コインランドリーに来て

洗濯物をセットした。







そして、その間に

スーパーへ買い物に向かった。









2日間…翔と過ごせる…






栄養のあるものを食べさせて

翔を元気にさせないとな。






でも…夜は翔と……







「っ、!」






それを想像して顔が熱くなった!







ドキドキ!






思わず周りの人の目が気になった。






俺…変な人に思われてないかな!?







初めてセックスするって顔に出てない!?









なんだかみんなに気付かれてる気がして

買い物どころじゃなくなった。







適当に買い物を済ませてコインランドリーへ。








まだ乾燥の途中だったけど、

無理矢理洗濯物を鞄へ詰め込んだ。











ガチャ!






部屋に入って深呼吸をした。







「ふぅ~…。」







とりあえず買ってきた物を冷蔵庫へ入れて、

まだ乾ききっていない洗濯物を部屋に干した。










「…もう10月半ばだっていうのに

今日はやけに暑い…」







汗が気になって

シャワーを浴びることにした。











それにしても翔は

まだ部屋の片付けをしてるのか?








何日も仕事で家を空けてたから無理もないか。








これからは俺が時々部屋の窓を開けて

風を通したり、溜まっている洗濯物は

片付けてやらないとな。








それに、いつ帰ってきてもいいように

冷蔵庫には常備食を入れておこう。








疲れて帰ってきた時は…

俺の部屋に来てもらって…







「っ、!」






別に下心があるわけじゃない!







ただ…一緒に眠るだけで安心すると言うか…






翔が……望むなら……








「っ、!」






って、俺はまた何を想像しているんだ!







「あっ!ほら!」






言わんこっちゃない!







また大きくなってるじゃん!







落ち着け!落ち着け!







まだ夜まで時間はある!








ご飯の支度をして、一緒食べて…

ゆっくり翔の仕事の話を聞いて……







それで……







「っ、!!」








俺……本当に大丈夫かなぁ…







翔と…セックス…できるのかなぁ…








翔に任せておけば大丈夫だって

思っていたけど…







その時が近付いてきたと思うと…

不安になってきた…









シャワーから出て翔のことが気になった。









もう2時間近く経つけど…

さすがに片付けは終わってるよな?









俺は鍵を持って翔の部屋を訪れた。







ガチャ!







「翔?片付いたか?」








部屋の中を見て唖然とした…









「…きたねぇ!なんだこの部屋!?」








カーテンも閉まったまま…

部屋の中は足の踏み場もない状態だった…。