8月1日が過ぎ、表向きにも就職活動が解禁になりました。
このブログを見ていただいてる方は、きっと、総務・人事系をはじめとする事務職を希望されている方かと思います。ただ、もう少し枠を広げて一般的なことを書きたいと思います。
みなさんは、受験される側なのでよく考えてもらいたいのですが、新卒の方は、パート等の経験は多少ある方かもしれませんが、一般的には社員とは給料だけでなく、責任や仕事の任され方も違っていて働き方が違うことが多いです。
だからこそ、たとえば、事務職が向いていると思い込んでいるけれど、ぶっちゃけ、どの職種が天職かなんかはわからないはずです。
僕自身も、塾講師や家庭教師のアルバイト他、今までは違う職種を経験してきました。
今は人事職の労務管理担当者ですが、正直、今の仕事の方が向いているなと実感します。
たぶん今の求められる内容が性格に合っているからでしょう。
みなさんは、企業のPRを受けて一体どんな職種が向いているかわからなくなっている方がいる一方、これだと思い込んでしまっている方もいるのではないでしょうか。
例えば、現場職の採用だと、メンテナンス職の方が、施工職よりも一般的には人気があります。
それは、メンテナンスという言葉の響きと、既設の建屋の中で、決まった中で仕事をこなす安心感があるのではないでしょうか。
ただ、一方で施工職は、新設であれば、かなり現場が錯綜して、危険な現場もあるもののの、作り上げたときに自分自身だけでなく、友人、家族、子供に誇りをもって伝えられる大切な仕事です。
どちらが良いかではなくようは物は考えようだと思います。また、経験を積んでいくうちに、新たな能力が開花されることもあります。だから最初から、最短距離を目指すことが必ずしもプラスになるとは限りません。
(ひょっとしたら安定志向で、何か答えを導てもらう最短距離を目指しがちな方もいらっしゃるのではないでしょうか。)
次に企業の規模についてふれますが、もちろん会社が安定していた方が良いです。
ただし、企業規模が大きくなるほど、仕事内容は細かく専門的になっていく傾向にあります。一方で、企業規模が小さくなると一人一人の仕事の幅が広く浅くかもしれないですが、いろいろな仕事ができる傾向にあります。(社員規模が、30人程度、100人程度、500人程度、1000人以上かどうかで分かれる傾向にあります。)
お給料や福利厚生は企業規模の大きい会社の方が良いことは多いです。
ただし、企業規模が小さい会社のように社員同士の顔が見え、守備範囲が広い会社にいる方が力が発揮できる人もいるはずです。結果的に、高卒でも幹部になっている人もいます。
あと、身に付けられる専門性も、大企業でもし勤務していて、特殊でその業界では引っ張りだこなものを見に付けられれば良いのですが、逆だった場合、その事業や部門がなくなると、転職が困難となる可能性があります。
一方で、広く浅いかもしれないですが、その業務全般を経験していると、転職のときも融通が利きやすくなる場合もあります。僕の場合も、前職で、採用活動、社員教育、安全衛生、派遣業と、給与計算以外にも幅広くやっていた分、今の仕事に付けたともいえます。
以上最後にまとめると以下のとおりです。
①職種は決めつけすぎないこと。ただ、性格の向き不向きはあるので、どんな性格で、どういうことが好きか嫌いかの認識はしておくこと。
(もちろん、就職後の経験を見に付けることで、変わってくることもあります。)
②企業規模は自分の働き方を考えて決めること。
(広く浅く身に付けたいか、それとも狭く深く掘り下げたいか、顔が見える会社にいきたいか、大勢の中の一人の駒として働きたいか等)
みなさんにとって良い会社と巡り合えることを祈念します!!。