「夏休みの宿題なし」に思うこと
こんにちは!3分で1個 心のブロック解除マインドブロックバスター インストラクター佐野槙子です。先日、テレビの報道で「夏休みの宿題はなし」「自分で考えて取り組みましょう」という学校が全国的にいくつかあると知りました。これについて、思ったことがあるので、書きたいと思います。私は、学習塾の指導者を12年しています。私が学習塾を始めた年は、小学校の学習指導要領が改定された年で、それまでのゆとり教育から、脱ゆとりへと方向転換した年でもありました。今の教育は、40代・50代が経験した知識・技能の詰め込み教育から、思考力・判断力・表現力といった認知能力と自分で困難を乗り越えられる、非認知能力を重要視する教育へと変化しているところです。自分で困難を乗り越えるためには、「自分はできる!」と思える力が必要で、それを身につけるためには、「主体的に取り組んだものをやり遂げる経験」が必要になってきます。夏休みの宿題って、勉強が好きな子も嫌いな子も、得意な子も苦手な子も、皆一律で同じものが出されるので、どちらかというと「やらされている」感が強いものになりますよね。主体的に取り組めないので、「自分で考えて取り組む」というスタイルにした学校もあるということだと思うのですが・・・親御さんとしては、「ほんとにそれで大丈夫?」となって、「何をやるか」は親御さんにかかってくる感じ、するんですよね・・これまでの夏休みの宿題だって、すでに、「親が添削するスタイル」だったのに、親御さんの夏休みの負担、増えまくってませんか・・?学力がつくスピードって、人それぞれで、生まれた年が一緒だからって、同じ教室で学ぶ必要ってないんじゃないか?っていつも思っています。少子化の今。もっと少人数に、無学年の方式にして、子ども達の義務教育自体を変える時がきているのではないかと常々思っています。学校は、学力を養う場でもあると思うので、そのお子さんに合った学びが提供されるべきだと思うんです。それが、自己肯定感、自己効力感を育むことにつながると信じています。夏休みの宿題も、「こういうことに取り組むのがおすすめですよ」といったものが一人ひとりに提案されたほうがいいと思っています。これは、AIの力を借りられれば、学校の先生の負担だって少なくなります。(やるかやらないかは、取り組むお子さん次第にはなるかもですが・・その子に合ったところが提案されるので、きちんと取り組めば、確実に学力を育むことができます。)報道から判断しただけなので、実際はもっと細やかな取り組みなのかもしれません。「あれ?」と思った方には申し訳ありません。ただ、「夏休みの宿題なし」にするのではなくて、「日本はもっとAIを活用して、子ども一人ひとりに合った、その時その時で必要な学びを提供できるようにしてほしい!」というのが、私の思ったことです。#メンタルセラピー#心が軽くなる#潜在意識を入れ替え#インストラクター#3分で1個#心のブロック解除#3分で1個心のブロックを解除する#マインドブロックバスター