嵐の皆さんへ

メンバーに手紙を書くのは、20年間で2回目になります。
2004年の24時間テレビで初めて手紙を書かせてもらって、あの時は手紙を読んだ僕が泣きすぎて何を言ってるのかわからなかったと思うので、前回の反省を踏まえてみんなに伝わるように読ませていただきます。

1999年にデビューして、20年が経つね。
1日1日を本気で、全力で生きてきたよね。
悔しい思いをいっぱいして、たくさん涙を流したから、心の底からうれしいことも笑えることも、たくさんあったよね。
使い方が合ってるかちょっとわからないけど、僕にとってメンバーは最愛のパートナーです。
自分の中で限界だと思った時もみんなとだったら越えられてきて。その先にまた限界が来る。
メンバーがいたから、僕は成長させてもらいました。
本当に本当に感謝しか無いです。
世界中の感謝を集めて足りないくらい、感謝しています。

この2年、大きな決断をするために5人でも、各メンバー2人きりでもたくさん話し合ってきましたね。
5人が納得するまで、何度も何度も話し合いを重ねて、出した答えが、休止。
僕らで出した答えに後悔しないように、残念な結果にならないように、手と手を取り合って進んでいこうね。

20年経っていろいろと振り返って、過去の栄光にすがりたいなと思ったりもしていたんですけど、振り返ってる場合じゃないね。
僕らのやりたいこと、やりべきことは後ろにはないし、右でも左でもなく、まっすぐ前に進んでいこうね。

僕は休止と書いて“パワーアップ”と読むと思っています。
パワーアップした僕たちは、応援してくれるみんなのために、メンバー一人ひとりが愛している嵐のために、近い将来、絶対にグループ活動しようね。
でもその前に、まだかなってない夢、この5人で絶対にトップになろうね。
本当に本当に嵐でよかった。

相葉雅紀