病院行ってきました。 | 闘病ブログ〜リンパ芽球性リンパ腫〜

闘病ブログ〜リンパ芽球性リンパ腫〜

2014年6月悪性リンパ腫(T細胞リンパ芽球性リンパ腫)stage1と診断され、hyper-CVAD/MA抗がん剤治療8クールを行いました。放射線治療(17回)と2年の通院を予定しています。不妊対策とし卵巣凍結、卵子保存を行いました。少しでも同病の方への情報提供になればと思います。

二週間近く具合が悪く、薬が抜けるどころか嘔吐の症状も出てしまったので昨日病院に電話してみました
主治医の先生が外来に来てくれるのですぐ来て下さいと言われて、怠いし不安…入院になったらどうしよう~な気持ちで病院へ…。採血して診察…。とりあえず血液に異常な事はなく、薬が合わないのか胃腸炎なのか解らないので一旦抗がん剤はお休みして胃腸のお薬を貰いました。やっぱり胃腸炎だったのか昨日今日でかなり体調はマシになりました。もし薬が合わない場合は二年間もこれが続くんですか?と聞くと、「いや、合わなかったら流石に二年間もこの治療は出来ないよ。…でも良くない方向に考えるのは良くないから、胃腸炎かもしれないし三日間様子見よう」となりました……。

新しい先生は結構精神論を大事にしてる感じでポジティブなんですよね…私はネガティヴで心配性だから正直、前の女医さんの方が合ってたかも…。前の先生は慎重で心配性だったんだよね。最初はそれが苦手で…私は本来大雑把であっけらかんとした性格だったから合わないなぁ…と思ってたけど途中からどんどん心配事が増えてきて怖くなった時に真剣に話を聞いてくれて、私の不安が解消されるまで長時間話に付き合ってくれたりしてくれて信頼関係が持てたんですよね。先生も「最初はこの子に治療の大変さを理解して欲しいって思ってキツく言ってごめんね」と話してくれて…。私も治療や病気を軽く考えてた部分があって…。私はなんか自分が落ち込んでるとか不幸と思われるのが嫌で家族や友達、看護師さんの前で絶対泣きたくなくてお見舞いに来てくれてもけろっとして「強いね」「まあね」なんてやり取りしてたんだけど、先生の前ではすぐに泣いちゃってたなぁ。治療の話とか仕事の話とか一時退院の話とか…なんか訳もなくても話しててブワワッて泣いちゃってた。先生はお医者さんだから自分が今まで出会った人の中で一番頭も良いし、仕事も本当にハードで一人でたくさんの患者さんを抱えて…それなのに更に勉強もしなきゃいけなくて…。病状だけでなく患者の世間話にも付き合ってくれて…。「医者として100パーセントはないし100パーセントという言葉を使っちゃいけないけど私はそれくらい治したいと思ってる」と最後のクールが始まる前に言ってくれて、私はそれが本当に嬉しくて。

リンパ腫は手術とかと違って治療法決まってるしどの先生でもそんなに大差はないのかもしれないけど、やっぱり熱意を持って見てくれる先生だと安心出来るというか……。新しい先生も看護師さんからの評判もいいし教授だし今回もすぐ対応してくれて安心出来たけど、やっぱり一年近く見てくれてよく知ってくれてる先生にずっと見て欲しかったなぁ。