前回のあらすじ
こんにちは、ソラです。
僕たちはみんな、心の中に、パートナーを宿していて、そのパートナーの正体は「無条件の愛」であり「ソース」でした。
そして、そのパートナーは、実は僕たちのもう一つの姿であるという、なんとも意味不明な話でした。
あんな話で理解できた人っているんですかね?
それでは続きをどうぞ。

エス太 :なんかゴメンだわ。ちょっとわかりずらかったよな。ま、ちょっとずつ説明していくから勘弁してくれ。

ソ ラ :つまり、あれですか?昼間は世を忍ぶ仮の姿的なあれですか?果たしてその正体は?的なあれですか?

エス太 :あ~違う違う。全然ズレていってるわ。そっちじゃない。
俺たちの本質は、愛であり自由ですよ~的なことが言いたかったんだけど、ちょっとゴチャついたかな。頑張ってついてきてくれ。

ソ ラ :僕たちの本質が愛であり自由、それは何となく理解しました。

エス太 :よかった。それを知った上で今回は「ネガティブな感情」について話そうと思う。
なぜ、俺たちはネガティブな感情になるのか。それを伝えたられたらいいな~。
 
ソ ラ :僕たちがネガティブな感情になる理由がわかるんですね。

エス太 :あぁ、ここでは、心の中のパートナーを「内なる自分」と呼んでいこうと思う。

ソ ラ :「内なる自分」ですね。

エス太 :そう、以前にも言ったが呼び名は何でもいいんだ。ただ今回は説明をわかりやすくするために「内なる自分」という言葉を使おうと思う。

ソ ラ :わかりました。

エス太 :内なる自分は、無条件の愛の視点で、物事のポジティブな側面しか見ていない。しかも内なる自分は全ての望みが叶うし、既に叶っていることを知っている。
そして、ネガティブな感情というのは、自分の思考が、内なる自分と反対の方向に向いていることで生まれる。

ソ ラ :自分の思考が、内なる自分と反対の方向を向いている時にネガティブになるんですか?

エス太 :そうだ。例えば、ソラが誰かから悪口を言われたとしよう。「お前には価値がない」と。

ソ ラ :ひどい。

エス太 :でも内なる自分はソラに無限の価値があることを知っている。そして、無条件の愛で、その悪口を言った相手をそれでも愛している。

ソ ラ :内なる自分スゴ!!

エス太 :そんな悪口を言われた時、自分に価値がないんだと思考してしまったらどんな感情になる?

ソ ラ :ネガティブな感情になります。くやしいし、悲しいですね。

エス太 :それはな、内なる自分がソラを見ている視点とソラが自分を見ている視点に差(ギャップ)が生まれているからなんだ。
自分を見る思考が、内なる自分の視点と違うということを、ネガティブな感情を使って教えてくれているんだ。
そして、その差が大きければ大きいほどより強くネガティブな感情になるんだ。

ソ ラ :つまり、誰かから、「価値がない」と言われて、「そんなことはない」と思考していれば、そこまでネガティブにはならないけど、「僕には価値がないんだ」と思考すれば、より強いネガティブになるということですね?

エス太 :そのとおりだ。他にも、ソラが自分の夢や望みが叶うと信じられていれば、内なる自分と同じ視点で思考できているからきっとポジティブな感情になるだろう。
逆に自分の夢や望みが叶わないと感じた時、内なる自分と視点が反対に向いているからネガティブになるだろう。
物事の正解はいつも自分自身の中にある。
内なる自分が感情を使っていつも教えてくれているんだ。

ソ ラ :そうなんですね。

エス太 :前にも言ったが、生まれてくるときに一つだけ持ってきたものはなんだ?

ソ ラ :感情です。

エス太 :そうだ、生まれた瞬間、いや、もっと前から内なる自分は俺たちのパートナーとして、道を示し続けてくれている。
そして、内なる自分の視点は絶対にブレない。常に物事のポジティブな面だけを見続けている。
そして、自分自身に価値があり、夢を叶える力があると伝え続けてくれている。

ソ ラ :すごい話だ・・・。

エス太 :ネガティブな感情の正体は、内なる自分から愛されている証なんだ。

ソ ラ :内なる自分から愛されている証・・・。

エス太 :もし、内なる自分がソラを無限の価値がある存在だと見ていなければ、ソラが自分に価値がないと感じた時、ネガティブな感情にすらならないだろう。
なぜなら、内なる自分と自分自身の視点に差が生まれないからだ。
だから、ネガティブな感情の正体は、内なる自分から愛されている証なんだ。

ソ ラ :なるほど、わかりました。今思ったけど、この人サラっとすごい話してないか・・・。