勝手評価…🌼🌼🌼🌼
これは読むタイミングが良かった。
たまたま夏の盛りの今読めたので、
本の中の「庭の水やり」や「朝のラジオ体操」など
生き生きとまるでリアルタイムの事のように
感じながら読み進めました。
でもそれだけで良かった訳じゃなく、
初めて「えだいち」と言うあだ名をもらい
言葉少ないおじいちゃんと
いつも陽気な押野くんに
固くカラカラに乾ききった内気な光輝の心が
影響されていく、
つまり大人へと動き出す様が
夏とマッチしていると、思ったのです。
来年の夏、1人でプールに来る寂しさに耐えれるように
今から準備する光輝の気持ち…
誰でも傷付きたくないから
予防線を張るところ、
私にもあるなぁ
でも手足を引っ込めて予防線を張るのではなく
足を一歩
世界は穏やかに変わっていく
読み終わり、すーっと汗が引いて
爽やかにお茶を飲むことが出来るような
そんな本でした