日本というのは、長年、人が育つ土台を壊し続けて来た国だと思うのですが、土台が無いまま自立しろ!成長しろ!甘えるな!と叫んで人が育つのでしょうか?


マズローの欲求五段階でも、まずは安心安全が確保されなければ人間は自発的に動く事がありません。

子供の成長段階も、まず親に甘えて安心できる安全基地があるから、外に冒険して行けるのです。


しかし、土台が無いまま逆境から頑張って社会的成功をする人もいます。

けれどアレは、レアなケースであり、全ての境遇の不幸な人間に、土台が無いまま自立しろと言うのは、あまりにと暴力的だと感じます。


そして、人を育てる土台の支援というのは凄く手間のかかる支援です。

その支援が無くても人が育つのなら、楽な方向に進みたいのが社会というモノです。

他の人はちゃんと自立してるんだから、君も自立しなさいと言い始めるかもしれません。

しかし、そんなタフな人間はレアケースなのです。


日本では心身を壊す人が多く、子供の不登校も増えています。


彼らに必要なのは、自立を促す事ではなく、まず安心安全を感じられる支援を提供する事でしょう。


成長・自立はその後に訪れるモノです。