絵本コーナーをつくろう! | タイ教育支援NGO「マレットファン(夢のたね)」のブログ 

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「マレット・ファン」は、タイ語で「夢のたね」という意味。「こども」にかかわる「おとな」の能力およびモチベーションの向上をめざし、研修や交流プロジェクトを実施しています。タイ、日本、そしてアジアに夢のたねをまく活動をブログでも広げていきたいです!

12月20日、「絵本コーナーをつくろう!」ワークショップを実施し、

50人の保育士さん、絵本出版社の方などの参加をいただきました。


午前中はいろいろな絵本を読みながら、

まずはおとなが絵本を楽しむことを提唱。






午後からは、いよいよ絵本コーナーの核となる段ボールの面展台づくりです。

真剣な表情で説明に耳をかたむけ、丁寧に作り上げていかれました。







つづいて、絵本コーナーでの時間を豊かにするための牛乳パックの人形づくり。







作り終えた人形で即席の劇(コント?)があちこちで繰り広げられ、

ほっこりするひと時となりました。






休憩時間中には、マレットファンの選んだ絵本販売コーナーにて

面展台に並べる絵本を探す姿もありました。





タイでも多くの絵本が出版されつつあります。

しかし、書店の児童書コーナーに目立つのはほとんどが知育絵本。

勉強をさせるための絵本を、子どもたちが心から楽しむはずはありません。


まずは、タイの子どもにかかわるおとなたちが、自分の好きな絵本に出会い、

その絵本をもって子どもたちと関われる、そんな体験をいっぱいしてもらえるよう、

マレットファンはお手伝いをしていきたいと思っています。



今回の企画はその第一歩。

みなさんがきれいに仕上げた面展台を肩にかけてうれしそうに会場を出る姿に、

ひとまず、ほっと息をついたスタッフ一同でした。


※今回のワークショップ実施は、

 さいたまの国際交流NPO『ivory space 』さんによるご協力をいただいています。

 ありがとうございました!


マレットファン

松尾久美