みなさん

 

おはこんばんにちは。

窓際サラリーマンことMr.Madogiwaです。本日はコロナ禍に於ける世界経済の最新情勢をレポートします。

 

① 米国 : 4月の失業率は14.7%。2020年年後半は景気回復を見込むも、完全回復は2021年以降

58日、4月の米雇用統計が発表され、失業率は14.7%と戦後最悪を記録。非農業部門雇用者数も前月比▲2,050万人と大幅に減少。特に娯楽・接客業では770万人減少。総合スーパー業では、買い溜め需要急増に伴う人手不足対応で9.3万人の雇用増加が見られたが、その他略全ての分野で大幅な雇用減少。米労働省は、本統計では新型コロナの影響を正しく反映できておらず、実際の失業率は20%超の可能性を示唆。

 

② 中国 : コロナウイルス第2波への警戒が続く中、経済は回復の兆し

515日、中国国家統計局は4月の主要統計を発表し、新型コロナの感染がピークを迎えた2月に主要経済指標は大幅に落ち込んだが、3月には回復の兆しを見せ、諸外国経済が依然停滞し外部環境の早期回復が見込めない中4月も回復傾向が続いている。

百貨店やスーパー、ECの売上を合計した社会消費品小売総額は前年同月比▲7.5%と前月からマイナス幅が縮小。オンライン小売は同+0.8%とプラスに転じた。マンションや工場の建設を示す固定資産投資は1-4月累計で前年同期間比▲10.3%減と前月からマイナス幅を縮小し、4月の鉱工業生産は前年同期比+3.9%4カ月ぶりにプラスとなった。また4月の貿易統計は、輸出が同3.5%増と4カ月ぶりにプラス。然しながら、企業活動の再開に伴う輸出遅延の改善や医薬品の出荷急増等が牽引し、回復は一活性との見方もある。

 

③ 韓国 : 4年目に突入した文政権の支持率は回復なるも経済政策は迷走

510日、文在寅大統領は大統領から就任3年を迎えた。前法相のスキャンダルをはじめ、景気悪化や対北朝鮮政策のスタックで足元の支持率は急低下していたが、新型コロナの感染拡大を食い止めた政策が評価され、直近の世論調査では支持率が1年10カ月ぶりに70%台に回復した。

経済面では19年の経済成長率は2.0%と08年の金融危機以降で最低水準に留まったが、新型コロナの影響で今年はマイナス成長に落ち込む見通し。GDPの4割を占める輸出は、屋台骨である半導体の市況悪化で減少し、4月には貿易収支が8年3カ月ぶりに赤字となった。雇用環境は、18年からの2年間で最低賃金を2桁上昇させた結果、各社が雇用を絞り失業率が上昇する結果を招いている。更に新型コロナが追い打ちをかけ、3月には10年2カ月ぶりに就業者数がマイナスに転落。残りの任期2年で韓国経済をどこまで立ち直らせることができるか、文政権の真価が問われている。

 

各国で対コロナワクチンの開発が激化し、意外にもコロナの封じ込めは早いかもしれません(希望)ビックリマーク

 

 

 

Best regards,

Mr.Madogiwa