TVXQは近くにありて想ふもの

TVXQは近くにありて想ふもの

某国の赤い海を司る二人を愛でるブログです

鹿さん超リスペクトの兎ペンが、腐の目で思ったことを綴ります

妄想癖があるようです・・・

BL要素盛りだくさんですので、男性同士の絡みを良しとされない方はスルーしてくださいませ






今日は新刊がたくさん入ってくる日だったな
 
そんなことを思いながら店の掃除を始めた時だった




「こんにちは」




え?

と思い、振り向くと

レジの横に据えた小さな応接セットに腰掛けている青年




「え、君は・・・」

「あなたのお名前は?」

「あ、えっと・・・チョン・ユンホです・・・」

「チョン・ユンホさん?」

「ユノでいいよ、それで・・・君は」

「僕はシム・チャンミンと言います」

「シム・チャンミン・・・」




シム・チャンミンと名乗った青年は、ニコニコとこっちを見ている

彼が手にしているのは例の本、『初恋』だ




「その本は・・・」

「僕の持ち物でした、以前は」

「あ・・・じゃあ、君は・・・この本の?」

「本の、と言われても分かりませんけど
いつからか・・・僕はこの本と共にあるようです」

「・・・・・・・・・」




これはどういうことだろう

これまでは持ち込まれた「物」に触れることで、持ち主の「声」を聞くことができたけど

こうして実態を伴って来られたのは初めてで

俺は二の句が告げずにいた




「もしかして君、昨日少し笑ってた?」

「ああ・・・はい、すみません、ラーメンに豚キムチを入れるのが『豪勢』なんだなと思ったら
なんだか可笑しくて」

「味噌ラーメンに入れるのが特に美味いんだぞ」

「味噌ラーメン・・・確かに美味しそうですね」

「今度作ってやろうか」

「ふふ・・・食べられませんよ、だってこれは・・・ 
あなたの夢の中なんですから」

「えっ」









俺はベッドの上で丸くなっていた

もぞもぞと起き上がり、辺りを見回して

まだ窓の外は暗いのを確認し、枕元に置いたスマホを見るとまだ朝の六時過ぎだ

さっきの夢は・・・ただの夢か?

ベッドを降りて机に置いた『初恋』を手に取った

そして話しかける




おはよう、君は・・・チャンミンか?




しばらく待っていると




『おはようございます、ユノさん』




聞き覚えのある声が

俺の中にふわりと流れ込んできた

























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