「本を読んでも、数日経つと内容を忘れてしまう」「会議で意見を求められても、言葉が詰まって出てこない」 そんな悩みはありませんか?

 

  思考とは、ある日突然ひらめくものではなく、適切なトレーニングによって鍛えられる「技術」です。 

 

 本ブログでは、思考の本質とはなにか、言語学の視点を取り入れた「読む・考える・書く」の三位一体法を解説します。

 

1. 思考とは、言語化によって自覚されるもの

 「思考」は、ある日突然空から降ってくるようなものではありません。私たちの多くは、自分が何をどう考えているかを無意識でぼんやりした状態のままとなっています。

 

 思考は「書く」という行為によって初めて自覚され、言語化されるものなのです。

 

2.私たちの思考は、言葉に規定されている

 そもそも、私たちは自分が使っている「言語」によって、思考が自然と規定されていることにあまりに無自覚です。

 

 例えば、同じ星空を見ていても、ある言語を持つ人が見ている景色と、異なる言語を持つ人が見ている景色は違って見えていることがあります。

 

 ある人は、ただ、星が散らばっていると見えているかもしれませんが、ある人は、〇〇座という風に見えているかもしれません。

 他には、動物の鳴き声など音の聞こえ方でも、言語によっても表現方法は違うことがあります。

 

 言葉も星空と同じように、最初から意味が決まっているのではなく、その言語が恣意的に切り取られ、一つ一つ意味づけされた結果、言語体系として構成されてきたからです。

 

 つまり、私たちが「自分がオリジナルだ」と思って考えていることも、その言語を使っている時点で、過去に他の誰かが同じように使った思考を無意識的に借用しているに過ぎません。

 

 このように思考は言葉に縛られているからこそ、自分の言葉がどこでも通じる汎用性がある当たり前の言葉だと思わないことが大切です。

 これは日本語という言語に限らず、方言でも同じです。

 大切なことはどのようなコンテキスト(文脈)で互いにその言葉を使用しているのか、その言葉に互いに違いはないのか意識しながら確認する習慣が大切です。

 

3. 思考の中身を充実させるには「外部からの良質なインプット」が不可欠

 では、次に思考の中身をより充実したものにするにはどうすればよいでしょうか。

 それには、質の高い人との会話や中身のある本を読むことが極めて大切です。最近では、AIの活用も大切です。

 

4.「他者の解釈」の価値

 まったく、外部からの良質なインプットなしに思考しようとしても、どうしても独りよがりの偏った主張に陥りがちです。

 

 様々な思考を取り入れることは、多様な人の解釈に触れることになるため、根拠がより多面的で強固なものになります。

 

 近年では、人や本だけでなく、AIから知識を借用することも可能になりました。思考を充実させるスピード感はさらに高まっています。

 

5. 「考えること」とは、自分の言葉で要約し、使える形にすること

 人から聞いた話や、中身のある本を読むだけでは、それはまだ自分の知識として消化できていません。

 思考を深めるためには、「考える」というプロセスが必要です。

6.消化し、キーワード化する

 インプットした情報から、どこが重要だったのかを見極め、実践で使えるようにポイントを「要はこういうことだ」と自分の言葉で要約できなければなりません。

 

 さらに、実践で活用するには、その要約をキーワード化し、アウトプットとしてすぐに使える状態でストックしておくことが求められます。

 

7. 「書くこと」で思考を形にし、アウトプットの質を高める

 最後に、「書く」という行為によって、思考は具体的な形になります。

 

 ストックした質の良いキーワードを組み合わせ、与えられたお題に対して、適した内容を構成することで、何らかの回答を生み出すことができます。

 

8.練習次第で思考は深くなる

 キーワードの質が良いほど、アウトプットの質も高まります。そして、この「書く」という練習を積み重ねることで、思考は段々と洗練され、深いものになっていきます。

 

まとめ:思考のトレーニングを始めよう

 質の高い思考を作り、自分だけのものにするためには、以下の3つのステップが大切です。

 

1.中身のある本を読む(インプット)

2.自分の言葉で要約する(考える・消化)

3.お題に沿って出力する(書く・アウトプット)

 

 このプロセスを繰り返すことで、あなたの思考力はどんどんと上達していきます。

 このブログを通じて、「最初の一歩として、本を読んで是非、キーワードを書き留めてみよう」と思っていただけると嬉しいです。

 


 

(参考図書)

 このブログを書くにあたり、以下の本を参考にさせていただきました。

 どれも非常に興味深い本ですので、ぜひ読んでみてください。

 このブログも、結局はこれらの本のエッセンスを掴み、自分なりに解釈し、編集してアウトプットした内容です。

(あわせて、たたき台を作り、生成AIを活用し、表現や構成をチェックしています。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

気づけば手元には21個の資格

 

社会保険労務士、中小企業診断士、FP2級……。それなりに取得に大変なメジャーな資格から手軽なものまで、毎年1つずつの資格取得をめざして「レベルアップ」を繰り返してきました。

 

ドラクエで経験値を稼ぐように、自分が成長していく実感。

 

 現実がうまくいかないとき、勉強に没頭している時間の安心感。 知らない世界を知る純粋な喜び。

 

でも、気づいたんです。私はいつの間にか、「資格取得という沼」にどっぷり浸かっていたことに……。

 

1.「資格を取ること」が目的になっていませんか?

 資格には不思議な魔力があります。 1つ取ると「関連するあの資格も取れるかも?」と欲が湧き、合格すれば「周りからすごいね!」と承認欲求が満たされる。

 

 しかも勉強を重ねるほど、関連分野は効率よくパスできるようになり、ますます次の試験へのハードルが下がっていく。

 

 見事に資格学校のマーケティングの波に乗り、気づけばすっかり「資格を取ること自体が目的化する」というエンドレスなループです。

 

じゃあ、資格を取得して何か良くなったのか。資格を取得したことで現実的にベターな対応をできるのか。

 決してそうではない現実にもやもやしていました。

 

 そんな危機感をいただいていた私に、「それ、危ないよ!」と全力で警鐘を鳴らしてくれた本がありました。

 

2.エリートほどハマりやすい「思考の罠」

 山口周さんの著書(『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?』など)を読んで衝撃を受けました。 

 

 

 

 効率よく問題を解き、正解を導き出す能力が高い「エリート」ほど、「本質的な意味を考えない」という罠にハマりやすいというのです。

 

 もちろん私がエリートという意味ではないです。むしろ劣等感の塊だからこそ、理想の自分(色々と知ってて色々できる自分像)をめざして、資格沼にはまるのかもと推測しています。

 

 

 

 

 また、池内了さんの著書では、かつてのオウム真理教に高学歴な若者が惹かれた背景にも触れられています。

 

 「自分が何をしているのか客観的に見る想像力」や、「その行為が全体の中でどんな意味を持つのかを問い直す力」が欠けてしまうと、どれほど専門的な知識があって有名大学を卒業した者でも、進むべき道を誤ってしまう。

 

 

 

 

 これ、資格勉強にも全く同じことが言えると思いませんか? 

 「なぜ、私はこの資格を取るのか?」という問いを置き去りにしたまま、ただ効率的にパズルを解くように合格を重ねる。それは、知識の「収集」であって「活用」ではないんですよね。

 

3.資格の「使命」を読み解いてみる

 あらためて、私が取得した国家資格の根拠法を読み返してみました。

 そこには共通して「何のためにその資格が存在するのか」という崇高な使命が書かれています。

  • 社労士: 適正な労働環境を形成し、豊かな国民生活と経済社会に寄与する。

  • 診断士: 中小企業の経営資源の確保を支援し、振興に寄与する。

  • FP: 職業能力を開発・向上させ、経済社会の発展に寄与する。

どの資格も「合格すること」はゴールではありません。

 

 その知識を使って、社会をどう良くするか、誰を幸せにするかという目的のための「スタート地点」に過ぎないのです。

 もちろん、自分が食べて生活していけることが前提です。

 

4.「取ったら終わり」から「取ってからが始まり」へ

  時間は有限です。 21個の資格を手に取ってみて思うのは、資格で得られるのはあくまで「基礎の基礎」だということ。

 

 本当に大切なのは、合格した後に:

  1. 関連文献を読み込み、知識を深掘りすること

  2. 日々の実践で揉まれ、生きた知恵に変えること

  3. アウトプットして、誰かの役に立てること

 

「すごいね」と言われたい欲求や、現実のもやもやっとした自分にそむけて勉強の楽しさに逃げるのではなく、「この知識を使って何を成すか」という美意識を持つこと。

 

  もし、あなたがいま「次は何の資格を取ろうかな?」と迷っているなら、一度だけ立ち止まって自分に問いかけてみてください。 「その資格、どう使いますか?」

 

 私は、現在、「集める」ためではなく「使う」ための学び(つまりアウトプット主体の学び)にシフトしています。

具体的な方法は以下のブログに書いてあります。

 

 

 

 

 

 

 沼から抜け出した先にある、本当のレベルアップを目指して!

「お前がそういうことを言うのか。厚顔無恥にもほどがある。」

 

 誰かが偉そうなことを言っている時、心の中でそう呟いたことはありませんか?あるいは、そう言われている自分を想像してどきっとした自分はいませんか。

 

 言葉には、それを発する人の過去の行動、日頃の姿勢、そして誠実さが、驚くほど色濃く反映されます。

 

 AIに「お前が言うな」と思ってしまう典型的な例を出してもらったところ、実に「耳が痛い」例が並びました。

「どの口が言うか」…説得力が皆無になる瞬間

AIが挙げた多くの例の中から、誰もが一度は目にした、あるいは耳にしたことがあるであろう「あるある」を厳選してみます。

 

1.政治家・パブリックイメージの例

・「政治とカネ」の問題を抱える政治家が「クリーンな政治」を訴える

 裏金問題や政治資金規正法違反の疑いがある中で、「私は利権政治を打破し、国民のためのクリーンな政治を実現する」と選挙演説する。

 

・増税を推進する政治家が「国民の生活を守る」と言う

 消費税や所得税の増税を決定・推進した本人が、テレビ番組で「物価高で苦しむ国民の生活を守るのが私の使命だ」と語る。

 

・高級官僚や政治家が「庶民感覚」をアピールする

 世襲で一度も一般企業で働いたことがなく、日頃から高級料亭を利用している人が、「私もカップラーメンの値段は知っている。庶民の痛みは分かっている」と発言する。

 

2. 社会・職場の例(説得力が皆無になる瞬間)

 

・自身がハラスメント気質な社長が「働きやすい職場環境」を語る

 社員に対して日常的に怒鳴り散らしたり、無理な難題を押し付けたりしている社長が、会社パンフレットで「我が社はアットホームで、社員のワークライフバランスを最優先します」と宣言する。

 

・自分は新しいツールを使わない老兵が、若手に「DX(デジタル化)の推進」を命じる

 メールの送受信さえ部下にやらせている役員が、「これからはAIの時代だ。もっとデジタル技術を活用して業務効率化を図れ」と指示する。

 

3.日常生活・人間関係の例(信頼が崩れる瞬間)

 

・自分は掃除をしない親が、子供に「部屋を片付けなさい」と怒る

 足の踏み場もないほど散らかったリビングで、自分の趣味の道具はそのままに、「どうしてあなたの部屋はいつも汚いの!早く片付けなさい」と子供に怒る。

 

 どうでしょう。どれも、「正論」を言っているはずなのに、発言者自身の行動がその真逆を行っているため、怒りや呆れを通り越して、もはや滑稽にさえ見えてしまいます。

 

 これらの例に共通するのは、「言葉は正論」なのに「発言者の行動は非」という、極端な矛盾です。

 

  このギャップが大きいほど、聞いた人は「厚顔無恥」という強い拒否感を抱き、言葉の力はゼロ、いやマイナスになってしまいます。

「完璧」を求めすぎると、何も言えなくなるけれど…

 ここまで読むと、「じゃあ、行動が伴っていないと、何も言ってはいけないのか」と怖くなりますよね。

 誠実な人ほど、自分の日頃の行動を振り返り、謙虚になるあまり、何も発言できなくなってしまうかもしれません。

 

 でも、完璧な人などいません。 誰もが、失敗や矛盾を抱えながら生きています。

 

 大切なのは、「完璧であること」ではなく、「誠実であろうとすること」です。

 

 例えば、「昔は時間を守れなかったけれど、その失敗で信頼を失ったから、今は意識して直そうとしている」と、過去の自分を認め、成長しようとする姿勢があれば、その人の言葉には別の説得力が生まれます。

「背伸び」はOK、「虚飾」はNG

 自分を少し大きく見せようとすることを「背伸び」と呼びます。

 

 成長のために、多少の背伸びは必要です。 「まだ自信はないけれど、このプロジェクトをやり遂げたい!」と宣言することで、自分を鼓舞し、行動を促すことができるからです。

 

 しかし、注意しなければならないのは、「背伸び」が「虚飾(うそ)」に変わってしまうことです。

 

 実力や経験が全くないのに、あたかも全てを知っているかのように振る舞ったり、過去の自分の言葉と矛盾するような発言をしたりするのは、相手を欺く行為です。

 

言葉の説得力を高めるために

 言葉の説得力は、一朝一夕では生まれません。日々の積み重ねが、言葉に重みを与えます。

  1. 日頃の行動を見直す: 言葉と行動が一致しているか、少しずつでも意識してみる。

  2. 誠実に向き合う: 完璧を目指すのではなく、過去の失敗も含めて、自分にも相手にも誠実であること。

  3. 等身大の自分を大切にする: 自分を大きく見せようとせず、今の等身大の自分で、責任を持って発言する。

 言葉は、使い方によって、信頼を築くことも、逆に一瞬で失うこともあります。

 

 自分を客観視して、私の言葉が、相手に、そしてこの文脈でどう届いているのか。想像力を働かせることに、もっと気を配っていきたいものです。

 

…と、ここまでAIの構成を元に書いてきましたが、正直、書いている自分自身が一番責められているようで、耳が痛くてたまりません(笑)。

 

 

参考図書

 

 みなさんの中には、日常会話の中で、相手の話を聞いていてつい、 「わかる、わかる!」 「わかるー!」 と言ってしまいがちになりませんか?

 

 実は、わたしもその一人です。 相手に共感していることを伝えたくて、つい口癖のように出てしまうんですよね。

 

 でも、良かれと思って言ったこの「わかる」という言葉。 場合によっては、相手から「全然わかってくれていない!」と不満を持たれてしまうことがあるのです。

 

 「共感したつもりなのに、どうして?」

そんなモヤモヤを抱えていた時、

 

 山口周さんの著書『武器になる哲学』(「無知の知 ソクラテス」の章)に出会い、その理由がストンと腑に落ちました。

 

 なぜ私たちの「わかる」が相手に届かないことがあるのか、そして本当に深い共感とは何なのかについて、本の内容を交えながら一緒に考えてみます。

■あなたの「わかる」はどのレベル?「U理論」で見るコミュニケーション

 山口周さんは著書の中で、オットー・シャーマーによる「U理論」を引用し、「理解する」という意味でのコミュニケーションレベルを4つに分けて解説しています。

 

 私たちが普段使っている「わかる」は、どのレベルにあるのでしょうか。

 

・レベル1:ダウンローディング(自分の枠内の視点) 

 自分の過去の経験や、すでに持っている知識の延長線上で

 相手の話をとらえている状態。

 

・レベル2:事実的(視点が自分と周辺の境界にある) 

 自分とは違う新しい事実に気づき、客観的に認識できてい

 る状態。

 

・レベル3:共感的(自分の外に視点がある) 

 相手の内面に入り込み、相手が見ている世界を一緒に見て

 いる状態。例えば、顧客の感情を、その顧客が日常使って

 いる言葉で表現できるほど一体化しているレベルです。

 

・レベル4:創造的(自由な視点)

 何か大きなものとつながった感覚を得て、新しい何かが生 

 まれる状態。

 

これを見て、ハッとしませんか?

私たちがつい口にしてしまう「わかる」は、多くの場合「レベル1」の段階にとどまっていることが多いのです。

■「全然わかってない!」と言われる理由

 相手が「全然わかってくれていない!」と感じるのは、まさにここが原因です。

 

 相手は、「自分の視点で一緒に感じてほしい(レベル3)」と願っているのに、こちらは「私の経験だとこういうことね(レベル1)」と、自分の物差しで勝手に解釈して、わかったつもりになっています。

 

 これでは、相手からすると「それはあなたの経験であって、今の私の気持ちじゃない!」と感じてしまうのも無理はありません。

 

 少なくとも、相手が「わかってもらえた」と感じるためには、相手の感情と一体化する「レベル3」の共感が必要なのです。

■山口周さんが説く、安易な「わかる」への戒め

 山口周さんは、この状況について次のように記述されています。

「私たちは、安易に「わかる」と言いがちで、もう少し戒めてみては良いのではないでしょうか。」

 また、本の中では、歴史学者の阿部謹也さんが、師匠の上原専禄から言われたという印象的なエピソードも紹介されています。

「解るといういうことはそれによって自分が変わるということでしょう」

 この言葉に、私は深く心を打たれました。

■本当の「わかる」とは、自分が変わる勇気を持つこと

 「わかる」ということは、単に相手の話を情報として理解することではありません。

 

 山口周さんの本を読んで、私はこう感じました。

本当に心から相手の話を聴くということは、一度、自分の世界やこれまでの経験、偏見を横に置いておくこと。 

 

 そして、まっさらな状態で相手の話を聴き、その言葉によって自分自身の考え方や、これからの行動が変わってしまうほどの衝撃を受けること。

 そこまでいって初めて、本当の意味で「わかる」という言葉を使えるのかもしれません。

 


【参考文献】 山口周著『武器になる哲学 人生を生き抜くための「精緻な思考」のつくり方』(KADOKAWA)

 

 

補足:元の文章を作成したあとで、gemini3で構成・画像を生成しています。

 

もう一冊、互いに理解し合うには、「コンテキスト」

という考え方を理解することも大切だと思いました。

参考図書を追加します。

 

 

 

 

 

 

 

最近、古本屋で何気なく、手に取った一冊です。

 

細谷功さんは、「具体と抽象」でも、読んだことがあって、中小企業診断士試験の2次試験では、私自身の合格に大きく寄与しました。

 

 

 

 

私自身がこの本(やわらかい頭の作り方)で感銘した考え方を抜粋して羅列してみました。

 

・遠くのものの方がありがたい ・未発見の問題というのは無限に存在する。 ・単純に考える。ようするにどういうことか。 ・価値観というものは時代と共に変化する。価値観に正しい間違いはない ・物理法則を使って考えてみる ・近づいてくるものと過ぎ去ったものは違ってみえる ・上流の仕事と下流の仕事の違い ・フラクタル性をつかんで、大きな全体像でみる ・両極端か中庸か ・前提条件(=経済学でいうモデル)がなにか考える。 ・線を引くことの功罪 ・数字は最大公約 ・ICT活用により小分け可能 ・今忙しい=優先順位低い

 

つまり、共通しているのは、「コンサルとして対応するのに必要なスキル」が分かりやすく書かれています。

 

 

そういう点では、山口周さんの次の本も良かったです。

 

 

哲学を武器にするにはどういう風な思考で考えるか。

わかりやすく書かれています。

 

ようは顧問先の問題や課題に対して、様々な切り口(経済学でいうモデル)を当てはめてみて、どういう思考で物事をとらえると解決できそうか、できるだけ単純に考える(シンプルに考える)のがコンサルだというのがわかります。

 

よければ読んでみてください。

 

ちなみに「武器になる哲学」や次の「政界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?」は、ベテランで開業の中小企業診断士から、お勧めされて読みました。

 

 

40代、診断士の研修で出会った「読書量の爆発」

 中小企業診断士の講習に通い始めてから、私の読書習慣は一変しました。

 

  今では、その日の気分に合わせて20冊近い本を同時並行で読み進めています。

 

 メインの指針にしているのは、山口周さんの『読書を仕事につなげる技術』で紹介されている本。

 

 どれも400ページを超える重厚な内容で、正直、ページを開くたびに「うっ…」とその密度に圧倒されることもあります。

 

 

 でも、その圧倒される感覚こそが、今の自分に必要な負荷なのだと感じています。

 

「自分は何をしてきたのか」という焦燥感との向き合い方

 読み進めるほどに、心の中に湧き上がってくるのは「焦り」でした。 

 

 「40年以上生きてきて、自分はこんなに知らないことばかりだったのか。今まで何をしていたんだろう」と、愕然とする日々です。

 

 学生時代、勉強する人ほど「学びの深さ」を知るように、大人になってからの読書は、自分の無知を真正面から突きつけてきます。

 

 しかし、この「知らない世界がまだこんなにある」という気づきは、裏を返せば、これからいくらでも成長できるという希望でもあります。

 

 皆さんも、ふとした瞬間に自分の知識の浅さに足がすくむことはありませんか? 

 私は今、まさにその真っ只中にいます。

「なんとなく」を卒業し、目的を持って本を選ぶ

 今の時代が恵まれているのは、SNSやAIを活用すれば「どの目的で、どの本を、どの順番で読むべきか」という地図が手に入ることです。

 

 昔は表紙に惹かれて買っては挫折する…という「ハズレ」も多かったですが、今は限られた時間の中で、自分に最適な1冊をピンポイントでかなり確率で選べます。

 

  最近読んだ『考察する若者たち』によると、今の若者は「萌え」よりも成果やコスパを重視する「推し」を大切にするそうです。読書も同じですね。

 

 

 

 

 ただ漫然と読むのではなく、今の自分に必要な知識を、必要な順番で取りに行く。

 この「戦略的読書」が、変化の激しい現代を生き抜く鍵になると確信しています。

資格は「入口」にすぎない。実践で使える知恵にするために

 知識を手に入れる手っ取り早い手段として「資格取得」があります。

 確かに、広く浅く体系的に学ぶには有効な手段です。 しかし、資格を取っただけで「実務で使えるレベル」になれるわけではありません。

  • 関連する本を徹底的に読み込む

  • 実務の中で意識して「使ってみる」

  • 自分で仮説を立て、エビデンスを取りに行く

 こうした地道な積み重ねがあって初めて、知識は血肉となります。

 

 ビジネスの基本知識はもちろん、一見遠回りに見える「一般教養」も欠かせません。

 

 深い教養を持つ人同士の会話は、社会ニュース一つとっても視点の鋭さが違います。

 その域に達するために、私は今、思考の土台を必死に作り直しているところです。

思考のベースを整え、共に「考える力」を磨きませんか

 

 以前のブログでもお伝えしましたが、AIが瞬時に答えを出してくれる時代だからこそ、私たち人間には「考える負荷」をかける環境が必要です。

 

 

 20冊の同時並行読書は正直ハードですが、数ヶ月本気で取り組んだ今、私の思考のアウトプットは確実に見え方が変わってきました。

 

  知らなかった世界に出会える喜びを糧に、一緒に一歩ずつ、自分だけの「思考の土台」を強くしていきませんか?

 

 

補足:一旦、文章のひな型をざっと作ってから、一旦、コパイロットにかけて見直して作りました。

 ただ、文面が固くてなんか好きではなかったので、gemini3に作り直してもらいました。(カバー画像も生成しています。)

 伝えたい内容は同じですが、著者の気持ちに近い感じでこちらの文面の方が好きです。

 

なぜ今、意思決定力が重要なのか

AIが瞬時に情報を提示してくれる時代になり、私たちは以前よりも“考える負荷”を感じにくくなりました。
しかし、管理職や中間人材に求められるのは、AIが出した情報をそのまま採用することではありません。

一次情報を取りに行き、状況を整理し、自分の頭で課題を設定する力。
これこそが、組織に付加価値を生む意思決定の本質です。

 

 

意思決定を育てることが難しい理由

 1. 判断する機会が少ない

若手〜中堅のうちは、上司が判断し、部下は実行する構造が多く、判断の経験値が蓄積されにくいのが現実です。

 

 2. 判断の思考プロセスが共有されない

上司が「どう考えてその判断に至ったのか」をオープンにしないと、部下は 判断の裏側を学ぶ機会を失います。

 

 3. 本人が意思決定の重要性を理解していない

「自分はまだ決める立場じゃない」
「上が決めるもの」
こうした意識が、成長の機会を奪ってしまいます。

 

 4. 人との関わりが少なく、意思決定の経験が乏しい

学生時代のからのコミュニケーション量が少ないと、
状況把握・利害調整・相手理解といった
意思決定の基礎体力が育ちにくいのです。

 

 AI時代の落とし穴:わかった気になる危険性

AIは便利ですが、次のような課題も生まれています。

  • AIの回答は“二次情報”であり、差別化できない
  • 一次情報を取りに行く習慣が育たない
  • 自分で状況を整理し、課題を設定する力が弱くなる

つまり、AIがあることで
「考えたつもり」「判断したつもり」になってしまうリスク が高まっています。

 

意思決定で本当に鍛えたい3つの力

 1. 課題を設定する力

「本当に解くべき問題は何か」を見極める力。
ここがズレると、どれだけ努力しても成果につながりません。

 

 2. 状況を整理する力

事実・解釈・感情を分けて構造化する力。
判断の質は、整理の質に比例します。

 

 3. 付加価値を生む力

判断を通じて、組織に新しい視点や選択肢をもたらす力。
管理職に求められる“価値創造”の源泉です。

 

 意思決定力を鍛えるための解決策

 1. 時間をかけて“判断の筋トレ”をする

意思決定はスポーツと同じで、
経験の蓄積が質を高める唯一の方法 です。

  • 小さな判断を積み重ねる
  • 判断理由を言語化する
  • 上司の判断プロセスを観察する
  • 自分の判断を振り返る

これらを繰り返すことで、判断の精度は確実に上がります。

 

 2. 一次情報を取りに行く習慣をつくる

  • 現場に足を運ぶ
  • 当事者に直接ヒアリングする
  • データの元情報を確認する

一次情報を取りに行くことで、
判断の質が圧倒的に変わります。

 

 3. 様々な事例を使ってトレーニングする

実際のケースを使った意思決定トレーニングは非常に効果的です。

  • 過去の成功・失敗事例
  • 他社のケーススタディ
  • 架空のビジネスシナリオ
  • 組織内のリアルな課題

事例を通じて、
「自分ならどう判断するか」 を繰り返すことで、
判断の型が身についていきます。

 

 まとめ:意思決定は“才能”ではなく“鍛える力”

意思決定は特別な才能ではありません。
経験とトレーニングによって、誰でも確実に伸ばせるスキルです。

AIが普及した今だからこそ、
自分の頭で考え、一次情報を取り、課題を設定し、判断する力 が管理職・中間人材にとって最大の武器になります。

そして、その力はあなた自身のキャリアの価値を大きく引き上げてくれます。

 

※補足

自身の「意思決定」を向上させるにはどうしたらよいのだろうかという率直な課題設定から、

①管理職になると、意識決定が、重要視されているけどどうやって鍛えていったら良いのだろうか

②意思決定が適切に自分自身が身に付いていないと考えるそもそもの原因はなぜだろうか

③今どういった力が必要なのか

④実際、どのように日々身に付けたらよいのだろうか

というテーマに沿いながら

一旦、それに対する自身の解答を入れながら、AIを活用して、文章の編成や言葉を補足して作成したものです。

 

このブログを書くにあたり、ネタにした図書も参考までに載せます。

 

 

 

 

 

資格取得に興味がある方もいるかもしれません。

各々の資格に興味がある方向けに書いてみました。

是非参考にしてみてください。

(主観を含めています。)

 

1. 同じレベルの国家資格でも、フィールドはまったく違う

 

社会保険労務士(社労士)と中小企業診断士(診断士)は、資格試験の難易度としては同レベルに分類されることが多い資格です。
しかし、取得後、実際に活躍するフィールドや、企業との関わり方は大きく異なります。

ここでは、それぞれの特徴や強み・弱みを整理しながら、最後に「どう差別化していくか」という本質的なポイントまでまとめます。

 

2. 社労士の仕事と役割

社労士は、企業の“労務の専門家”として、日々の運用に深く関わる仕事が中心です。

● 主な業務

  • 給与計算
  • 社会保険・労働保険の手続き
  • 助成金申請
  • 就業規則の作成・改定
  • 36協定などの労務コンプライアンス対応

● 社労士の強み

  • 給与計算・社会保険手続きという独占業務がある。そのため 顧問契約につながりやすい
  • 大企業とも契約できる可能性がある

● 社労士の弱み

  • 給与計算や手続き主体の場合は、価格競争になりやすい
  • 窓口が人事・総務担当者になるため、経営に直接影響を与える機会が少ない(間接的な関わりに限定されやすい)

 

3. 診断士の仕事と役割

診断士は、企業の“経営の専門家”として、経営者と直接向き合いながら改善を支援します。

 

● 主な業務

  • 経営改善の支援
  • 補助金申請サポート
  • IT活用、資金繰り、事業計画のアドバイス
  • 経営者と伴走しながら企業の成長を支援

● 診断士の強み

  • 経営者と深く関わり、企業の成長に携われる
  • 補助金活用などの場面も多い
  • 活躍できるフィールドが広い(経営・IT・財務・組織など)

● 診断士の弱み

  • 知名度が低い
  • 顧問契約につながりにくい
  • 顧問先は、小規模企業で債務超過も多く、そもそも顧問料を払える企業が少ない
  • 公的支援(無料相談)で代替されやすい
  • 業務独占がなく、資格名の独占のみ

 

4. 7つの軸で比較してみる

 

両資格をわかりやすく比較すると、次のような特徴が見えてきます。

 

● 顧問契約の結びつきやすさ

社労士 > 診断士

● 単価

社労士 < 診断士(※戦略顧問など民民契約の場合)

● 需要(顧問先の多さ)

社労士 > 診断士

● 活躍フィールドの広さ

社労士 < 診断士

● 登録後の更新維持

(更新の容易さ、更新に要す(金額)の低さ)

社労士 >診断士

● 登録者数

社労士 > 診断士

● 戦略的思考の広さ

社労士 < 診断士

 

5. どう活かしていけばいいの?
 

「資格そのものより、どう差別化するか」
ここが最も重要です。

  • どんな経験を持っているのか
  • どんな性格で、どんな人(顧問先)と相性が良いのか
  • どんな業界を知っているのか
  • どんなニッチに気づけるのか

これらが、資格以上に価値を生みます。

たとえば、ある業界では当たり前の経験でも、資格業界では相対的に“希少価値”になることがあります。
そのニッチに気づけるかどうかが、独立・副業の成功を左右します。

 

6. まとめ:資格はスタート地点。価値は「自分の強み×ニッチ」で決まる

 

社労士も診断士も、それぞれに強みと弱みがあります。
どちらが優れているという話ではなく、
「自分の経験・強みをどこに掛け合わせるか」
これが最も大切です。

資格を取っただけでは差別化できません。
しかし、

  • 自分の強み
  • 自分の経験
  • 自分の価値観
  • 自分が見つけたニッチ

これらを掛け合わせれば、同じ資格でもまったく違うポジションを築けます。

1. 本気でやった瞬間、人は一番伸びる

 

何かを極めようと、必死に、真摯に向き合う時間。
その瞬間こそ、人が最も伸びるタイミングなのだと思います。

ただ、実際には「本気で追い込める環境」を自分でつくるのは簡単ではありません。
日常の延長線上では、どうしても“いつもの自分”に戻ってしまうからです。

 

 

2. 環境を変えると、人はゼロからでも伸びる

たとえ全く違う職種で、一から基礎を積み上げることになったとしても、
「面白い」と思えたら、人はそこに全力で取り組めます。

そして数年後には、
ただ経験年数だけを重ねてきた人よりも、
圧倒的に成長していることがあります。

これは、環境を変えたからこそ得られる“伸びしろ”です。

 

3. 道を極めた人が、第二の人生で輝く理由

最近、元ミュージシャンの方の講演会を聞きました。
その方は音楽の道を極めたあと、まったく違う世界で第二の人生を歩み始めています。

(正確には、現在、両方を掛け持ちされています。)

 

その原動力は、

  • 表現者として「伝えたい」という想い
  • 不条理を変えたいという強い意志
  • 自分の人生をもっと面白くしたいという情熱

こうした“内側から湧き上がる想い”が、次のステージへと背中を押していました。

 

4. 自分で動き、きっかけをつくる人にチャンスは集まる

その方が語っていたのは、
「自分から動いて、きっかけをつくることの大切さ」。

その時その瞬間に全力を尽くす。
気づいたときに、目の前のことに必死で取り組む姿勢。
その積み重ねが、後から振り返ると大きなチャンスになっているようでした。

チャンスは「待つもの」ではなく、
「動いた人に自然と集まるもの」です。

 

5. おわりに:本気でやった経験は、必ず次の人生をつくる

何かを極めるほど必死にやった経験は、
その分野を離れたとしても、必ず次の人生で生きてきます。

環境を変えることを恐れず、
「面白い」と思える方向に全力で向かう。
その姿勢こそ、未来を切り開く力になるのだと感じます。

子どもの成績が伸びない…そんな悩みをよく聞きます

小中学生を持つ親御さんから、
「子どもの成績が悪くて困っている。どうしたらいいんだろう」
という相談を受けることがあります。

 

私自身、学生時代に学習塾で講師をしていた経験があり、社会人になってからも教育関連の仕事に携わっていたことがありました。
そして現在は、学生時代に“明らかに成績が良かった人たち”が集まる職場にいます。

 

彼らと話していると、成績が伸びる人には共通する「思考の型」があることに気づきます。
その根っこにあるのが、国語力数学的思考力です。

 

 

**1.国語力をどう伸ばすか

──文章の“木全体”をつかむ力──**

まずは文章の大枠(木全体)を見る

 

文章は木に例えると分かりやすいです。

  • 幹:著者が言いたいこと
  • 枝:理由や説明
  • 葉:具体例や細かい情報

多くの子は「葉」ばかり追って迷子になります。
まずは “この文章は何を言いたいのか” をつかむことが大切です。

 

細部(枝)を読むときのポイント

文章の細かい部分を読むときは、次の点を意識すると理解が深まります。

  • 主語と述語の関係
  • 「誰が」「どうした」「どうなった」
  • 接続詞の働き(しかし、つまり、なぜなら など)
  • 「てにをは」の使い方
  • 「〜とは」で示される定義

特に「〜とは」で始まる定義は、文章の核になることが多いので注目ポイントです。

 

語彙力を増やすことが理解力の土台になる

 

語彙が少ないと、文章の意味を正しくつかめません。
その分野の本を読むことで、よく使われる言葉や表現が自然と身につきます。

三宅香帆さんのYouTubeでも語られていますが、これは本当に本質だと感じます。

 

参考

 

 

 

 

 

学んだ言葉を日常で使ってみる

覚えた語彙や表現は、使って初めて定着します。
家での会話や学校のノートなど、日常の中で積極的に使ってみることが大切です。

覚えようではなく、使おうという意識をもつと、頭によく入るようになります。

 

 

**2.数学的思考力をどう育てるか

──“ゴールから逆算する力”──**

何が求められているかを読み取る

数学ができる子は、まず問題文から
「何を求める問題なのか」
を正確に読み取ります。

 

条件を整理する力がカギ

問題文には必ずヒントがあります。

  • 使ってよい情報
  • 必要な条件
  • 制限されていること

これを整理する力が、数学の“読み解く力”です。

武器(公式・解法)を選ぶ力をつける

  • この場面ではこの公式
  • あの場面ではこの解法

というように、パターン化できると一気に解けるようになります。

 

論理の流れを意識する

A → B → C → D と、
理由が飛ばずに論理が積み上がっているかを確認することが大切です。

 

計算力は“空気レベル”にする

計算でつまずくと、思考が止まります。
計算は「考えなくてもできる」レベルまで鍛えるのが理想です。

 

 

**まとめ

──2つの力が成績を押し上げる──**

国語力を上げるには

  • 言葉の使い方(枝)を知る
  • 木全体(文章の構造)をつかむ
  • 語彙を増やす
  • 学んだ表現を日常で使う

数学的思考力を伸ばすには

  • 何が求められているかを理解する
  • 条件を整理する
  • 武器(公式・解法)を選ぶ
  • 論理の流れを意識する
  • 計算力を地道に鍛える

 

必要なのは特別な才能ではなく、
**「読む力」と「考える力」**という2つの土台を育てること。

この2つが身につくと、どの教科も自然と伸びていきます。