だらだらつづく旅行記のつづき。

$梅酒ロック片手に
ユトレヒトに行ったのはこの↑建物が目的でした。

これ、ずいぶんスッキリで思い切った色使いで、今建てても不思議じゃないと思うけれど、、1924年につくられた建物なのです。

えーとね、1924年というと日本は大正13年ですってヽ(゚◇゚ )ノ


大正13年に、もし日本にこんな建物つくったら、近隣住民に壊されそう!


...じゃなくて、こんな建物だと、はたして住み心地が良いのかちょっと疑問に思っちゃいません?
私は思いました。
例えば、見た目はスタイリッシュで素敵だけど蛇口がどこだかわかんない流しとか。あるじゃないですか。。


この建物は、なんと世界遺産に登録されています。
予約すれば中を見学できるし、そのときにはガイドさんが案内してくれる上、音声ガイドを貸してくれます。
音声ガイドは日本語もあるので、私はちゃんと全部聞きながら中をじっくり見てきました。


そしたら、中のつくりは『家族のためを思ってつくられたもの』だらけでした(´□`。)
こんな見た目の建物が『おうち』だっていうギャップに驚いていたのかもしれないけど、、
たとえば、玄関口に唐突に、家族4人ぶんの引き出しとか、ベンチとか(無ければもっとスッキリするようなもの)がくっついてたり、
本来プライバシーが無かった(らしい)メイドさんが自由に外へ行き来できるような部屋の配置になってたり、
台所の壁が黒いのは、汚れがめだたないようにするためだったり、
いきなり妙な出っ張りがあると思ったら、目覚まし時計を置くための出っ張りだったり。



あの家の中はたぶん、あの椅子に座ったときと同じ感覚で、実は住みやすい家なのだろうなあ。

$梅酒ロック片手に

(考えがまとまらないのに記事にしてるから読んでもつまんない気が。。すみません)