かれこれここまで自衛隊同期との思い出を書いてるうちに、同期に会いたくなってきた…

近いうちにまた同期会でも開催しようと思う。

さて今回はT君との思い出だ。

T君は美容にとても気を使っていた。お風呂上がりは保湿剤を塗ることを忘れない。

そしてとてもキレイ好きだ。

ポテチを食べる時は絶対に素手では食べない。絶対に箸で食べるのだ。それを見て野生人に近い性格の筆者はびっくりした。

逆にT君は素手で食べる筆者に驚いていた。


↑箸でポテチを食べるT君


T君はいかにもシティボーイといった雰囲気だった。声を荒らげることも無かった。

綺麗好きで美容にも念入りな彼はこだわりこそ強かったものの常に班を引っ張ってくれるリーダーのような存在だった。

他の班にも知人が居たようで、他の班と共同で何かをする時は、彼の存在が欠かせなかった。

しかしそんな穏やかなT君は嫌いなものがひとつあった。

それは「坊主」だ。

自衛隊の教育中は頭髪や服装に厳しい。

しかし現代の自衛隊では「坊主でなければならない。」という規則はない。

あくまでも「端正な髪型」となっている。

つまりスポーツ刈りや今流行りのフェードカットでも構わないのだ。

中には筆者含め何名か自衛隊=坊主のイメージがあり、入隊前に自主的に坊主にしてきた隊員もいる。我が4班が所属している区隊は自ずと坊主にするものが増えてきた。

当然教官からそのように指導をされたわけではない。

廊下にバリカンが置いてあり、自ずと刈っていく者が増えたのだ。

と言うより、以前のブログにも書いたような過密スケジュールでは、髪を切りに行っている暇はない。

しかし髪は伸びるものだ。日々汗まみれになる我々にとって、髪など邪魔な存在でしかなかった。

そして何より、「坊主にする過程」が面白いのだ。お互いに切るため、何かと坊主にする過程でふざけてしまう。わざとモヒカンにしてから坊主にする者、エガちゃんのような横だけスタイルにしてから坊主にする者、様々いた。

同じ区隊の中にはバリカン技術の高い「坊主職人」もいた。訳を聞くと野球部時代によく同級生や後輩の髪をカットしてあげてたという。

そのため大体の者がおふざけカットをしたのちに、坊主達人、あるいは班長に頼んで仕上げてもらう。

ちなみに筆者は坊主も鬱陶しくなりスキンヘッドにしたこともある。

そして本題に戻るが、彼はこの坊主を最後まで拒否した。しかし坊主7人の中に1人だけスポーツ刈りというのも違和感がある。みんなで説得し、泣く泣く坊主になることを受け入れた。


↑坊主になった筆者(左)とTくん(右)

班長に坊主にされてる誰か(後ろ)

※鏡にて撮影。

ちなみに先日の同期会にもT君が参加、企画してくれた。

帰り際にはサプライズで子供用品を出産祝にプレゼントしてくれた。本当に嬉しかった。


※ちなみに同期会後彼らと泊まる場所を探し、見つからずプライドを捨ててラブホテルを巡った。しかし駐車場は狭く男3人で駐車場内をUターンすべく自衛隊式誘導で何とか脱出した。同期の絆と自衛隊のチームワークが発揮された瞬間だった…(笑)