Twitterにも書いたけど、最近音楽聴くと昔のこと(っていっても10年前くらいとか)のことを自然に綺麗に思い出します。
それと同時に胸も苦しくなる。なんか心臓を握りつぶされる感じ。
実はそんなに嫌いじゃないけど苦しい。
小2の時にEXILEの”Choo Choo Train"にハマって、地元のTSUTAYAで母親にアルバム"ENTERTAINMENT"を買ってもらって、家の中でも車の中でも毎日聴いてました。
そんなアルバムの中で気に入ったのは"Time"。
歌詞にでてくる「Just say good bye」の意味も分からず、ましてや日本語の言い回しも分からないものばっかで。
それでもなんかメロディーラインとかが気に入ってずーっと聴いてました。
それから時間が経って、中学に入学するときにもらったiPod nano 4GB。
真っ先に入れたのはそのアルバム。
登下校の間ももちろん。
やっと歌詞の意味が分かるようになって。
それから更に時間が経って、もう二十歳になろうとしてる自分は違う国で、「Just say good bye」も分からなかった自分がその言語を使う国で生活してる。
いろんな音楽に出会って、今のiPodは40倍の160GB。
そんな膨大な曲数が入ってるiPodがついさっきその"Time”をかけてくれました。
近い将来、遠い将来のことで不安になって、少し落ち込んだ直後。
CD買ってもらったときの自分の気持ち、そのときのTSUTAYAの店の中、母親の顔、車の後部座席から見た両親の後ろ姿とか全部がすっごい鮮明に出てきました。
この曲は別れた彼女との思い出を歌っているもので、別に自分の置かれてる状況にぴったりではないけど、サビの
「あれからいくつの出来事を僕は乗り越えてきただろう。何一つ手にできなくて。それでも僕らは歩いてく。それぞれの幸せまで。」
これはぴったしでした。
ベタなことを言うと、なんか頑張れそうな気がしました。
そのときも胸が苦しくなって、なんというか「あぁ、昔と変わってないな。」って安心する感じ。
12~13年前の自分は甘えて、褒められて、叱られて。
世の中のことなんか全くと言っていいほど知らなかった。ただ単に大人に着いていって。
今は、大げさに言えば知らないことの方が少ないくらいで、でも物を知れば知るほど、怖い物も増えてきて。
弱くなったな、とも思いました。
壁があるたびに落ち込んで。へこんで。まあたまに泣いて。
秋元康さんの言葉で「歌は思い出の目次である」っていう大好きな言葉があるけど、本当にその通りだなと思います。
曲っていうしおりが挟まってる部分を開いたら、思い出がぶわーーって出てくるし。
悲しくもなるけど、世間のことを知らなかろうが、知っていようが自分は自分だなって再確認できます。
この気持ちを忘れなければ出来ればやって行けるような気がしました。
なんかまとまらなくなってきたからこのへんで。
こういう気持ちはどこかに残しておきたいなと思ったので自分用に書きました。
これからもなんか思ったら書いていこう。
