誕生日ユッキーナと、
11月30日誕生日のミツホのお祝いもしました\(^o^)/
ユッキーナは、実は年下で、
ミツホはかなり若いんだよなぁ。

全員敬語禁止だから、このへんがいつも錯覚するわ。



当たり前ですが、この一週間、
ほぼ毎日、
ずっとメンバーと過ごしていたので、
またこれが、しばらく無くなるかもと、思う時の喪失感は、いつもながら、ハンパないですね。


マリーシア兄弟の正式復活公演は、
来月の5月。
ドM(マリーシア)野郎の宴は、
夏を予定しています。

そこまでは、しばらく
お別れです。
稽古自体は、きっと三月くらいから開始されると思いますので、その間は、
忘年会だったり、新年会だったり、
そんなドタバタが更新されるかもしれませんね。

三月からの稽古は、自分は参加の予定はないので、誰がブログを更新するんでしょうね(にやにや)
楽しみにしていましょう\(^o^)/


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マリーシア兄弟
第6.9回公演
メイン・ストリート・ボーイズ

【会場】 
下北沢 Geki地下Liberty

【出演】 

脚本・演出   三三三三

【料金】
一般 1,800円
学生 1,300円 
※学生証をご提示ください。

※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。

【タイムテーブル】 
11月21日(金)19:00
11月22日(土)14:00/18:00
11月23日(日)13:00/17:00
(全5回)
※開場は開演の30分前です。


【あらすじ】
昨今の不景気によって、去る者が後を絶たない街「下北浜」
街のメインストリートである、商店街はシャッター商店街と化していた。
街の次世代を担う青年部の面々は、一発逆転の「夏祭り町興し」を計画。
B級グルメ、ゆるキャラ、大花火大会、大安売り、ロックフェスティバル。
街の再起をかけた、町興しは一体何に決まるのか?
全てのシャッター商店街に贈る、地域密着商店街型エンターテインメント。


【スタッフ】 
舞台監督/福原孝一龍
音響・演出助手/大野恭裕
照明/LST
情報宣伝/酒井絵理南