姪っ子の卒演の翌日は、生徒の卒業演奏会でした
こちらは、群馬大学教育学部音楽専攻生による演奏会
教育学部学校教員養成過程と名付けられているだけあって、大学の間は、音楽のみならず、小中学校での、教育実習やら、教育関連の授業も多く、それでも、オーケストラも経験したり、音楽や、教養を身につけるべく幅広い勉強をします。
そして、専攻の楽器も、より磨きをかけていくべく、学び続けることが出来ます。
生徒Mちゃんは、住んでいるお家が、直線距離で数百mということもありましたが、幼稚園児の頃から、一人でレッスンに来て、ちゃんと理解して帰り、黙々と努力が出来るお子さんでした。(普通は、幼児からそれが出来るお子さんは、なかなかいません)
そして、小学生の頃は、コンペにも参加。
何度か、ピティナ地区本選にも出場しています
中学からは、吹奏楽部に入り、コントラバスを担当。ものすごく小柄な女の子なのに、大きな楽器
そして、高校でも吹奏楽部で活躍していたため、いったんピアノから離れたのですが、高3で復活して、声楽も楽典もこなし、見事、合格しました。
そんな頑張り屋さんのMちゃん
卒演に選んだのは、ラフマニノフの「楽興の時」より、第3番と第4番。
聴いていて、これまでの様々な出来事を思い出して、ちょっとウルッときました
卒業後は、彼女なりに思うところあり、教職には付かずに、一般企業への就職を決めたとのことですが、ピアノは、一生の宝です。
少しずつでも、弾き続けていたら、いつの日か、ピアノ教える仕事をするようになるかもしれないし、いわゆる手に職なので、これからもキープして欲しいなぁと願います。
コンサートは、皆さん、きっとみんな就活や、教員採用試験で忙しかっただろうに、それぞれの想いが伝わるコンサートで
皆さん、演奏も舞台での姿も立派
そして温かい空気感が漂っていました
これからの、新たなスタートを、応援しています