習い事のピアノ...それは一生…永遠に続くものではないかもしれません。



ピアノを始めるときは

だいたい4才、5才くらいから…というのがあるかもしれませんが、

(もちろん、何才から始めても遅いことはないです)

習い事としてのピアノをやめるタイミングは人それぞれだと思います。



・お引っ越し

・中学校、高校、大学受験

・部活や他の習い事が忙しくなってきた時

・他に興味があることができて、そちらに力を入れたい時


など、環境による変化によるものが多い気がします。



始めるタイミングより、辞めるタイミング…のほうが難しいですよね…



ピアノの習い事を始める場合…特に小さい頃に始めている場合はご両親の意志によるものが強いと思います。  


その場合、何年か続けて、子供が自分で判断できる年齢になったとき、そこが大きな分かれ目になる気がします。



本人がやりたいか、やりたくないか



もちろん、本人が迷っているからこそタイミングが難しく、だからこそ環境がきっかけになるのかなと思います。




この場合、私だったら、他にやりたいことがないか、その子の時間を有意義に活用できるように今ピアノを続けるべきなのか、話し合いをするのかなと思います。




でも違ったパターンもあります。

とにかく続ける

とにかく、中学・高校卒業まで続ける

とにかく、成人するまで続ける



そんなことも時に子供の助けになる場合もあるなと思うこともあります。


好き嫌いで判断しない。

とにかく続けることで得られることを優先する

これは保護者の方の確固たる意志が必要になります。


一時的な「ピアノをやめたい」という思いであれば、

もしかしたら、

そこを踏ん張って乗り越えれば、また新たな景色が見えてくるかもしれません。


10年、15年続けて分かることもありますよね。





2つの相反する意見を書いてみましたが、

皆さんはどう思われましたでしょうか?




これまで沢山の生徒さん、保護者の方から学ばせていただきました。


そして感じたことは

ピアノを辞めるタイミングは本当に難しいなと思います。



そして…

ピアノの先生としては、ピアノを好きな子と一生かけて付きあっていきたい思いもあります。

「親」とは違う…「大人」として子供の成長を見守っていきたい、子供にとって「いい刺激」になれるような「大人」でありたいと思います。





ピアノの先生が「ピアノをやめる」ことについて書くべきではないかもしれませんが…、

色々な生徒さんをみながら、感じたことをここに残しておきたいので、まとめてみました。