手術から丸3ヶ月。
リハビリはしているものの回復の遅さにびっくりする。

症状が軽快したのは
・ふらつき(真っ直ぐ歩けるようになってきた)
・顔面神経麻痺(激しく動かさなければバレないくらい)
・ドライアイ少ーし
・肩こり少ーし
・傷口付近から少ーし毛が生えてきた
くらい。
街を歩けるようになってきたのは良かった。

他の良いことといえば、ストレッチも念入りにしてるからかデスクワークから離れてるからか、元々持ってる腰痛が軽減した。

仕事をする上で一番ネックなのが複視とドライアイ。それもあって復職はまだ先延ばし中。

目といえば顔面神経麻痺により目の下のたるみが出現。
これは術後1年経過を見てからじゃないと手術できないとのこと。この顔で少なくとも後1年過ごすのか…
あと書き忘れてたけど顔面神経麻痺のせいでしゃべりにくい。

片側とはいえ、
耳も聴こえず
視力も落ち
滑舌も悪くなり
味オンチ

罰ゲームにしてもエグい。

聴覚と味覚、どちらかだけでも良いから奇跡的に回復しないかな。

味覚は避けようがないから毎日メンタルだだ下がりだけど自分にしか影響ないから我慢できる。

聴覚は出来なくなった事が多いし、人といる間は常に迷惑を掛ける事になるからやはり聴覚のが返してほしい。

参考までに頭の傷口部分の画像を載せておきます。
苦手な方はスクロールしないようご注意ください。



1枚目:手術4日後
2枚目:手術7日後
3枚目:手術15日後


余談:

髪はヘアドネーションするために伸ばしてる最中で入院直前の長さはギリギリ31cm取れるかどうかだった

手術で剃っちゃうなら術前にヘアドネ=ショートにした方がいいかなと思ったがそんなに剃らないよ、とのことだったので切らずに入院したものの→画像

腫瘍に比べたら髪の長さなど些末な問題だけど。


#聴神経腫瘍
#開頭手術













































初の脳外科病棟

なかなか雰囲気が違った
車椅子も多いし、年齢層が高い
自分は最年少クラスだったと思う

術後の個室はさすがに快適だしありがたかった

トイレも室内にあるから壁沿いによたよた歩けて安全だし部屋の中をリハビリがてらウロウロしても誰の邪魔にもならないし音楽もイヤホンいらず


大部屋移動後は認知症患者さん達と同室だったのでなかなかにハードで眠れない日もあった
ちょっとメンタルにくるので、人によっては耳栓必須かなと思う
私は今回、口調が母に似た人が同室にいたので少し切なくなった

ただ看護師さん達の対応に頭が下がるし、結構勉強になった
ご参考程度に。


【経過まとめ】
前々日~手術当日:社用pc持ち込んで普通に仕事

手術~2日後:生ける屍状態。ヒトではないものになってた

3~4日後:一進一退感あるけど回復の兆しが見え始める

5~7日後:回復の勢いが増す。周りが見えるようになってくる。

8~退院日:睡眠時間が徐々に短くなり始め、食事も完食の上お腹が減るスパンが短くなってくるつまりすごい暇

退院日:帰りに百貨店で快気祝いの品や食材やケーキを買う。昼食は寿司。帰宅後ケーキを食べる。JEAN-PAUL HÉVIN最高。食べすぎて夕飯はスープだけ。会社や友人に退院報告をする。温泉の素を入れた風呂にゆっくり浸かる


【過ごし方やリハビリ】
とくに病院とのリハビリはなかったのでひとりで適当に

・ストレッチ、ラジオ体操、スクワット、腹筋(のちに腹筋はNGと知る)

・歩く、ゆっくりUターンする

・コンビニ、屋外庭園に散歩に行く

・コンビニで毎日ザバス買ってた

・なぜか梅干しをすごく欲して梅しそ茎わかめも買ってた

・5日目くらいから物欲が爆発して梅干し1kgとか器とか「ずっとほしいなと思ってたけど買い控えていたもの」を結構買ってしまった

ご参考程度に。


【入院前にしたこと】
爪切り・脱毛:しばらく身なりを整える余力はなさそうだと思ったので、爪はいつもより深めに

パーマ・カラー:術後しばらくは出来ないと聞いて

ヘアカット:ショートだと傷が目立ち、長すぎるとシャンプー・ドライヤーが大変なのでほどよい長さがよい。私は長さは変えなかったけど顔面麻痺になった場合に備えて右顔面が隠れる髪型にした

エンディングノート:万が一に備えてUSBにまとめておく(勤務先や保険会社の連絡先とか遺品譲渡先とかも

荷物整理:万が一に備えて家族が片付けやすいように。必要書類を出しておくとか高価なものは実家に移動させるとか、保管場所が分かりやすいように付箋を貼るとか

↓この辺は長期不在、で検索すると他にも出てくる


部屋の水回り:長期不在にすると排水溝の水が蒸発してしまうのでラップで蓋をする(トイレも

ガスの元栓:しめる

 

周知:隣人、大家に連絡



【あってよかった持ち物】
トートバッグ:お風呂セット用

S字フック:トートバッグとか眼鏡とかふりかけとか、掛けるのになにかと便利

ふりかけ:味変大事

ハンガー・ハンドタオル:病室が乾燥してる場合にタオルを濡らして干す用(新築の病院では不要)、ちょっとした洗い物を干す用

オイル・ワセリンなど:点滴の固定テープや頭のクッションの粘着テープの残りが洗っても取れなかったのでティッシュとボディオイルで擦って落とした

シャンプー等:多めに。術後初のシャワーで3度洗いしたり、傷口付近は洗いづらいのもあっていつもより1回量が多かった

櫛:100均一にあるコームでも可。傷口あたりの皮が剥けてシャンプーだけじゃキレイに落とせなかったので櫛で漉きながら皮を落とした

爪切:2週間でまあまあ伸びるし


ドライヤー:体力ないときのドライヤーはきつい。念のため持参したけどやはり備え付けのは風量が弱く温度が高くて髪が痛みそうだったので重いけど持参して正解だった

小銭:コインランドリー用に

圧着ソックス:手術当日に病院でもらえるけど念のため持参して2日に1回は履いてた


暇潰し道具:

1.紙の本(電子書籍は酔ったので念のため持参してよかった)

2.ペンと紙(手のリハビリがてら文字の練習に)

3.イヤホン(看護師さんが来たとき用のイヤーカフス型と、耳栓代わりのノイキャン用)

4.タブレット

5.ゲーム機(私は画面に酔ってしまいできなかったけど本だけだと飽きるかも)

6.ペットボトルにつけられるストロー(顔面麻痺の度合いによってはあった方が)

7.動画をダウンロードした外付けUSB

8.7がないならWi-Fi(YouTube三昧)

 

 

#聴神経腫瘍

#長期入院