2月は劇場で観た映画に好みな作品がたくさんありました♪
こういう映画を観たかった!というのが次から次へと。
1か月でこんなに当たった月は結構珍しいです。

「人生はビギナーズ」
「おとなのけんか」
「ヤング≒アダルト」
「ドラゴン・タトゥーの女」

この4つは本当にどれも好きです♪

「人生はビギナーズ」「ヤング≒アダルト」の2つは
自分の人生観の中でかなり共感できる所があって好きな映画でした。
あんまり書くとコアなパーソナル部分がモロ出るので、
何に共感しているかは書きませんが(笑)

「おとなのけんか」「ドラゴン・タトゥーの女」
79分と158分という両極端の長さの両作品。
共通してポランスキーとフィンチャー作品は画面上の見所がたっくさん。

画の写し方とテンポの良さがキレッキレで気持ち良すぎます♪
本当にカッコイイ画を撮るな~とため息が出ちゃうくらい。
(てか「おとなのけんか」はコメディですが・・・笑)

昨年の「ゴーストライター」「ソーシャル・ネットワーク」
の次にこれらを出されると、次回作も楽しみすぎて仕方ありませんね。


○【Live】2公演
5.Peabo Bryson with Deborah Cox@Cotton Club 2月4日(土)2nd
*東京最終日

ピーボ・ブライソン&デボラ・コックス@コットンクラブ。凄く良かった。抜群の安定感のピーボに美しい高音のデボラ。2人のデュエットは「A Whole New World 」本当に上手な人の歌聴くのって心底気持ちがいいんだなって思った。名物(?笑)お客さん全員と握手するピーボも観れた。

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6.Jose James with Taylor Mcferrin@Billboard Live Tokyo 2月19日(日)1st*東京最終日

Jose James with Taylor Mcferrin@ビルボードライブ東京・最終日1st 今年初BBLは幸運にもご招待で♪ジャンルフリーでコラージュを観ているようなライブ。Hip Hop世代アーティストの音楽は楽しいな。ご招待感謝☆

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【映画】33作品
○劇場7作品
7.『アニマル・キングダム』デヴィッド・ミショッド監督。10年のオーストラリア映画。メルボルンに実在した犯罪一家と警察の攻防に巻き込まれた17歳の少年の話。「来るよね?来るよね?やっぱり来た~!」ていうシーンが何度も。そういう意味で映画館の大音量だから楽しめたのかも。#eiga

8.『人生はビギナーズ』マイク・ミルズ監督。75歳でゲイ宣言した父親との最期の日々と新たな恋。ハル役クリストファー・プラマー好演。オリヴァー(ユアン・マクレガー)とアナ(メラニー・ロラン)の出逢いから距離を縮める過程の行動や会話が素敵すぎ。ツボ多すぎ、大好きな映画。#eiga

9.『ドラゴン・タトゥーの女』デヴィッド・フィンチャー監督。スウェーデンの大ベストセラーを映画化。圧倒的なテンポの良さで158分の長尺を一気に見せる。ヒロインであるリスベット役ルーニー・マーラのキレッキレなカンジが最高にカッコイイ。続編も同じスタッフ・キャストで観たい。#eiga

10.『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い(Extremely Loud & Incredibly Close)』スティーブン・ダルドリー監督。9・11で父を亡くした少年が父から遺された課題に挑戦。受け入れ難い事実との折り合いの付け方や人と人とのつながりに涙。#eiga

11.『TIME/タイム』アンドリュー・ニコル監督。時間が通貨となり、貧富の差が余命の差に。テーマやアイディアはドンピシャも展開にもう少しひねりが欲しかった。お目当てアマンダ・サイフリッドは前髪パッツンのおかっぱ頭。10数センチのヒールで走りまわる。まず靴脱げ~(笑)#eiga

12.『おとなのけんか』ロマン・ポランスキー監督。子供のケンカに親が出る。二組の夫婦の会話劇。ポランスキー新作は意外にもコメディ。ずっと笑いっぱなしで最高に楽しめた。圧倒的なテンポで繰り広げられる会話の応酬と抜群の間。ぶつかり合う主役4人の役者魂。観たい映画が観れた感。#eiga

13.『ヤング≒アダルト』ジェイソン・ライトマン監督。ディアブロ・コーディ脚本『JUNO/ジュノ』コンビ。37歳のYA作家が故郷で妻子持ちの元カレに迫る。Jライトマンの人生観の描き方に共感。マイレージ同様好み。シャーリーズ・セロンがイタいのに魅力的。居心地悪い心地良さ。#eiga


○劇場以外26作品
34.『ジェシカ・アルバの"しあわせの方程式"』マリリン・アグレロ監督。劇場未公開。父の病を契機に殻に閉じこもっていた数学好きの女のコ。周囲との触れ合いで心を開いていく。お色気封印で野暮ったいジェシカたんイイわ。恋の相手との噛み合わない会話等とにかくキュート。ほっこり。#eiga

35.『MAD探偵 7人の容疑者(神探)』ジョニー・トー、ワイ・カーファイ監督。2007年の香港映画。奇行の元刑事と多重人格の容疑者。想像以上にMADで不思議な映画。話がどう転がっていくのかが全く読めないままテンポ良くラストまで。シーン毎の表現方法が斬新で見応えあり。#eiga

36.『つぐない』ジョー・ライト監督。07年のイギリス映画。イアン・マキューアン「贖罪」を映画化。イギリス官僚の娘姉妹と使用人の息子の話。妹のシアーシャ・ローナンの存在感。主役キーラ・ナイトレイに全く負けてない。カット割りが特徴的で好み。「プライドと偏見」も観なきゃ。#eiga

37.『リトル・ミス・サンシャイン』ジョナサン・デイトン&ヴァレリー・ヴァリス監督。06年ロードムービー。個々に問題を抱えた家族が娘のミスコンのためVWバスでカリフォルニアへ。やっぱ映画ってこうでなくっちゃ。笑いがありながら、最後しっかり泣かせてくれる。家族モノの良作。#eiga

38.『グリーン・ランタン』マーティン・キャンベル監督。アメコミ(DCコミック)原作モノ。父の事故死を乗り越えられないパイロットがヒーローに。可もなく不可もなく、印象に残りにくい。企画から紆余曲折で10数年、完成して良かったねくらいとしか。ブレイク・ライヴリーの声好き。#eiga

39.『インシディアス』ジェームズ・ワン監督。リー・ワネル脚本で『ソウ』シリーズ1作目のコンビ。ホラー。タランティーノが11年のワーストに入れていたので、興味本位でチョイス。Jホラーっぽさから親子冒険モノと予想外の方に話が転がっていき、結構楽しめた。大音量で不協和音。#eiga

40.『100,000年後の安全』マイケル・マドセン監督。デンマークのドキュメンタリー。放射性廃棄物が安全なlvになるまで10万年。世界に先駆け最終処分の方法を模索するフィンランド。オンカロと呼ばれる放射性廃棄物処理施設の仕組み。10万年後の未来人との対話。日本人必見!#eiga

41.『レイチェルの結婚』ジョナサン・デミ監督。姉の結婚式のため更生施設から実家に帰ってきた妹。アン・ハサウェイ熱演。音楽は全て生演奏。秀逸なシナリオに生々しい演出・カメラワーク。空気がしっかり見え、気持ちがダイレクトに伝わる。あらゆる感情を丁寧に描いた良作でオススメ。#eiga

42.『アリス・クリードの失踪』J.ブレイクソン監督。2009年のイギリス映画。誘拐犯の2人の男と誘拐された1人の女の心理戦。セリフなしで見せる冒頭5分の映像良かった。限られた空間・人物で少しずつ明らかにする展開も上手い。全体的に好みだがラストにサプライズが欲しかった。#eiga

43.『Dear Zachary: A Letter to a Son About His Father』カート・クエンネ監督。2008年のドキュメンタリー。息子と息子を殺した元恋人の間に産まれた孫ザカリー。壮絶な悲劇的展開。カナダの司法(保釈)制度への強烈な問題提起。#eiga

44.『4デイズ(Unthinkable)』グレゴール・ジョーダン監督。核爆弾を仕掛けた男vs尋問スペシャリスト(サミュエル・L・ジャクソン)。24的モチーフも視点が逆で興味深い。米国の行いや拷問の是非などを観ている側に考えさせる。本国未公開残念。米国人こそ観るべき。#eiga

45.『バレンタインデー』ゲイリー・マーシャル監督。バレンタインデーのLAを舞台にした群像劇。『ニューイヤーズ・イブ』が凄く良かったので遡り観賞。好みの役者さん多数。やっぱりバランスとテンポ最高に良いわ。この超豪華キャスト共演のロマコメシリーズ、今後も色々観てみたい。#eiga

46.『ステイ・フレンズ』ウィル・グラック監督。ジャスティン・ティンバーレイク×ミラ・クニス。セックスフレンドから始まる関係。似たテーマなら『抱きたいカンケイ』の方が全体的に好みかな。テンポの良いあけすけな会話やフラッシュ・モブでの告白など軽さ・ポップさは今作の方が上。#eiga

47.『劇場版 神聖かまってちゃん ロックンロールは鳴り止まないっ』入江悠監督。プロ棋士志望の女子高生・シングルマザー・バンドのマネージャーそれぞれの悩みや葛藤がバンドのライブを契機に解き放たれていく。音楽モノとしてスゴく楽しめる作りだと思う。後半の疾走感が気持ち良い。#eiga

48.『NANA』大谷健太郎監督。矢沢あい原作漫画を実写化。2005年。色々な漫画原作の実写化を観ているが、ここまでイメージとピッタリのキャスティングは他に無い。中島美嘉さんのナナ、宮﨑あおいさんのハチのどちらも違和感無さすぎ。原作何度も読み、映画も何度も観てしまう。#eiga

49.『ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない』佐藤祐市監督。2ちゃんねるスレッド書籍の映画化。過酷な労働環境のソフトウェア業界を舞台に元ニートの成長を描く。定時は都市伝説とかデスマとかちょいちょいツボ。ただハード目を予想していたため、全体的にぬるい感。#eiga

50.『パルプ・フィクション』クエンティン・タランティーノ監督。とにかく好きすぎて、もう数十回目の観賞。構成や脚本を始め、仕掛けや遊びでいっぱいなオモチャの宝箱。役者さん達も最高。特にサミュエル・L・ジャクソン先生の独壇場は何回観てもシビれる。久々にタラ作品色々観よう。#eiga

51.『レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで』サム・メンデス監督。08年。レオナルド・ディカプリオ×ケイト・ウィンスレット。一見円満な夫婦の崩壊を描く。口論のシーンが痛くて痛くて・・・夫婦どちらの気持ちも凄く分かる。現実や相手との折り合いの付け方って難しいね。#eiga

52.『スパイキッズ4:ワールドタイム・ミッション』ロバート・ロドリゲス監督。劇場公開時は3D+香りの4D。R.ロドリゲス×ジェシカ・アルバという最高に好きな組み合わせ。子供向け作品だが、豊富なギミックetc.遊び心いっぱいで結構楽しい。R.ロドリゲス肩の力抜けてる♪#eiga

53.『小悪魔はなぜモテる?!(Easy A)』ウィル・グラック監督。エマ・ストーンの学園青春コメディ。尻軽のレッテルを貼られた女子高生が人助けのために尻軽を演じ続ける。宗教的なモチーフが随所に入り、かなり深くて考えさせられる。邦題の印象を覆してくれる良作。オススメ。#eiga

54.『デス・プルーフ in グラインドハウス』クエンティン・タランティーノ監督。サイコ暴走野郎vsガールズ。タラのB級&カーアクション映画への愛が溢れる。タラの好み全開で、くだらないガールズトーク、これみよがしのSTAX、本人役のゾーイetc.ツボがいっぱい。好き。#eiga

55.『レザボア・ドッグス』クエンティン・タランティーノ監督。1992年。強盗のために互いの素性を知らずに集められた男達が疑心暗鬼。各々が色のコードネームを持つ。一人タラ祭で久々に観た。脚本、構成、音楽etc.タラの魅力満載。ティム・ロスがする小話練習のくだりが好き。#eiga

56.『Paper Clips』エリオット・バーリン監督。テネシー州の白人社会の町の学校。ユダヤ人迫害に関する授業で殺されたユダヤ人の数(600万)のクリップを集める。キリスト教保守派の子供達がこの経験を通して、外の世界を知っていく。多様な価値観を醸成する教育の必要性。#eiga

57.『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』ジョー・ジョンストン監督。アメコミ(マーベル)映画。第二次世界大戦下、肉体的理由から入隊を拒否されていた若者がその強い愛国精神からスーパーヒーローに。徹底的にアメリカ的な映画。『アベンジャーズ』の前日譚としか。#eiga

58.『クラッシュ』ポール・ハギス監督。LAでの交通事故を起点とした群像劇。様々な人種間の無知・偏見・無理解・憎悪等ネガティブな感情と同時に「つながり」も描く。複数の視点を持って社会問題を提起しながら、エンターテイメントとして成立させている手腕に驚愕。問答無用で超良作。#eiga

59.『ボーダー』ジョン・アヴネット監督。ニューヨーク市警のベテランコンビが連続凶悪犯殺人を追う。ロバート・デ・ニーロ×アル・パチーノ。演技者対決目当ても、プロット粗すぎで全くのれず。この2人を使ってこの話では失望以外に何もない。『ヒート』みたいな震えるの観たいなぁ。#eiga