褒め方、しかり方についての動画
特に難しいしかり方についてまとめます
結構ボリュームの大きい動画なので、まとめても長くなってしまいました。
気になる方は動画をご覧ください。
条件付き子育ては
・褒美と罰
(愛情を餌にした)褒美と罰で人をコントロールすることは動物の調教で使われる
「早くお風呂に入らないと今日は絵本読まないよ」
絵本の読み聞かせ=無償の愛情行為
親の言うことをくれないと親は愛情をくれないと子供が感じてしまう。
条件付き子育てのデメリット
・短期にしか効果がない。
・自己肯定を揺るがせる。
親の言うことを聞く自分は価値があり、親の言うことを聞かない自分には価値がないと感じる。あなたはあなたのままで価値があるというのか自己肯定感。
・関係悪化
親子関係が悪化してしまう。
・継承
褒美と罰を受けて育つと、自分が親になったときに同じように子育てしてしまう。
無条件子育て5ポイント
・ほめ方叱り方
・イメージ見直し
子供をリスペクトするビジョンに切り替える。
子供は危なっかしい存在である、きっとできない
→この子ならわかる、伝わる、失敗しても覚えてできるようになる
・リーダーとして立ち振る舞う
言うことを聞かせる独裁者は×、一切叱らない親も×
ルールや行動規範を決める、どうしてこういうルールにするのか、どうしてこれがいいことなのかを共有し、
親はロールモデルになるべき。
・要求見直し
子供の発達状況に応じた要求をする。
「静かにしなさい」→年齢的に難しい場合は要求や環境を見直す。
・長期目標を持つ
どういう子育てがしたいのか、将来どんな子になってほしいのか
自分の意見を言える子?自立した子?
今、子供に要求していることは、将来像に合っているか??を考えてみる。
褒め方の種類
おざなり褒め
テキトーに褒めるのは「天才じゃん」、「かっこいいじゃん」
「この人ちゃんと見てない」、「頑張っても頑張らなくても同じ褒め方をされる」と感じる
褒めてほしい個所をほめてもらわないと子供は不信感を感じる。モチベーション低下につながる。
褒める箇所が無ければ褒めなくてOK。
人中心褒め
「才能があるね」「あなたは優しいことだね」「あなたはいい子」
その瞬間のことを褒めてほしいときに、全人格を褒めるとプレッシャーになる。
全人格を褒められたのに、他の時に褒められなうことがあるとよくわからなくなる。
「優しくない自分を見られたら嫌われちゃうかも、、」「才能があっても失敗したらがっかりさせちゃうかも」
プロセス褒め
ほめ方のポイント
プロセスを褒める
成果より努力や成長をフォーカスすること。
絵を褒めるとき「すごい観察してるねぇ」
プロセス褒めのメリット
・さらに良いプロセルを積み上げようとなる。
・うまくいかなかったときでも褒められる。「前回よりうまくなったね!」
具体的に褒める
自己評価と褒め言葉にギャップがあると不信感が募る。
「ここがいいねぇ」「ドリブルがうまくなったね」
質問する(自由回答形式)
What, How, Whyの質問をする。相手から伝えたいポイントを引き出せる。
𠮟り方
罰を中心としたしかり方
デメリット
・より攻撃的・反発的になる。
すり抜ける方法ばかり考えてしまう。
・力による解決の正当化
問題が起きたときに罰を与える親を見て育つと自分もその方法を使うようになる
・関係悪化
・反省を促せない
上手な叱り方
・「ダメ・違う」をできるだけ使わない
お菓子を食べたらだめ!
・結果より努力・プロセス
なぜお菓子を食べた?なぜお腹がすいた?
なぜ朝ごはんを食べなかった?
朝ごはんはなぜ食べないといけないのか?
・理由を説明
お菓子はなぜ食べてはいけないのか?お菓子ばかり食べていると大きくなれない。
・気持ちを正直に伝える
お菓子ばかり食べていると栄養がないから大きくなれなくて、健康になれないからお母さんは悲しい。
理想的な叱る流れを習慣化すると良い
行動を描写
「おもちゃの取り合いをしてお姉ちゃんは弟を蹴ったね」
感情
「二人とも大事な子供なのに弟が蹴られているのを見てママは悲しかった」
影響
「嫌なことがあったときに蹴る子になったら、蹴られたことも傷つくし、お友達対しても蹴る子になっちゃうし、お友達もできなくなっちゃうよ」
提案
「私はこういう風ににしたらいいと思うけど、どう思う?違うやり方がある?」
次はこちらの動画。
こちらの動画は非認知力についてのエントリーでもご紹介しました。
このおじさんめちゃくちゃ愛情深くで大好きです。
うちの子供にもこのおじさんとかかわってほしいなぁ。
親は太陽のように輝いているべきである。
思春期に遊び切ることが大事。ひたすら遊んだ子が意思を持った子に育つ。
基盤の力(文字、計算)は、とにかくやれ!どオッケー。習慣が大事。
思考の力は好きだけがモチベーション。没頭でしか伸びない。(囲碁は5歳までに始めないといけないとか臨界期は存在するらしい)
寝る時間を削ってまで読書はダメ。睡眠は何より大事である。
親が終わって言ったら終わり!というルールは徹底すること。必要があって叱る時はコラーッで、動物的な感じで怒ってオッケー。それで自己肯定感は下がらない。むしろ子供は加減がわからないので、基準をしっかり示してくれる大人は好まれる。
子供のためには母はニコニコでいないといけない。夫は妻をニコニコにするのが仕事である。