本日は、今年最後の書道教室でした。
書き納めです。
8月以降、父上が潰瘍性大腸炎で調子が悪くなり、県病院を紹介されて病名が判明、1週間の入院、退院後から投薬治療を開始以後、月4回のところ月2回ぐらいの参加になってしまっていますが。。。
今は点滴治療は8週間に一度になっているし、今後は途中薬をもらいに行くにしても休むのは月1回ぐらいで済むのではないかな・・・。
母の死後、急速に認知症が進んだ父上。
軽度の認知症と診断されましたが、投薬治療はされず、なんとか進行を食い止めなければ、と始めた書道。
「字を書く」作業は、脳を刺激して認知症進行を遅らせるには良いのではないかと思い、「私が通いたいから一緒に行こう」となんとか父上を説得し、毎週月曜日の午前中にカルチャーセンターに通うことになりました。
父上の認知症は自分の意思はあまり発揮されません。
なので、楽しいからとか行きたいからではなく、「今日は書道の日だよ。行くよ」というと「行く」という、私が行けば付いてくるというロボットのような感じです。
それでも。
書くために道具を準備し、字を書くということは、なんらか脳に刺激を与えているに違いありません。
外出するたびに、車の中でずっとしゃべりかけたり、あちこちの景色をながめたり、行った先では荷物を持ったり、渡したものをエコバッグに入れたり、買い物したときにカゴからエコバッグに詰める作業はどんなに時間がかかっても父上にやってもらいます。実際、動作は遅いし何をどうやって入れたらよいかわからないのでオロオロしたりします。見ているとイライラしますが、これも父上の脳のためだ、と言い聞かせ気長に付き合うようにしています。
昨日も。
いとこのお姉さんと一緒にフラワーアレンジレッスンに行ったので昼まえから外出し、夕方5時ごろ帰宅したのですが、半日ひとりにしておいたら、夜ご飯のときに話しかけても反応が鈍い。口数も少ないし、半分ぼーっとしている。
なので、一日中なんらかしゃべりかけたり、何かをさせたり、連れ出したりしないといけないのです。
年齢の割には体は元気だけれど、極端に人見知りで面倒くさがり、強情、プライドが高い性格のおかげで、デイケアには絶対行きません。
結局、私は仕事は辞めて、一日中家で父上の面倒をみないといけない訳ですが、家にいれば家事が忙しく、合間でパソコンで自分の仕事をしようと思いますが思ったほどの時間を費やすことはできません。
思うに。
こんな時間も限られたこと。
おそらく何十年も続きはしないでしょう。
できることを、できるうちにしたい。
親孝行。したいときに親はいない。
そうならないように、悔いを残さないように頑張っています。
母の時もそうだったので、母はリウマチで車椅子になってからは15年ぐらいでしたが、父と二人での母の介護だったので負担は2分の1。母は体の自由が利かず認知症は全くなかった。年々介護が大変になっていきましたが精一杯やってきたので後悔はありません。
父上は体は不自由ないけど認知症。父上が起きていて一緒にいる間は気が抜けません。
私もできればラクしたい人。面倒なことは嫌な性格。きっと、のんべんだらりと毎日を無駄にしないように神様が私に与えてくれた試練なのだと。
そう思って、この先後悔がないように頑張るしかありません。
さて、今日は午後からクリスマス飾りなどの片づけ、新年の準備をしました。
色んなところに飾っていたクリスマスグッズを片付けて。。。
今年も残すところあと5日。
ガンバラナイト~