まっきゅです。
来月の頭に、
絵本セラピスト修了検定なるものがある。
それに向けて絵本を選出中。
いくつかピックアップした中で、
こんな絵本。
長谷川義史さんのこの絵、
好きだなぁ。
内容としては
病気で父親を亡くし、
母子家庭で娘と息子の三人暮らし。
弟は周りの友達が身に付けているものを
「こうてえなぁ」とおかあちゃんにおねだりをする。
ミシンが大得意のおかあちゃん、
なんでもつくれると豪語。
ジーパン、体操着、バッグ等を作ってあげるのだが、
期待しているのとちょっと違う。
ある日
学校より届いた父親参観のお知らせ。
おかあちゃんは参加に意欲を出すんだけど、
息子はかたくなに断る。
「おとうちゃんにきてほしいねん。
おとうちゃんつくってえな!なんでもつくれるっていうたやん」
と息子。
「ごめんな、おかあちゃんのミシンでもおとちゃんはつくられへんわ」
と悲しい顔でおかあちゃん…。
いよいよ迎えた
父親参観…
最後のシーンは機転とユーモア、
おかあちゃんの愛情あふれた締めくくりとなっています。
あったかくて、せつなくて、でも笑える家族の物語。
良い絵本に出会いました。
「あなたのお母さんのすごいところって何ですか?」
今日も読んでいただきありがとうございます。