一部の美容家さんや、下着メーカーさんは
「脂肪は移動する 」 という表現をよく使います。
でも、医学的な方や体を扱う専門家の方は
「脂肪が移動するのはあり得ない」 と言います。
どちらが正しいのでしょうか!?
結論から言うと、脂肪が移動するっていうのはやはりムリがあると思います。
「でも、補正下着で背中の肉がバストに寄ってきたもん」
という方も多いと多いと思いますし、
実際、私も美容下着で背中の肉が少しスッキリしたし
バストアップもしてきたと思っています。
じゃあやっぱり脂肪が移動しているんじゃん
と思いたいトコロですが、
(私も最初そうなんだ~と思っていましたが^^;)
そこはやはり理屈がおかしい(^o^;)
以前、酵素学に詳しく、沢山の著書も書いている
ナターシャスタルヒンさんのお話の中で
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「脂肪細胞は常に生まれ変わっている」
という見解がありました。
“とれない脂肪”は、ずっと何年もそこにあったワケではなく
普段の食生活やライフスタイルなどから
“付くべくして付いている” とのこと。
これは、一見蓄積されたように感じる脂肪も
その食生活や筋力不足などから、
新しい脂肪細胞は、昨日と同じようにその人にとって
付くべきところに、また新しい脂肪として溜まっていく、ということですよね。
つまり、固くなって蓄積されたような脂肪も
ライフスタイルが変わらない限り
昨日と同じように、昨日と同じ固さで、昨日と同じような場所に
新たに交換ささるように付いていく、ということではないでしょうか。
潜在意識の働きと似ていますね
脂肪細胞の数は幼少期に決まると言われていますが、
それは変わらず、皮膚のように次々にその人なりの脂肪細胞として生まれ変わっている
という意味です。
細胞の生まれ変わりは、個人差があるようですが
三ヶ月~半年ほどで体中のあらゆる細胞が新しいものに
生まれ変わっているようです。
腸とかは、すごい早いようですよ
この見解から行くと、食生活やライフスタイルの改善をすると
「脂肪が落ちる」 というよりは
「脂肪が新たに付かない」 という風な表現になりますね。
もちろんここには、筋肉の発達なども関係してくるでしょう!
筋肉のおかげで脂肪も燃えやすく(流れやすく)なりますよね。
古い脂肪細胞は日々流れていくし、
新たに余分な脂肪が付かないので
「贅肉が取れた」 「痩せた」 という風に思う。
以上のお話をふまえた上で、下着の話に置き換えると
適度な締め付け感などを与えることによって
新たな脂肪細胞は 「あ、ここについちゃいけないんだ」
と、余裕のあるバストの方へ新たにつこうとする、
ということになるのではないでしょうか。
なので、美容下着を愛用している当人にとっては
「背中からバストへ脂肪が移動した」
と感じているだけで
実際の体の反応としては
背中などの脂肪が古くなり血中へ流れていく。
↓
新たな脂肪細胞がつくときに締め付けている背中ではなく
毎回寄せている方のバストへ付く。
ということではないでしょうか?
(これはナターシャさんの言う脂肪のメカニズムから
私の勝手に推測したものです)
そう考えると、美容下着で実際に効果が出た人のお話も納得いきます。
結構美意識の高い40代以上の方などは、高級美容下着を付けていたりして
効果がちゃんと表れている方も多いです。
逆に、そういうものに頼らなくてもちゃんとスタイルのいい人もいるんですけどね
そういう方は、やはり筋力があるように思います。
若いうちは、キレイな身体の人が多いですが
40代以降になると、やはりキレイな人は何かしら秘訣があるかもです
それは、本人が無自覚で当たり前にやっている習慣かもしれないし、
ちゃんとトレーナーなどをつけたりして
しっかりトレーニングしているかもだし、
その方法は分かりませんが、食生活と日々の習慣でしょうね^^
「脂肪は移動」しないけれど、
「付くべきところに付くように促してくれる」
という意味で、
補正(美容)下着による効果も、ちゃんとあるのだと思います
今日のコトダマ
「何気ない毎日が、本番♪」