微熱が下がらない。

寝起きの検温も午前中のバイタルチェックも微熱。
しかもちょっと高め。なんとなく頭痛が続いてるのもこのせいか?

食事の後、看護師さんが迎えに来てくれて診察室へ。
主治医先生が待っていた
「熱、下がらないのが気になるので、お腹の中、見ますね」
内視鏡みたいなので、お腹の中を見る。
その後エコーで同じくお腹の中を見る。

「あら、血腫が出来てる。これだわ、熱の原因
小さいなら放っておけるんだけど、ちょっと大きいかなぁ」

血腫とは閉腹後に起きた出血の塊の事。
なんで出来るかの原因はさまざまらしい。
手術でどこかの血管や臓器の表面が薄くなってしまって
そこからにじみ出てるとか、手術の際の血液が後から
にじみ出てきたとか・・・珍しい事ではないそうだ。
で、その血液を吸収しようとした時に体温が上がるらしい。

主任先生から
「ちょっと痛いけど、一瞬我慢してね
膣を縫った所、一箇所糸を外しますね」

そう言われて心の準備。
心の準備があっても結構痛かった。

「中、洗いますねー」主治医先生の声がして
水が入ってくるのがわかる。
数分間洗ってくれた。
「痛い?」と聞かれたけど、ちくちくする位だったので
「あんまり痛くないような・・・」と返事。

ほんとは痛いものなんだろうか?

「明日、また確認しますね。今結構出たから
小さくはなると思うんだけど、結構大きいから
洗浄は毎日になるかも知れない。後抗生剤出しとくので
それは飲みきって下さいね。後、痛み止め飲んどいてね
今はいいかもしれないけど、後から痛くなるかも知れないので」

夜は煮魚だったので、ちょっとテンション下がる
(あんまり好きじゃない:笑)

出してもらった強い方の痛み止めを飲んで
テレビを見たり本を読んだりして過ごした。

歩行訓練してたら、部長先生にばったり会う
「おー!もうすたすた歩いてるね!回復早くて感心するわ
血腫のことは心配しないでいいから、大丈夫ですよ」
この病院はチーム医療を採ってるので、情報の回るのが早い早い(笑)

「痛み止め効いてるから歩けてる感じですよー
やっと背筋伸ばせました。血腫の事、宜しくお願いします」

と返事をして別れた。

夜のバイタルチェックで氷枕をもらう。
相変わらず高めの微熱。


ちょっと前に「尿意がない」と書いたけど、だからと言って漏らしたりはなかったので
ご安心を。
「あれ?数時間トイレ行ってないなぁ」と思ってトイレに行くと出るみたいな感じ。
人によっては逆に「尿意を感じるのに出ない」パターンもあるみたい。
この辺も「日にち薬」ってやつで、だんだん普通に戻って来た。