リワーク期間に入ると、今までの個人ブースから出る事になる。

と同時に、同じ時期からリワークプログラムを受ける人と合流する事に。


同期のメンバーと一緒に会議机みたいなのに座って

自習時間は自分のやりたい事をして、プログラムの時間になると

講義室みたいな所へみんなでぞろぞろと移動するシステムになる。


こうやって毎日過ごしていく事で、だんだんと打ち解けていって

仲間意識が芽生え、会話が生まれて交流が増えていくという

なんともよく考えられたシステム(笑)

もちろん、みんな人間関係にやられた人達ばかりなので

無理強いはしないし、ある程度気を使って接してくれるので

居心地は全然悪くない。なんて素敵(笑)


最初の1ヶ月は基本プログラムを受ける。


テキストを使ってアサーションやストレスの対処法等を学んでいくんだけど

発言する機会が多い。というか、絶対1回は発言するようになってる。

そして、毎回、どのプログラムでも簡単なその日の振り返り(感想)を書いて

それを発表するようになっている。

もちろん、ここでの発言はめったな事では否定されない。

何を言っても大丈夫。何を言っても受け入れてもらえる。

この安心感は、自分の中にあるものを表に出しやすくしてくれて

感想も自分の考えを発表する時も、ものすごく支えになった。



2人で組んでロールプレイングをする事もあったので

その時は、隣に座った人と即興でねたを作って発表するんだけど

それも出来上がった時の達成感がすごく気持ち良かった。

後、そういう作業を一緒にしていると、思いがけない事を誉めてくれたり

(例えば、きっちりノート取ってますねとか、この発想はすごいねとか)

反対に、相手のいいところが見えてきて、それを口にしたりとか

会社の中で出来なかったこと、なかったことが自然と出来るようになってきたのが

自分でもびっくりだった。

それと、以前から言われている自分の長所の再確認も出来た。

(人から言ってもらえるから)


基本プログラムを受けているうちに「自分らしさ」を取り戻せて来たんじゃないかな?

そう思えるようになった。