前回の続きです。
久しぶりに会った彼女は、頬がこけてガリガリだったけれど、ちょっとふっくら体型になっていた。

10kgくらい増量したかと思ったら12kgと。健康的で丁度いい感じ。

なんで施設へ行くことになったかを聞いたら。

バレエのショーの時に飲みすぎて、帰宅後、車を壊し、旦那さんを殴り流血ニヤニヤ

警察を呼んだら黒人警官に対して差別用語を連発←これ犯罪だからポーン滝汗

彼女の母親が来て宥めて連れて帰った。

彼女の母親と旦那さんで彼女を施設に入れることを決めたと。場所はヨハネスから車で2時間。

最初は3ヶ月の予定だったが、結局1年。その間家族とは1ヶ月に1度話すことができ、3ヶ月に1度会えた。

施設での生活は電話も使えず、テレビも無く。毎日午前中は畑仕事を3時間。鳥を絞めたり、午後は掃除、洗濯、みんなでお話し会など。シャワーは4分間の制限。髪は週に1度しか洗えない。トイレに行く時は誰かがついて来て。まさに監獄状態チーン

この生活も辛いけれど、一番下の子は5歳で、子供達に会えなかったのもかなりきつかったと思う。

そして旦那さんが、働きながら子供達の学校の送り迎えや家事、料理ってゲッソリヘルパーが通いで来ていたとはいえ、これも想像を絶する大変さ滝汗

でも無事に戻って来たニコニコ夫婦関係も一応良好らしい。

もうお酒は一生飲まない、と。

勧めるつもりはないけれど、ワイン🍷1グラスだけ、と決めて後はどこか手に入らない様な場所に置いていくのは?

以前書斎に鍵をかけていたけれど、それを壊してお酒を取ったこともあるし、家になければ歩いてでも酒屋に行くよ、と旦那さん。

たった1杯でも飲んだら延々と止まらなくなり、暴力やモノを壊したり...。

飲まないのが一番らしいキョロキョロ

わたしも若い頃はかなり羽目を外して色んな人に迷惑をかけたけれど、暴力やモノを壊したことまではなかった様な...。

ただ翌朝自分の体はあざだらけになっていて、一体どんな動きをしてこんなにアザができたのはさっぱりわからないことはよくあった笑い泣き

でもそこがアル中とそうでないことの違いなのでしょう。

南アは美味しいワインが沢山あるのに、それが一生飲めないなんて、あたしにはとても苦しいことに思えてしまうショボーン

でも彼女はこのままお酒を飲み続けていたら、多分、家族を失っていたし、犯罪者になったかも知れないし。

自分の身近でこういう人に出会ったことはびっくりだし、考えさせられる出来事だった。

みんなも楽しく度を越さない程度にお酒を楽しみましょう🥂🍾おねがい