ウクライナ侵攻から学ぶ日本防衛(核兵器)
戦術核兵器
戦術核兵器(中性子爆弾)とは、広範囲を破壊できるが地下までは攻撃出来ない戦略核兵器(水素爆弾)と違い、中性子線を3倍出す様に改良された兵器です。
水素爆弾は、上空で爆発した場合とてつもない爆風と熱線を発生させますが、地下や直撃を免れた戦車、船舶にいる人員には、ほとんど被害がありません。
核兵器と言えば、恐ろしのは爆発だけでなく、核反応によって発生する致死量の放射線です。
水素爆弾の場合上空で爆発しても、中性子線の量が少なく地下20m付近で放射線の勢いが止まってしまいます。
その為、地下100m以上に避難すれば助かるでしょう。
その為、戦術核兵器(中性子爆弾)とは水素爆弾が爆発する時に発生する放射線の中でも特に中性子線を3倍に発生させる事により爆風で破壊する範囲よりも、放射線による攻撃で地下にあるシェルターや戦車に避難しても、放射線障害によって人などの動物を死傷させる核兵器です。
敵基地攻撃能力
更に極超音速ミサイルとは、中性子爆弾を搭載でき、現段階では迎撃が出来ないミサイルです。
ですので、現段階では戦術核を搭載した極超音速ミサイルを迎撃する為には、撃たれる前にミサイルの発射拠点を破壊する必要があります。
そもそもミサイルを迎撃する為には、1発に対して4倍の迎撃ミサイルが必要です。
極超音速ミサイルは、そもそも速度自体が速すぎて、Jアラートが追いつけません。
ましてや、日本国はシェルターなどがとても少ない為、ミサイル攻撃に対してウクライナの様には避難出来ません。
ちなみにウクライナの地下鉄は、核兵器による攻撃を想定して作られており、地下100m(オリンピックサイズプールが50m)に建設されています。
今日に至り某国が行っている核実験はこの極超音速ミサイルに搭載する為の中性子爆弾の起爆をする為に使う水素爆弾を小型化する為の実験です。
既に、日本に対して友好的ではない隣国はこの兵器を所持する段階に入ってます。
戦略核兵器(水素爆弾)
最強の核兵器と言えば、ソ連のツァーリボンバーなどが思いつくでしょうか。
ですが、ツァーリボンバーの様な強力過ぎる水素爆弾は、実際の戦争では使えない品物です。
何故なら、直径100kmを破壊する様な兵器を使用すれば、食糧などの国際経済に必要な土壌までを破壊してしまい、間違いなく完膚なきまで国際社会からの信用を失いますし。
直撃を免れた、戦車や車両は熱線や爆風では破壊されません。
また、地下100m程の地下鉄やシェルターなどはびくともしませんし。
放射線が地下に届く事はありません。
それに、水素爆弾を搭載出来るICBM 大陸間弾道ミサイルは迎撃する事が出来ます。
ましてや、水素爆弾を投下された地上地域は、大きな損耗と放射性物質による汚染で侵攻しても陣地として再利用ができません。
ですので、水素爆弾は戦略核兵器と言われながら、確実に戦闘員を死傷出来ず、必要最低限の破壊範囲に絞れない、実際にはとても人類がコントロール出来る品物ではありません。
中性子線
そもそも、中性子線とは何か。
放射線にはα、β、γ、xと種類がありますが、これらの放射線は不可視のエネルギーであり、それぞれに勢いが違います。
α線は、紙ぐらいの厚さなら止める事が出来ます。
β線は紙ぐらいの厚さは通過し、薄い金属板で止まります。
γは更に通過率が良い為、厚い鉄などの壁により止める事が出来ます。
これらは、物質と相互作用(磁石が+と-でくっつく様な物)する事で勢いが止まります。
α線はエネルギーが強く、電離する量が多い為、紙の厚さで止まります(通過出来ない)。
γ線の通過率が良いのはエネルギー自体が弱いからです。
ですが中性子線は違い、相互作用する事がほとんど無い(+にも-にもくっつかない様な物=中性)上にエネルギーが強く、分厚いコンクリートの壁、水によって通過速度を遅くできます。
この中性子線が水によって遅くなる仕組みを利用したものが原子炉です。
原子炉
燃料棒を核分裂させる事によって発生する中性子線を更にまだ核反応していない物質に当てる事により連鎖反応を起こし、これが原子炉内部の燃料棒全てで起こり、同じ割合で連鎖反応を起こして持続している状態を臨界状態と言います。
ですが、中性子線は通過速度が速く、連鎖反応を起こしません。
その為、原子炉内部は水で満たされており、遅くなった中性子線が燃料棒のまだ反応していない物質に当たり連鎖反応を起こします。
そして高温かつ安定した熱を利用出来る仕組みです。
放射線障害
人体が放射線を受けるとどの様な症状が出てしまうのでしょうか。
放射線を体に受けてしまった状態をいわゆる被曝と福島原発の事件以降、一般認知されていると思います。
放射線を生きている細胞に大量照射すると、リンパ球が減少し、消化器などの細胞分裂の周期が早い部分から機能が低下してしまいます。
その為、治療を受けずに被曝した状態が続けば免疫力が低下して感染症などで死亡してしまいます。
また、核兵器から発生した致死量の放射線に晒されると即時に全身の細胞が死滅し、即死してしまいます。
戦術核兵器(中性子爆弾)
中性子爆弾の破壊範囲は、極超音速ミサイルに搭載出来る物で約260m(芯なしのトイレットペーパー同等)程で水素爆弾と比べると非常に破壊する範囲が狭く、爆発範囲が狭い分、放射性物質で汚染される土壌が少ないです。
ですが、中性子爆弾の真骨頂は、中性子と名前がつく様に、中性子線で人体を攻撃することに有ります。
中性子線を3倍出す構造により、爆心地から放射される中性子線は直径1800mにおよび、致死性を維持出来ます。
その為、戦車や装甲車両の鉄板に守られていても、重篤な放射線障害になってしまい最悪死亡してしまいます。
また地下鉄やシェルターに避難しても、中性子線を妨害する、原子炉の圧力容器と同等の構造でなくては、地下にいても中性子線によって放射線障害を起こしてしまいます。
まとめ
この事により、戦術核兵器とは。
コントロールの出来ない、大量破壊兵器から。
ジャベリン(対戦車誘導弾)の様な、撃てば極超音速ミサイルの不規則な弾道により確実に当たり、中性子線によって戦闘に必要な人員を死傷させられる使い切りが良い。
まさに人類が飼い慣らす事に成功した商品(核兵器)と言えるでしょう。
これは決して、水素爆弾を人道的に利用する為に、小型化されたものではありません、※ガンマナイフを人体殺傷の為に強化した破壊兵器だと思います。
(※頭を切開せずに、脳内の腫瘍などを除去するγ線を利用した医療機器。)
もし標的にされた場合、中性子線による重篤な放射線障害によって苦しみながら息を引き取るしかありません。
更に、中性子線は人体の塩基質に付着する為、被曝した人からも放射線を放出する様になります。
現時点では、迎撃する事も避難する事も出来ません。
中性子線は核反応を起こし爆発する寸前に一瞬だけ放出される為、爆発に気付いた時には既に被曝している恐れがあります。
今日本に出来る事は、打ち上げる前に破壊する事しかありませんので、いち早く敵基地攻撃能力の実用化を目指さなくてはなりません。
強いては日本も米国の核の傘に入る事です。
日本防衛
この先、国際秩序はどうなるのか分かりません、近い将来、米国に頼らず日本だけで防衛を賄える様にならなくてはなりません。
いくら米国でもなんらかの危機に陥れば日本の事は後回しになってしまうからです。
そうして日本有事が起きてしまえば、東アジアでのパワーバランスが崩れ、やがて世界全域に影響を及ぶでしょう。
国際社会において日本はバランサーとして非常に重要な役割があります。
やがては米国の傘から出て中立国家として自立しなくてはならないと私は考えています。
その為には日本人1人1人が日本を良くして行く自覚を持たなくてはなりません。
どうか日本に生まれてくる子供達に良い日本を遺せる様にしていきましょう。