こんにちは
コウノです
『鍼灸って肩こりとかに効くやつでしょ?』
鍼灸師になって、一番言われたことかもしれません
鍼灸はいろいろな疾患、予防に効果があります
なので、わたしたちからすると、『肩こりだけじゃないのに。』
と、思っていました。
しかし、視点を変えると、肩こりに鍼灸が効くというのは
かなり浸透しているのだなと思います
そして、やっぱり肩こりにはかなり効果があります
なので、今回は『肩こり』についてです
肩こりとは、首すじ、首のつけ根から、肩または背中にかけて
張った、凝った、痛いなどの感じがすることで、
頭痛や吐き気を伴うことがあります。
肩こりに関係する筋肉はいろいろありますが、首の後ろから肩、背中にかけて
張っている僧帽筋という幅広い筋肉がその中心になります。
肩こりの原因として、首や背中が緊張するような姿勢での作業、
姿勢の良くない人(猫背・前かがみ)、運動不足、精神的なストレス、
なで肩、連続して長時間同じ姿勢をとること、ショルダーバッグ、
冷房などが原因になります。
つまり日常生活が影響しているということです。
肩こりの原因と思われることに気をつけて生活すれば改善は望めます
しかし、実際には生活を変えることはなかなか難しいですね。
そこで、鍼灸の力に頼ってみてはいかがですか
ということになるのです
鍼灸治療の効果
①神経、筋肉に対する興奮作用。(麻痺に対して)
②神経、筋肉に対する鎮静作用。(神経痛、筋痙攣、筋緊張、知覚過敏に対して)
③白血球が増えることによって、免疫力が高まり、病気に対する抵抗力が高まる作用。また、炎症が起きている場合の消炎作用
④感覚神経を介して、自律神経中枢である間脳の視床下部に作用することにより、 自律神経の支配領域(内臓や血管など)を反射性に調整する作用。
⑤視床下部の下垂体・副腎皮質系に作用し、下垂体・副腎皮質系が統率する内分泌系(ホルモンの分泌)を整える作用。
⑥βエンドルフィン(生体内麻薬様物質)の分泌による鎮痛作用。
⑦血行不良部位の血行が促進され、組織に酸素や栄養素の供給量を高める作用。 また、発痛物質や疲労物質、老廃物の排泄を促し、だるさや疼痛を取り除く作用。
⑧充血部位の遠隔部に鍼をすることにより血液を誘導し、充血を解消する作用。
⑨ゲートコントロール学説による痛みの抑制作用。
⑩脳をリラックスさせる効果
たくさんの効果がありますが、
肩こりに関しては、②・⑥・⑦・⑨・⑩が特に関係しているのでは
ないでしょうか。
当院では、鍼灸治療以外にも、吸い玉や低周波・高周波の電気治療
手技療法などを組み合わせておこなっています
吸い玉
鍼灸といえば、肩こり。
肩こりでお悩みの方は、鍼灸治療をお試しください
誠はり灸院・接骨院
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