遠くまで見えるメガネ、仕事でパソコンの画面を見るためのメガネに加えて、最近スマホの画面を見るメガネを作成した。


3つとも西宮市のトイボアさんで検眼してもらってレンズを作った。トイボアは、吹田市の視覚情報センターの田村先生のお弟子さんのお店である。両眼視機能を測定して下さり、新聞を見たり、遠くを見たり、より日常的な目の使い方を検査をしてくれる数少ないお店の一つだ。


以前は田村先生に作ってもらっていたが、家により近いトイボアさんを紹介してもらって以来、お世話になっている。


隙間時間にスマホで文章を書いたり、記事を読んだりする時に、パソコン用のメガネでも焦点が合いにくく、時折、眼筋の緊張から電車酔いも起こしていた。

スマホは、目との距離が近いし、いっそのことメガネを外していたが、それも、いつもの私の習慣的目の使い方で眼筋は緊張が強かった。


3つもメガネを持つの⁉︎と思う人もいるかもしれない。いや、私自身が最初そう思ったから。


しかし、スマホの小さい文字、明るい画面でも新しいメガネを通してみると、眼筋の緊張具合が全然違っている。これで、3つの視点を手に入れたと思えば、なんだかうれしい。


3つの視点とは、鳥の目、魚の目、魚の目の事である。この3つの視点を持つことが生きていく上で大切だと言われている。


入倉隆さんの書籍によると、鳥の目は、全体を俯瞰的に見渡し、視野を広くすること、虫の目は、近くで細かいことを見ることから、ミクロな視点で物事を捉えるという意味だ。また、複眼で多面的に捉えるという意味もあるようだ。魚の目は、魚が潮の流れを捉えるように時流をつかむ視点を持つことの例えとして使われている。


アレクサンダーテクニークを学んでいて、自分の目の使い方や習慣には気づいていても、それを変えることは簡単なことじゃない。しかし、メガネをかける事で、3つの視点を楽に使うことができるなら、使っても損はないなと思う。

だって、生きている上で目を使わない事はあんまりないからなぁ。


ご興味がある方はぜひ。