ドラッカーを参考にすることの功罪、自分勝手に解釈すると大変なことになりますよ | 生命(いのち)を輝かせる言葉の森

ドラッカーを参考にすることの功罪、自分勝手に解釈すると大変なことになりますよ

個人的には、私も大のドラッカー好きです。

もしドラ以降、彼の名前が多くの日本人にも知られるようになったのは誠にうれしい思いでいます。

しかーし、一知半解でドラッカーを使うと、思わぬ間違いをしてしまうことがあります。

たとえば、ドラッカーが説いた【パフォーマンス(=成果)の向上策】.


・なにかを成し遂げることができるのは、「強み」によってのみである。

(強みを知る唯一の方法はフィードバック分析である)

そして→

1) 自分の強みを成果を生み出すものに集中させること

2) その強みをさらに伸ばすこと

3) 知的な傲慢を正すこと

4) 邪魔になっていることを見つけ、それを改めること

5) 人への対し方を見直すこと

6) 苦手な分野の仕事は引き受けないこと

7) 並みの分野の能力向上に無駄な時間を使わないこと。(1)へ集中すること


これは、多くの人に引用され、また、活用もされています。

ところで、自分の強みを本当に理解している人はどれほどいるのでしょうか。

厳しい言い方をすると、実力もないのに、やりたい仕事、目立つ仕事があたかも自分の強みであるように言う人が多いのです。
それも現場を知らない、本部、本社の人間に多いとしたらどうでしょう。

皆様のご想像の通りで、

だんだん本当の企画ができる人がいなくなる。

現場知らず、お客様知らずのできそこない人材が会社を運営する。

そんな恐ろしいことの起きないように、適材適所を心がけるのが経営者の目線なのだと思います。

ではまた、

(ちょっと辛口でしたか?)