12月13日、マレットファンで初めてアートセラピーのワークショップを実施しました。
大阪の子どもにかかわる専門家3名の方のご協力で実現した企画です。
子どもたちとのアートセラピー教室を開いていらっしゃる小田さん、
そして、書道を子どもたちに楽しんでもらう活動家の檜谷さん、
子ども家庭相談員を20年以上続けてらっしゃる藤井さん。
(写真左から1番目)
”アートによる癒し”、”内面を表現する手段としてのアート”は、
タイでも少しずつ認知度が高まってきています。
今回はまず、アートでの感情の発散を体験してもらうための基本編となりました。
講師さんたちの導きで、アート(墨、絵の具の世界)を楽しみながら、
きれいに書くもの、描くものという既成概念を徐々に壊していきます。
『自身の心が促す通り、筆や手を動かしてください!』
との声を待つ間もなく、
参加者さんたちは自然と目の前の大きな紙に
色をのせていくことに没頭していく様子が印象的でした。
学校、幼稚園、地域活動などで、
子どもと関わる方々、61人の参加があった今回のワークショップ。
会場の熱気が徐々に高まっていったのは、
床と壁に張りつめたビニールのせいでなく、
61人の心の声の発散によるものと感じさせられる、
充実したワークショップとなりました。
連日のハードスケジュールの中、笑顔で講師をつとめてくださったみなさん、
本当にありがとうございました!
マレットファン
松尾久美