米戦争屋は戦争を起こす為には平気で自国民を犠牲にする。

 

 

 日本軍の奇襲攻撃を受け、燃え上がる米戦艦ウエストバージニア

 

 「ハル・ノート」を突きつけられ、米国から最後通告を受けた日本政府は1941年12月1日の御前会議で米英との開戦を決定。既にハワイに向かっていた(つまり元々戦争をやるつもりの)空母6隻を中核とする海軍機動部隊に攻撃命令が下った。

 そして12月8日(現地時間7日)、ハワイ北方425キロに達した機動部隊から計350機の航空部隊が発進し、オアフ島の真珠湾に停泊していた米艦隊を攻撃したのである。

 所謂(トラ・トラ・トラ)「ワレ奇襲ニ成功セリ」だ!

 この作戦が見事成功し、米太平洋艦隊を火の海に沈めた日本軍は勝利の喜びに浸るも、同時に米全国民の怒りを買い、太平洋戦争に突入するのである。

 

 ところが、太平洋艦隊所属の米空母、サラトガ、エンタープライズ、ウエリントンの三隻はサンジエゴやウェーク島、及びミッドウェー島に前もって退避させられていた。つまり、真珠湾にはアリゾナ等旧式の戦艦しか残っていなかったのである。

 しかも、ルーズベルトは日本軍の暗号を傍受し、奇襲攻撃があることを知っていたにもかかわらず、真珠湾に知らせなかった。つまり、明らかにアメリカは真珠湾の米太平洋艦隊を囮にして、日本海軍を罠に嵌めようと工作していたのです。

 何の為に?

 それは勿論、日本との戦争の口実を作る為です。

 

 そして結局、太平洋戦争が始まると、この戦争で日本は310万人の戦死者を数えると云う未曾有の歴史的大損害を受けることになるのである。

 つまり、この戦争は日本が望んで始めた戦争ではなく、全てが米戦争屋の作ったシナリオに沿って行われたものなのである。

 

 

それから時は流れ、60年が経過した2001年9月11日。

 

 

 二機の航空機が突入し、燃え上がる世界貿易センタービル

 

 ニューヨーク・マンハッタンの国際貿易センタービル(通称ツインタワー)に地獄が訪れた。

 アメリカン航空11便とユナイテッド航空175便の2機の旅客機がツインタワーに突入、47階建てのツインタワーは二棟共激しく炎上し、完全に倒壊したのである。

 

 この事件が起きると、直ちに当時の米大統領・ジョージ・W・ブッシュは全世界に向けてテロとの戦いを宣言した。

 そして先ずは同時多発テロの首謀者と勝手に認定されたアルカイダの指導者、ウサマ・ビンラディン被告が潜伏していたアフガニスタンに対し軍事侵攻を開始、それを皮切りに、イラン、イラク、パキスタン、リビア、シリア等イスラム圏諸国に対し、米軍はなんだかんだ云いがかりをつけて、次々に戦争を吹っ掛けていくのである。

 

 このように米戦争屋(ネオコン)は戦争を起こす為には自国民の少々の犠牲(それでも911テロの死者数は3千人、負傷者は二万五千人以上)すら厭わない程の悪魔であり、911テロを境に三度世界は、戦乱の渦に飲み込まれてしまう。

 私はこの戦争を第三次世界大戦と呼んでも良いと考えている。

 結局、米戦争屋のやることなんてワンパターンで、60年前と同じことを繰り返して、戦争を始めたのであるが、こんな解り易いやり方に再び騙されて、いっこうに気が付かない世界中の人々こそが、あまりにも頭が悪いと言えるのである。

 

 ところが、米の隷属国と化した日本政府は小泉以降、菅、野田等の民主党政権を挟んで、安倍や菅、岸田等の歴代首相も米戦争屋に乗っかっており、平和憲法の破壊を続け、日本の自衛隊を米軍の傭兵とする努力を永遠に続けている。

 

 第三次世界大戦は現在も尚続いており、それがウクライナ戦争なのだが、この戦争は現在、ロシアが明らかに有利な状況にあり、私はロシアの勝利でもうすぐ決着が付くものと考えている。

 

2023年03月07日の記事 | 《櫻井ジャーナル》 - 楽天ブログ (rakuten.co.jp)

 

 もしかしたら、決着が付く(ウクライナ=NATO軍がロシアに負ける)ことを絶対に認めたくない米国とNATOは、怒りに任せて核兵器を使う可能性もある。

 

 その場合は結局、人類は遂に滅亡してしまうかもしれない。

 

 

 

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