ジョグジャ癒しの宿

ジョグジャ観光の前に、今日は、まず宿の紹介

◎ウシュマアリス　　

　歩き方に載ってる宿。

　メールで直接予約　

　シングル　　２３００円くらい　

　宿評価　９０点　　(朝食込み)　　

　敷地には緑が多く、熱帯雨林の中みたいな感じ。部屋も綺麗。

　スタッフはとても親切かつフレンドリー。　

　それもそのはず、オーナーの奥さんは日本人。　　　　

　いわゆる日本人宿。

　でも、日本語を話すのは、後で紹介するブリさんだけです。

　ＷＩＦＩの電波も強い。

　夕食も食べることができる。ここのはかなり美味い。

　徒歩５分でスーパーあり。

　短所として、ジョグジャ駅からは少し遠いこととシャワーが熱すぎること。

　大体の宿の短所はシャワーがぬるいことだけど、ここはサービスしすぎで熱すぎ

　この宿で、従業員みたいに働いている３９歳男性のブリちゃん。

　実は、宿に出入りしているドライバー兼ガイドさん。

　宿の従業員ではないけど、仕事がないときは、宿にいます。

　ブリちゃんは、研修制度を利用し、日本の奈良で家具つくりを３年間していたそう。

　さすが、日本語はかなり上手い。

　そして、３年間家具職人として働いていただけあって、仕草などが日本人と思ってしまうことがある。

　特に、目上の日本人と話しているときは「はい。」「おっしゃるとおりです。」と日本人にしか見えないのが可笑しい。

　ブリちゃん曰く「職人は徒弟制度だから厳しかったから鍛えられました。でも、段々気に入られて、よく先輩と飲みに行ったよ～。」と屈託ない笑顔。

　花をつけて、寒いギャグ連発のブリちゃん。

　ちなみにブリちゃんは、日本人の彼女募集中！

　ジョグジャでは、ブリちゃんと一緒が多かったので、まずは紹介です。

親切なファミリー。ありがとう。そして、さようなら

　昼御飯も終わり、会計に。

　そのまま財布も出さずに「御馳走さまー」ってのも何だから、一応財布出すことに。　

　この日本人的感覚！

　するとＰさん「君はゲストだから、気にするな。」とさすがジャワ紳士。

　値段見るのも悪いので、おちびチャンと遊びながらお店の外へ。

　雨も上がってるし、晴れ間も見えてきた～

　車に乗るとＰさんが、「娘に本を買ってやる約束してるんだが、本屋に行ってもよいか？」

と尋ねるので、当然ＯＫである。

　インドネシアの本屋を見る機会なんてあまりないしね。

　１階が雑貨店で２階が本屋さんになってるビルに到着！

　外国の本屋って意外に小さいところが多いが、ここはそこそこの広さ。

　料理から科学、絵本まで色々揃っている。

　上のお姉ちゃんは「名探偵コナン」が大好きって言ってたのでいっしょに漫画コーナーへ。　　

　大量の日本の漫画が！！

　

　ナルトなんて平積み状態である。

　どんだけ人気あるねん日本の漫画！！！

　それに、どれも日本の三分の二くらいの値段で、しかも若干薄い。

　Ｐさんに尋ねると、日本はパルプの輸入国だけど、インドネシアは輸出国だかららしい。

　なるほどね。

　それに、日本みたいに良い紙を使ってなさそうだし。

　これまで、Ｐさん一家と話した内容で、語学に関するものがあったので、少し。

　インドネシア人は、英語を流暢に話す人が非情に多い。

　理由は、小学校くらいから第２外国語として英語を学ぶからだそう。

　ラオスでもそうだったけど、多分会話重視のカリキュラムなんだと思うのである。

　僕らの時代の英語教育って、文法ばっかで不思議だった。（今はどうなんでしょう？？）

　疑問に答えてくれたのは大学生のとき。

　教授いわく「会話なんて必要ない、論文を書けて、読めればいい。そのための英語教育だ。」そうな。

　英語の論文を読むことも書く事もない僕としては、そんな英語教育は選択制にして欲しかった。

　インドネシアは他の言語を勉強する人も多いようで、とにかく辞書も安い！！

　Ｐさんに「インドネシア語の辞書は日本で幾らくらいだ？」と聴かれた。

　マイナー言語の書物は高いことは知っていたので、「結構高いよ。多分安くても５０００円くらいはすると思う」と答えた。

　すると、Ｐさんが「インドネシアで買えばかならい安いぞ！」とのことなので、辞書を確認。

　安い！

　日本インドネシア語辞書が、ポケットタイプなら５００円くらい。普通の辞書でも２０００円くらいからある。

　ということは、インドネシアでは、日本語はマイナー言語でないということっ！？

　安直ですが、うれしいじゃなですか～

　で、まだ、インドネシア旅行も序盤だし、ポケット辞書を購入！！

↑　ボーナスでついていたポスター

　　芸者！？

　辞書を買ったことには、Ｐさんも大喜び！！

　女性陣が買物を続けているので、Ｐさんと二人して車に戻り、辞書を見ながら、こんな言葉も載ってるのか！！と女性禁止のボーイズトークである。

　それを尻目に、娘さんは学習参考書を買っていたようでしたが・・・。

　この後、Ｐさんが宿に送ってくれた訳ですが、車を降りてフロントに一緒に行ってくれ、チェックインを手伝てくれたのであった。

　最後の最後まで親切にして頂いた

　僕は、Ｐさんファミリーにできることがないので、せめて去りゆくＰさんファミリーの車が見えなくなくるまで手を振ることに。

　晩御飯として頂いたナシゴレンは本当に美味しかったっ！！

ジョグジャ名物料理 グドゥッ

　 続きを書く前に、親切なジャワ人一家はＰさんファミリーとしておきますね。

　昼飯を食べるため、Ｐさんが大雨の中、車を運転し着いたのがファミレス風の洒落たレストラン。

　席について、メニューを見るもインドネシア語だから全くわからん。

　僕的には、名物系が食べたかったので、メニューにあるだろうと気軽に「トラデショナルなやつはどれ？」ってみんなに聞いたのである。

　すると、ファミリーが何やらインドネシア語で話し出す。
　おい！なんか悪いこといったか僕は！？
　Ｐさんが「ここにはトラデイショナルフードはないから他の店に行こう。」と仰るではないか！？

　僕は、ガスト行っても、ハンバーグだけじゃなく和風もあるから、ホントに軽い気持ちだったから「ここでいいよ」と言ったのだけれど、Ｐさんは「いいから、いいからトラディショナルの店に行こう。」と言うのである。

　でもＰさんは次の店に行く前に「ここのナシゴレンは超美味いから弁当を注文するのでちょい待って。」とのことなので、しばし待機。

　その間にも、予約したホテルに予約漏れがないか奥さんが電話で確認してくれ、チェックインが少し遅れる旨も伝えてくれるという歓待ぶり。

　そして、弁当をゲット後、車に。

　すると、奥さんが、微笑みながら「美味しいから晩御飯に食べなさい。昼御飯じゃないわよ。」と僕に弁当を一つ差し出してくれたのである！

　感動！！

　読者の方は、お分かりだと思いますが、僕はただの中年で小汚い旅行者です。

　ハンサムでも何でもありません。

　もしかしたら、クサいかもしれません。

　でも、そんなことは全く気にしない、なんと親切なＰさんファミリー。

　さて、次はトラディショナル料理店である。

　この店、木造のインドネシア様式(そんな様式あるなか分からんけど)で、なんとも雰囲気の良い、そして値段の張りそうな感じ。

　なんでも、ジョグジャの名物はグドゥッ(発音がムズい)と呼ばれる鶏肉がメインの料理だそうな。

　当然、グドゥッを注文。さすがにナシゴレンを頼めんわ。　

グドゥッは、おいしいインドネシア料理の例にもれず、やっぱり美味。鳥はよく煮込まれており柔らかい。副菜はココナッツで味付けかな？！

　

巨大なグラスに入ったインドネシア風冷しアメ

美味しい！

　他に、インドネシア煎餅みたいな食べ物を注文してくれ、

Ｉｍ　ＦＵＬＬお腹いっぱい

　ちなみに、僕はあんまり辛い料理は苦手ある。

　インドネシア料理は辛い物とそうでないものもあるんだけど、旨味が効いていて意外に大丈夫。

　年頃の長女と次女(中学生)は、異教徒で小汚い中年の僕にハニカミつつも、積極的には話しかけてくれないが、質問すると答えてくれる。

　で、甘い物と辛い物どっちが好きときいてみると、お姉ちゃん二人は「辛い物！」と即答。

　そうなんや、女性のスイーツ好きは万国共通でないんや～。

　また、熱帯のインドネシアは結構蒸せるけど、一番下のおちびチャン以外は、ブルカを取らず平然としている。

　イスラム教徒の女性は、人前ではブルカ巻いて髪の毛を隠しているので、かなり暑いはずなのに。

　文化っておもろいわ～。

Ｐさんと著者近影　なんだか僕は間抜け面。

　なんか長くなってきたので、またまた続きます。