2回目からのカウンセリングがほんとのカウンセリングスタートだそうだ。

1回目はあくまで問診的な感じ。

その内容から、次回からどうやっていこうかを主治医の先生と話て

方針を決めるらしい(うちの病院の場合)


この記事を書くためにいろいろ思い出してるんだけど、

最初の方の事はあんまり思い出せない。

子供の頃の事を中心に話していた様な覚えが。

後はリワークセンターのプログラムの一覧を見せて

これをやる予定なんだけど、どうかなと意見を求めたりしてた。


ほんと、病んでるから当たり前なんだけど、感情が不安定で

別に悲しい話や辛かった思い出を話してるわけでもないのに

ぼろぼろ涙が出てきて止まらないのが、すごく困った。

話を聞いてあげると言ってくれてる人が目の前にいるのに

その人に話せないってどういう事なの?しっかりしろ、私!と

自己嫌悪に陥るわ、カウンセラーさんに申し訳ないわで一人パニック。

この頃、ほんとに私は自分はどうしようもないダメ人間で

人にできるだけ迷惑を掛けないように生きていこうと必死だったから

泣いたり怒ったり、自分の感情を出したらいけないと思ってた。


だから、カウンセリング中に泣くのがあまりにも嫌で、何回か通った後に

「泣かなくなるまでお休みしていい?」と聞いたこともある。

「なんで?」と理由を問われたので

「だって、私は泣いたら先生困るでしょう?嫌でしょう?」と答えた。

そしたら

「最初に言ったように、ここは泣いてもいい場所ですよ。

それを受け止めるのが僕の仕事ですから、そんな事でお休みしないでください」

と言われた。

「それに、泣くのは悪い事じゃないし。泣いて気持ちが整理できるなら

それはあなたにとって十分いいことじゃないですか」

と付け足した。


泣いてもいいよなんて・・・

やっぱりこの人は神様だわ(笑)

有料だけど(笑)


このやり取りの後「ああ、泣いてもいいんだ。そんな事しても

この人は私の前からいなくならないんだ」と思えたことで、

心の閉ざしていた部分を開いてもいいかなと思えるようになった。